IWAI OMOTESANDOでは現在、次なる挑戦に向けて、新しい料理人の仲間を募集しています。
「どんな想いで料理に向き合っているか」
「どんな仲間と働きたいか」
といった“その人らしさ”を大切にしながら仲間集めをしたい。
そんな想いから、スタートしたこの企画。
実際にIWAIの現場で働く料理人たちのリアルな声を通して、キッチンの空気やチームの想いをお届けしていきます。
第3回は、料理長の佐藤と、デピュティゼネラルマネージャーの齋田に人事の工藤がインタビュー。
口コミNo.1の評価をいただくIWAIの料理のこだわりや工夫について話を聞きました。
(写真左から)工藤、佐藤、齋田
目次
- 「美味しい」だけじゃ、記憶には残らない
- 五感に刻まれる“饗宴”を
- 料理人として、こだわれる自由がある
- 記憶をつくる、人生に寄り添う料理
- IWAIでは、共に挑戦する仲間を募集しています
「美味しい」だけじゃ、記憶には残らない
工藤:IWAIの料理って「美味しい」だけじゃなくて、
「心に残った」「人生で一番だった」といった感想が多い印象がありますよね。そうした“記憶に残る料理”って、どうやって生まれているんでしょうか?
齋田:結婚式って、友人や家族、大切な人たちが集まる、まさに“人生の節目”ですよね。
だからこそ、料理もただ食べて終わるものじゃなくて、会話のきっかけになったり、ふとした時に思い出されたりするような存在であってほしい。そんなふうに考えながら、いつも料理に向き合っています。
佐藤:実際に、「料理をきっかけにゲスト同士で会話が弾んだ」とか、「式が終わった後も、あの味だけはずっと覚えている」という声をいただくことが本当に多いんです。
工藤:実際に投稿いただいている口コミにも、そういった声がたくさん集まっていますよね。
「見た目の美しさに驚いたけど、食べたらもっと驚いた。
こんなに一品一品の印象が残ってる結婚式は初めてでした」
(30代・参列ゲスト)
「家族と『あの料理、美味しかったね』って、
帰り道もずっと話していました」 (40代・新郎ご親族様)
引用:ウェディングパーク IWAI OMOTESANDO 閲覧日:2025年4月12日
佐藤:はい。まさにこう言った感想をいただけることが、IWAIの料理人としての喜びです。
齋田:結婚式って、友人や家族、大切な人たちが集まる人生の節目ですよね。だからこそ、料理はただ美味しいものとして食べて終わるものではなく、その日の“記憶”そのものになっている。それが僕たちの目指す姿です。
五感に刻まれる“饗宴”を
工藤:IWAIではよく「饗宴(きょうえん)」という言葉を耳にしますが、それって具体的に、どんな体験を指しているんでしょうか?
齋田:IWAIでは、料理・空間・時間、そしてそこにいる人の表情や想いまですべてを“饗宴”と捉えています。料理そのものだけでなく、それを届ける人の所作や空気感まで含めて、おもてなしと考えているんです。
佐藤:味そのものだけじゃなく、料理がどんな会話を生むのか、どんな空気をつくるのかまで考えながら設計しています。
たとえば、メニュー表には料理名を載せず、食材だけを記載しているんです。そうすることで「これってなんだろう?」「こんな味がする」と、自然とゲスト同士の会話が生まれる。そんな“温かなつながり”まで、料理の一部だと考えています。
齋田:料理だけでなく、ドリンクも同じです。ノンアルコールカクテルも料理との組み合わせから生まれる体験を大切にしながら、すべて館内で手作りしています。お酒が飲めない方やお子さまにも「特別な体験だった」と感じてもらえるよう、誰一人取り残さない工夫を重ねています。
季節ごとのコースに合わせたオリジナルのノンアルコールカクテル
工藤:なるほど。まさに“料理を通じた体験”ですね。
そう考えると、釜飯の演出もとても象徴的だと感じます。あれには、どんな想いがあるんでしょうか?
佐藤:釜飯は、IWAIの象徴的な一皿です。「同じ釜の飯を食う」という日本の文化を、結婚式という場に昇華させた演出で、新郎新婦がゲストに自ら振る舞います。料理を手渡すその瞬間に会話が生まれ、表情が和らぎ、空間に一体感が生まれていく。料理が人と人の心をつなぐ時間になるんです。
齋田:料理だけじゃなく、すべての体験が記憶になる。
それが、IWAIが大切にしている“饗宴”のあり方なんです。
料理人として、こだわれる自由がある
工藤:ここまでお話を聞いてきて、IWAIの料理は「体験そのもの」として本当に丁寧につくられているんだなと感じました。 そういった記憶に残る料理をつくるうえで、食材選びなどはどう工夫されているんですか?
佐藤:大事にしているのは「意味のある食材を選ぶこと」です。
旬のものはもちろんですが、「どんな表情や感情になるか」「どんな風に思い出して欲しいか」──そんな観点からも考えます。
そうした表現を実現するには、料理人としての“自由度”が欠かせません。IWAIでは、婚礼業界の中でもかなり原価率が高く設定されているので、本当に使いたいと思う食材を選ぶことができています。
齋田:「これ、贅沢すぎないかな?」と思っても、佐藤さんは「意味があるなら、やるべき」と判断してくれますよね。
佐藤:はい。大事なのは“なぜこの食材なのか”。
「美味しい」のは前提として、その先にある“記憶に残る一皿”をつくるために、毎回試行錯誤しています。
食材を提供してくださっているパートナー企業様を訪問
記憶をつくる、人生に寄り添う料理
工藤:私自身、IWAIの式に何度も立ち会ってきましたが、ゲストの「この料理、忘れられないね」という会話を聞くたびに、料理の持つ力を実感します。
佐藤:僕も、昔は「美味しい料理を出せたらそれでいい」と思っていた時期がありました。
でもIWAIでは、味だけでなく「どう記憶に残るか」を考える。
それが料理人としての面白さだと思っています。
齋田:本当にそうですね。
IWAIの料理は、人生に寄り添う“体験”として記憶に残るもの。
それを仲間と一緒につくれることに、僕自身とてもやりがいを感じています。それを一緒に形にしていける仲間と、これからも新しい景色を見ていきたいです。
IWAIでは、共に挑戦する仲間を募集しています
「婚礼料理は制約が多い」と思っていた。
でも実際は、自由に挑戦できるフィールドが広がっていた──。
そんな驚きや面白さを、次の誰かにも体験してほしいと考えています。
現在【料理長(候補)・副料理長】を募集しています。
もし、この記事を読んで
「まずは話を聞いてみたい」
「一度IWAIを見学してみたい」
そう思ってくださった方は、ぜひ気軽にご連絡ください。
【こんな方との出会いを楽しみにしています】
・「婚礼料理」のイメージをくつがえしたいと思っている方
・もっと自由に、もっと本気で、料理に挑戦したい方
・人の人生に寄り添う、特別な一皿を届けたい方