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研修(OFFJT)の価値を研修屋がまとめてみた!

皆さん!こんにちは!
株式会社情熱の採用担当です!!

今日は、「研修(OFFJT)の価値」について書きます!!
弊社が支援している成長中の中小・ベンチャー企業が陥る課題の一つに、「過剰な現場主義からの脱却」というものがあります。

私の感覚的に、現場に任せっきりの属人的なマネジメントスタイルは、従業員が50名を超えたあたりから徐々に機能しなくなります。そこで重要なのは、高度に練られた研修(OFFJT)の戦略なのです!!

「そろそろ現場主義に限界を感じている、、、」
「とりあえず研修を取り入れてみたいけど、うまく機能するか不安、、、」
「何より社内メンバー・役員を納得させるのが難しい、、、

こんなお悩みを抱える人事の方にぜひお読みいただきたいです!!

研修(OFFJT)の価値は主に、3つ

【研修(OFFJT)って意味ある?現場(OJT)の方が実践的でいいでしょ】

こんなことをたびたび言われ、「研修にそこまでお金をかけても意味がない」という悪習が蔓延している今日の日本において、「研修の価値を理解し、証明できる記事」にできたらと思っています。イチ研修屋の意見ですので、参考程度にご覧ください。それではどうぞ!!

①再現性の高い教育の仕組み

改めて、研修(OFFJT)と現場(OJT)は明確に役割分担をすべきです。ここで考えたいのが、「研修(OFFJT)にできて、現場(OJT)にできないこと」についてです。そして、その筆頭が、再現性の高い教育の仕組みです。

例えば、新卒入社後すぐに、現場に配属されるとします。先輩に同行して、都度フィードバックを受けて、成長していけば、じきに成果は上がるでしょう。素晴らしいです。

しかし、この仕組みで教育を行う会社様からのご相談がここ最近、増えてきています。その内容が、「教育のナレッジが蓄積されていかない」ということです。

・上司のマネジメントの力量に、部下の成長が大きく左右される、、、
・成長できる人と成長できない人の格差が拡がる一方、、、、
・会社の成功パターンを共有できるようになれば、、、、

こんなことを考える人事の方からご相談いただくわけです。
この点において、研修(OFFJT)の強みを活用できます。

例えば、4月入社の新入社員に対して、10月にフォローアップ研修を実施するとします。ここで半年の振り返りを実施し、成功パターンのナレッジをシェアする。その研修を毎年実施することで、「うちの会社の新卒が、成長するための法則」がどんどん明確になっていく。最終的には、どんな新卒もこのフォローアップ研修を受けておけば、成長していくためのヒントを得られる。

こんな流れで再現性の高い教育の仕組みを作れるのは、研修(OFFJT)の強さです。

②行動変容の起爆剤

現場(OJT)で仕事に追われていると、自分の現在地を振り返る余裕がなくなりませんか?
ましてや、思い通りにいかないことだらけの新卒1年目だと、「今の自分、どんな感じかな?」と振り返る余裕があるはずないです。

「そもそも、そんなゆっくり振り返る必要ある?」

こんな意見もあるかもしれません。
もちろん、私の意見は、「ゆっくり振り返る必要がある」です。
なぜなら、人は自ら気づき、「変わらなければならない!」と強く思わなければ変わらない。そして、仕事に追われているとその余裕がないことが多いからです。

例えば、他責で考えてしまいがちな新卒がいたとします。その人が現場で先輩から「他人や環境にせいにしないで、自責で考えろよ!」とフィードバックされたところで変わりません。そもそも、言葉でフィードバックされたくらいで素直に改善できていたら、既にビジネス世界から他責な人が絶滅しているでしょう。

・他責と言われるけど、自責で考えているつもりなんだよな、、、
・自責で考えたくても、他責で考えちゃうんだよね、、、
・どうしたら、自責で考えられるようになるんだ、、、

こういった人たちが、研修(OFFJT)を通じて、「うわ、自分めちゃくちゃ他責で考えてるやん、、、ダサッ」と自ら気付き、変わろうという強い意志をもって初めて、現場での行動変容が生まれるのです。

となると、研修は、「受講生が自ら気付き、変わる」プログラム設計になっていないといけません。


こんな感じで研修をつくるのが、オススメです。
いくらスキルを身に付けても、根底に活躍する人の思考がないと、宝の持ち腐れです。研修(OFFJT)を通じて、根本の行動原理から変えていくことも時に重要です。

③採用と現場をつなぐ架け橋

新卒が3年で3割やめてしまう現代。
たくさんある原因のうちの一つに、「入社後ギャップ」があります。

・こんな仕事が大変だと思わなかった、、、
・社員さんが人が変わったように怖い、、、
・この仕事量でこの給料は割に合わない、、、

こんな本音を抱えて、退職していくのが新卒です。
なぜ、この「入社後ギャップ」が発生するのか?
これもたくさん原因があるかと思いますが、私的には、「研修(OFFJT)に力を入れていないから」だと考えています。

研修とは、採用から現場への橋渡しの役割を果たしています。
大なり小なりお客様扱いをしている採用・内定者段階から現場に配属された際に、実際の仕事量や労働環境にびっくりしてしまわないように、徐々に仕事の感覚を慣らしていくために、研修は存在します。

研修は、特にレジリエンスが低下しているZ世代にとって、なくてはならないものです。

まとめ

ぱっと思いついたことだけ書いたので、またまだMECEじゃないかもしれません。私が日々、人事のお客様と接し、セミナーなどで情報発信をしている中での最新の気付きを簡単にまとめているので、新鮮度は高いかなと思います。ぜひ、自社の研修(OFFJT)を強化する参考にしていただけたらうれしいです!!

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