Dev Mode: デザインから開発へ| Figma
Figmaの開発モードは、開発者のデザインからコードへの変換作業を支援します。デザインと開発の間のワークフローを合理化することで、何が作成されようとしているかを明確にします。
https://www.figma.com/ja-jp/dev-mode/
こんにちは!bravesoft開発部長の木戸です!
2025年7月25日に、Figma Japan様主催の「デザインからコードへ:Dev Mode MCPサーバーの活用」をテーマにしたイベントにスピーカーとして登壇してきました!
この記事は、その登壇レポートになります。よろしくお願いいたします。
私の紹介動画はYoutubeで公開していますのでもしよければこちらもご覧ください。
そもそもDev Modeとは?
登壇の背景
登壇内容のご紹介
当日の熱気と反響
さいごに
FigmaのDev Modeは、デザイナーと開発者の連携を円滑にし、デザインから実装までのプロセスを効率化するための開発者向け機能です。
デザインデータを開発者が扱いやすい形式で表示し、コーディングに必要な情報を迅速かつ正確に取得できるよう設計されています。個人的にも、この機能には非常に助けられています。
より詳しい情報は、Figmaの公式サイトをご覧ください。
本イベントへの登壇は、6月中旬に弊社CDOの青木経由でFigma様よりご相談をいただいたのが始まりです。イベントテーマが「Dev Mode」であったことから、日頃から業務で活用しているエンジニアとしてお声がけいただきました。
当初は、弊社の活用事例が他の企業様の参考になるだろうかという懸念もありました。しかし、Figma様との打ち合わせを重ねる中で、「Figmaの導入によって、bravesoftの開発フローやチーム内のコミュニケーションが大きく改善されたという実体験は、非常に価値がある」とのお言葉をいただきました。
その一言が決め手となり、我々の経験が少しでも皆様の課題解決のヒントになればという思いで、登壇をお引き受けいたしました。
当日のスライドはこちら
登壇内容をざっくり紹介させていただきます!
■発表内容のテーマ:Figmaがもたらした開発体験の変革
当日の登壇では、弊社が「明日をオモシロク」というビジョンのもとで、どのように開発プロセスを改善してきたかをお話ししました。
■かつての課題:煩雑化するデザイン管理
以前、私たちはイベント業界向けプロダクト「eventos」の開発において、Adobe XDやZeplinを使用していました。しかし、機能追加を重ねるうちにデザインファイルは複雑化し、一貫性の維持やメンテナンス性に大きな課題を抱えるようになっていました。
■転換点:Figma導入とデザインシステムの構築
その状況を打破すべく、2022年頃からFigmaへ移行し、デザインシステムを構築。これにより、煩雑だったデザイン資産は一元管理され、メンテナンス性が劇的に向上しました。
■現在:Figmaが生んだ「文化」と「新たな挑戦」
技術的な改善以上に大きな成果は、チーム内でデザインの「正解」を共に議論し、共有する文化が生まれたことです。現在、Figmaは社内のコミュニケーションハブとして機能しており、さらにAIを活用したデザインのコード化といった新たな開発体験の創出にも繋がっています。
今回の登壇では、この一連の変革の道のりについてご紹介しました。
当日はオフライン・オンライン合わせて1,500名を超える多くの方にご覧いただけたとお聞きし、心より感謝申し上げます。
会場の皆様が非常に温かい雰囲気で耳を傾けてくださったこと、そしてFigmaスタッフの皆様の手厚いサポートのおかげで、大きな緊張の中でしたが、無事に発表を終えることができました。
当日はX(旧Twitter)でも多くの感想が投稿され、大変な盛り上がりを見せていたようです。これほど反響の大きなイベントに登壇させていただき、改めて光栄に思います。本当にありがとうございました!
Figmaのカップケーキかわいいですね🧁お味も美味しかったです
オフラインでの参加者には来場者特典もありました!
弊社からも若手のエンジニアメンバーが参加してくれました!嬉しい限りです
当日は、会場に集まった多くのデザイナーやエンジニアの皆様と、デザインと開発をテーマに意見交換ができ、非常に有意義な時間となりました。
この2年間、私たちのやり方が正解なのか、手探りで試行錯誤を続けてきました。
しかし今回、そのプロセスや体験談をお話し、ご参加の皆様と「試みの価値」を共有できたとき、これまでの道のりが報われるような、何より嬉しい気持ちになりました。
当日お声がけくださった皆様、Xで温かいコメントをくださった皆様、そしてオンラインで応援してくださった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。
また、会場に入ってから出るまで、ホスピタリティ溢れる運営でイベントを支えてくださったFigmaの皆様。そして、控え室で共に緊張感を分かち合い、イベントを一緒に作り上げた、株式会社ゆめみのご担当者様。皆様のお力添えがあったからこそ、最高の発表ができました。本当にありがとうございました。
最後に、この記事をここまで読んでくださった方々にも、心からの感謝をお伝えします。
bravesoftでは、私たちと一緒にプロダクト作りやイベントの成功を目指してくれる仲間を募集しています。日進月歩のAI技術を追い求める探究心のある方、そして、イベントを支え、人にしかできないことで喜びを創出したいという情熱のある方。どちらも、bravesoftで大いにご活躍いただけるはずです。
少しでもご興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
ご応募をお待ちしております!