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“ボールを拾うこと” は、 “その人の不安を一緒に持ってあげること”

未経験エンジニアとして、新卒でアソビューへ入社

 2014年、未経験エンジニアとしてアソビューに新卒で入社した山内。入社7年目を迎え、今ではマーケットプレイス開発部の部長として、アソビュー!の開発を担当している。そんな6年前の山内の最初の上司が、現在のVPoE 服部だった。開発の右も左も分からなかった山内が日々目にしていたのは、社内の困っている人、その後ろにいるゲストやパートナー(遊びを提供する事業者)のお困りごとを見つけては、積極的に “ボールを拾う”(=誰も手をつけていないお困りごとや依頼、仕事を拾い上げて対応する) 服部の姿だった。


“ボールを拾うこと” は、“その人の不安を一緒に持ってあげること”

 日々挙がってくる社内でのお困りごとや、ゲスト・パートナーからのお問い合わせは、中を見ると実際にどうなっているか分からないため、”ボールを持つ” ことはとても勇気がいる。「困っている人は、どうすればいいかわからないから僕らに聞いている。一旦ボールを拾ってあげることは、その人の不安を一緒に持ってあげることなんだよ」その服部の言葉を聞いて、見よう見まねで、自分に解決できる問題なのかどうかに関わらず、困っている人がいたら、一旦自分が “一緒にボールを持ってみる” ことにした。もちろん、エンジニアになりたての山内一人では、どうにもできないことばかりだ。そんな時も、「一度調べてみますね」と積極的にボールを拾い、周りの分かる人に解決方法を聞いて回った。目の前のゲスト・パートナーの課題解決には、自分の理解や技術の向上が必要だ。“ボールを拾う” ことで、困っている誰かに直面し、そのお困りごとの解決には自身の成長が必要だと実感する場面が多かったからこそ、山内は “FOR YOU(=すべては顧客の期待を超えるために)” というアソビューのバリューを体現し続けるため、貪欲に成長を続けた。


2024年、正月真っ只中を襲った能登地震 不安なゲストを思い、気づいたら動いていた

 今年の元日、休みだったため地元に帰ろうとしていた山内。関東でも揺れを感じ、スマホを見ると、北陸地方で大きな地震があったことを知った。PCを開き、メンバーの安否確認を終えたとき、「北陸のゲストに不快な思いを与えてしまうメールはないか」という懸念を目にし、アソビューからゲストに送られるクーポンの有効期限のお知らせと利用促進のメールが、全ての人に送られてしまうことを知った。特定の地域へのみメール配信を止めたことはなく、現状では制御する術がなかった。「不安な思いや辛い思いをしている北陸のゲストがメールを受け取ったらどんな気持ちになるだろうか」ゲストを思った山内は、気づいた時には手を上げていた。

 次の日には、メールが配信されてしまう。同じく手を上げたメンバーと共に、その日のうちに実装するべく方法を調べ始めた。調査、修正、レビュー環境でのリリース、本番環境への実装完了まで、夜中までかかってなんとか間に合わせることができた。使命感溢れる2人の働きにより、1月2日に送付されるメールの配信を止めることができ、今後不測の事態があった際には特定の地域への配信を止めるマニュアルも完成した。


「遊びが見つかる」場所にするために

 山内が思い描くアソビューは、まだ名前も知らない、だけど自分に合う “遊び” にどんどん出会わせてくれるような「遊びが見つかる」場所だ。そんな場所をつくるため、今日も「だって困っている人がいたら助けたいじゃん」と、困っている人を見つけ、ボールを拾って積極的に巻き込まれながら、一緒に働く仲間と共に、ゲストやパートナーの課題解決をしている。

(文責:CEO室 南部彩乃)



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