新卒で会社に入り、研修を受け、OJTで経験を積む──。
それが、エンジニアになるための「王道」だと、誰が決めたのでしょうか。
今回ご紹介するあなちゃんのキャリアは、そんな「当たり前」からは少しだけ外れた道を歩んできました。
彼女が選んだのは、大学在学中からフリーランスとして実践の渦に飛び込み、誰よりも早く、誰よりも濃い経験を積むという道でした。
彼女を突き動かした、たった一つのシンプルな行動指針とは何か。
周りと違う道を選ぶことに、少しだけ臆病になっているあなたの背中を、そっと押してくれる物語です。
ぜひご覧ください🌱
目次
Profile
Career
なぜエンジニアに? 興味の原点は「パズル」
「最短で成長したい」その一心で、フリーランスの道へ
個人の限界を痛感し、チームでの成長を求めて
昨日できなかったことが、今日できるようになる楽しさ
誰かの価値を創造し続ける人生を
Profile
2000年生まれ/東京都生まれ(香川県にも住んでました)
玉川大学 工学部 ソフトウェアサイエンス学科卒業
趣味:寝ること、美味しいものを食べること
好きな技術/言語:TypeScript
Career
2022年7月 ~ 2023年3月
在学中にWebアプリケーション開発プロジェクトに参画。
LINEのサブスクリプション管理システムの開発において、詳細設計からフロントエンド・バックエンド双方の実装まで担当。ライブラリのメジャーバージョンアップデートやマイグレーションも経験する。
2023年1月 ~
家業である賃貸投資を目的とした株式会社を設立。
会社経営を行う傍ら、フリーランスとしてプロジェクトに参画し、開発業務に従事。
2023年3月
玉川大学を卒業
2023年7月~ 2023年12月
デジタルアート制作を請負で担当。
ChatGPTと連携するインタラクティブアートの制作において、WebGLを用いた3Dモデルの設計・実装を担当。短い納期に対応するため、フレームワークを使用せず効率的な開発を実現。
2024年1月 ~ 現在
bravesoft株式会社に入社。
受託案件及び自社プロダクト開発におけるWebアプリケーションのフロントエンド・サーバーサイド開発、保守、詳細設計、ディレクターサポート業務を担当。
まいまい 「あなちゃん、本日はよろしくお願いします! すごく緊張してるのが伝わってくるけど、リラックスしていこうね(笑)」
あなちゃん 「めっちゃ緊張してます(笑)でも、この記事を読んでbravesoftに興味を持ってくれたり、『エンジニアって面白そう!』と誰かの背中を押すきっかけになったら嬉しいです。よろしくお願いします!」
まいまい 「こちらこそ!あなちゃんが選考を受けてくれたのって、もう1年半くらい前になるんだね。年の瀬の忙しい時期に、2週間という短い期間で内定承諾まで進んだのを鮮明に覚えてるよ。初めてお話させてもらったカジュアル面談の時から思ってたけど、bravesoftでエンジニアとして働きながら、ご自身の会社の代表取締役もされているなんて、ユニークな経歴だよね!」
あなちゃん 「そうなんです。祖母が香川で経営していた会社の株式を受け継ぐにあたり、家族で話し合った結果、私が代表を務めることになって。会社名は姉と相談して花の名前からとって付けました。」
まいまい 「素敵なお話だね!今日は、そんなあなちゃんのユニークなキャリアがどうやって形作られてきたのか、その背景にある価値観や物語をじっくり深掘りさせてください!」
なぜエンジニアに? 興味の原点は「パズル」
まいまい 「あなちゃんが、そもそもエンジニアに興味を持ったきっかけって何だったの?」
あなちゃん 「原点は、高校の情報の授業がすごく好きだったことですね。関数を組んだり、ロジックが問われるパズルを解いたりすることに楽しさを感じていて。物事の仕組みを考え、論理的に組み立てていく作業が好きだったんです。」
まいまい 「なるほど!昔から理系科目が得意だったんだね。」
あなちゃん 「はい。社会みたいに暗記したり、国語の長文を読んだりするより、答えがはっきりしている数字の方が親しみやすくて。それで理系に進んだんですが、実は大学進学の時、工学部でプログラミングを学ぶか、診療放射線技師になるかですごく迷ったんですよ。」
まいまい 「え、そうだったの!?全然違う分野だね!」
あなちゃん 「高校までずっとバスケをやっていて、怪我で病院にお世話になることが多くて。それで診療放射線技師という仕事に興味があったんです。でも、バスケも怪我の影響で完全燃焼に終わってしまって…。『自分のために頑張らなきゃ』と思うと、なぜか力が出ないタイプだったんですよね。」
まいまい 「自分のためだと、あんまり頑張れない?」
あなちゃん 「そうなんです。小学生の頃からずっとチームスポーツをやってきたので、『誰かのため』『チームのため』に頑張る方がモチベーションが保てるんです。それで色々考えた結果、第一志望ではなかったのですが、一番ワクワクする『ものづくり』の道に進もうと決めて、玉川大学のソフトウェアサイエンス学科に進学しました。」
まいまい 「なるほど、あなちゃんの優しさや周りをよく見る力は、バスケの経験から来てるんだね。まさに天職だったのかもね!」
あなちゃん 「ありがとうございます! Javaをメインに学んでいたんですが、パズルを組むような感覚がとにかく楽しくて。でも、大学での学びを深める中で、『この知識は、社会でどう活きるんだろう?』という漠然とした不安と、『普段使っているWebサービスやアプリは、一体どんな仕組みで動いているんだろう?』という純粋な好奇心が湧き上がってきたんです。机上の学問だけでなく、自分の手で何か形あるものを作りたい。その思いから、最も身近で学び始めやすかったWebアプリケーションの世界へ、まずは自分で作ってみることから挑戦を始めました。」
「最短で成長したい」その一心で、フリーランスの道へ
まいまい 「すごい行動力…! 普通なら、そこから就職活動に進むと思うんだけど、在学中からフリーランスとして働き始めたんよね?」
あなちゃん 「はい。私のキャリアは、常に『自身の成長』を軸に選択してきました。最初の目標は、ただ作るだけでなく『実際に多くの人に使われ、ビジネスとして成り立つWebアプリケーションを自分の手で生み出す』こと。その一心で開発の世界に飛び込みました。その後フリーランスとして独立し、自ら案件を獲得して企画から納品まで一貫して携わることで、がむしゃらに実践的なスキルと経験を積み上げてきました。」
まいまい 「なるほど。最短で成長するために、あえて実践の道を選んできたんだね。」
あなちゃん 「そうですね。早く実務経験を積んで成長していきたいという気持ちが強かったです。」
個人の限界を痛感し、チームでの成長を求めて
まいまい 「フリーランスとして活動する中で、なぜbravesoftへの入社を考えたのか教えてほしい!」
あなちゃん 「はい。個人の力だけでは得られる経験の幅に限界があること、そして組織の中でこそ実現できる大きな成長があるのではないかと感じるようになったのが一番の理由です。」
まいまい 「なるほど、フリーランスで実践を積んできたからこそ、次のステップが見えてきたんだね。具体的にはどんな環境を探してたの?」
あなちゃん 「はい、次のステップとして、中規模から大規模サービスの開発にチームで挑戦できる環境を求めていました。そんな時にエージェントの方から、受託開発と自社サービスの両方を手掛け、エンジニアが常に新しい技術や領域に挑戦できる文化を持つbravesoftを紹介されたんです。」
まいまい 「事業内容や挑戦できる環境が、あなちゃんの求めていたものとマッチしたんだね。それ以外に、最終的な入社の『決め手』になったことって何かあった?」
あなちゃん 「一番の決め手は、やっぱり『人』でした。最初にまいまいさんとカジュアル面談でお話した時から、すごく話しやすい雰囲気を作ってくださって。『この会社の人ともっと話してみたいな』と思えたのは大きかったです。その後の面接でお会いしたCTOの木戸さんや開発部長の藤本さんのお人柄も本当に魅力的で、『この人たちと一緒に働きたい』と強く感じ、迷いなく入社を決意できました。」
まいまい 「入社してからは、すぐに開発業務に?」
あなちゃん 「いえ、それが最初は違ったんです。開発をやる気満々で入社したんですが、当時、大規模アプリの画面仕様書を作る人が足りていなくて、その担当になりました。」
まいまい 「ええっ、それは想定外だったね。正直、どう思った?」
あなちゃん 「最初は戸惑いました。自分の書いた資料の品質に不安はありましたし、一人での作業なので誤字脱字を見落としがちで…。」
まいまい 「うわー、それはプレッシャーかかるね。開発がしたくて入ったのに、いきなり一人で仕様書って…。心が折れそうにならなかった?」
あなちゃん 「でも、この経験が結果的にものすごく自分の力になったんです。システム全体の流れを俯瞰してイメージする力がつきましたし、お客様への提案能力も格段に上がりました。」
まいまい 「遠回りに見えて、実は成長への近道だったんだね。困った時は、周りのサポートはあった?」
あなちゃん 「はい、本当に助けられました。PMの滝川さんがアドバイスをくださったり、エンジニアの藤本さんがレビューをしてくださったりと、いつでも周りに相談できる環境があったおかげで乗り越えることができました。」
昨日できなかったことが、今日できるようになる楽しさ
まいまい 「チームで働く中で、フリーランス時代と比べて何か変化はあった?」
あなちゃん 「開発スタイルが大きく変わりましたね。フリーランスの時は自分さえ分かれば良かったのですが、チームでは他の人が読んでも理解しやすいように、コードの書き方や設計のルールをしっかり決めることの重要性を学びました。今は、技術的な部分、特に設計や負荷、セキュリティ、保守性の高いコードを書く知識がまだ弱いと感じているので、そこを強化していきたいです。」
まいまい 「フリーランスの経験があるからこそ、チーム開発の良さもより感じられるんだろうね。 “翻訳力”も、今の仕事で活きてるんじゃない?」
あなちゃん 「そうですね。お客様とのコミュニケーションや関係構築力は、現在の業務で大きな力になっています。単にコードを書くだけでなく、『お客様が本当に気にされている点はどこか』『開発の過程で躓きやすいポイントをどうすれば分かりやすく伝えられるか』といった、技術的な課題を円滑に解決するための“翻訳力”は、プロジェクトを前に進める上で非常に活かされていると感じます。」
誰かの価値を創造し続ける人生を
まいまい 「フリーランス時代から今までのお話を聞いていると、あなちゃんの成長スピードには本当に驚かされる!そのエネルギーで、これからbravesoftでどんな目標を描いているのかを聞かせてほしい!」
あなちゃん 「将来的には、ただコードを書くだけでなく、開発現場を深く理解したディレクターやPM(プロジェクトマネージャー)になることが目標です。エンジニアとして細かい挙動の違いやUXへの気づきをディレクターに伝えるなど、ビジネス的な視点を取り入れたコミュニケーションを意識しています。現場のコードを知っているからこそできる提案を通じて、お客様との強固な信頼関係を築ける、そんな唯一無二の存在になりたいです。」
まいまい 「エンジニアの視点を持ちながら、ビジネスサイドとの橋渡しができるPM、最高だね!そういう視点を持っているあなちゃんだからこそ聞きたいんだけど、これからの時代、『市場価値の高い若手エンジニア』ってどんなスキルを持っている人だと思う?」
あなちゃん 「AIのような最新技術をしっかりキャッチアップしていて、コミュニケーション能力とリスク管理能力が高い人だと思います。特にAIは、ただ使うだけじゃなくて、その情報が正しいか、セキュリティに問題はないかといった前提知識を持って、いかに適切に活用できるかが重要だと感じています。私も個人の時間でCursorやChatGPT、クラウドサービスを触って、常にキャッチアップするようにしています。」
まいまい 「なるほど、常に最新技術にアンテナを拡げて、インプットを続けているんだね!あなちゃんの今後の活躍がめちゃくちゃ楽しみ!ちなみに、仕事に全力なあなちゃんだけど、プライベートは何をしてリフレッシュしてるの?」
あなちゃん 「休日は、趣味で個人開発に没頭することもあれば、友人と集まって出かけたり、ゲームを楽しんだりしてリフレッシュしています。最近は特に、人と顔を合わせてコミュニケーションを取りながら進めるボードゲームにハマっており、仕事とは違った形での思考や対話を楽しんでいます。」
まいまい 「ボードゲーム!それもなんだかロジカルな思考とか、対話が大事なところが、あなちゃんらしいね(笑)今日のお話はとってもパワフルで、めちゃくちゃ刺激をもらったよ!最後に、未来の仲間に向けて一言お願いします!」
あなちゃん 「bravesoftは、現状に満足せず、常に成長と挑戦を求める人にとって良い環境です。正直に言うと、経験豊富なミドル層やシニア層がまだまだ厚いとは言えません。しかし、それは裏を返せば、私達のような若手であっても意欲さえあれば、どんどん重要なポジションや役割を担っていけるチャンスに溢れているということでもあります。この環境で、会社の未来を共に創っていくことに挑戦したい方、ぜひ一緒に切磋琢磨し、会社と共に成長していきましょう。お待ちしています!」
まいまい 「熱いお話を聞かせてくれてありがとう!あなちゃんの言葉が、未来の仲間たちの背中を押してくれると信じてる!」
エンジニアの視点を持ちながら、ビジネスの課題を解決する。
あなちゃんが目指すのは、技術とビジネスの架け橋となる、次世代のプロジェクトマネージャー。
彼女のように、自身の成長を会社の成長に繋げ、新しい価値を創造したいと願う若き才能が、これからのbravesoftを創っていきます。
彼女の挑戦は、bravesoftの未来そのものです。
この記事を読んでbravesoftに少しでも興味を持った方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?
あなたからのご応募を、心よりお待ちしています!🌼