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UPSIDERへの思い
プロダクトチームの解散を経験し、新たな挑戦の場として出会ったのがUPSIDER。ご紹介をいただいてから、あらゆる情報に触れて一気にUPSIDERの世界観へ引き込まれていきました。UPSIDERの「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションを実現し、「え!あのサービス作ってる人!?ありがとう!」と感謝されるような、そんなプロダクト作りに貢献をしていきます。
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UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。
今回語ってくれたのは、2024年6月にフロントエンドエンジニアとして参画したShunsuke Nakamura(中村 駿介、以下Shunsuke)さん。
理学療法士の大学を卒業し、病院での勤務から独学でプログラミングを勉強し、一心発起し飛び込んだITエンジニアとしての新しい世界。通信キャリアの基幹システム開発を経験したのちに、介護スタートアップへ挑戦。介護の課題を解決するロボット開発に従事したのちにUPSIDERへ参画。自ら「誰かの役に立ちたい」と何度もアンラーンをして飛び込み挑戦を続けてきた彼のキャリアについて深掘りしました。
2024年6月にShunsuke Nakamuraさんです
「医療・介護業界に役に立ちたい」理学療法士からエンジニアへ挑戦
ーーまずは自己紹介をお願いいたします。
はじめまして。2024年6月にフロントエンドエンジニアとして参画したShunsukeです!
2016年に理学療法士の大学を卒業し、病院での勤務からキャリアをスタートしました。
その後ひょんなきっかけでプログラミングの面白さを知り、のめり込むように独学で学びました。システムエンジニアとして職種を転換をし、SES企業へ入社したのがエンジニアとしての始まりです。通信キャリアの基幹システム開発を1年経験した後、シード期の介護スタートアップに転職。
コミュニケーションロボットを開発やヘルスケア領域のWebプロダクトの開発に携わってきました。プロダクトチームの解散が決まり、出会ったのがUPSIDERです。
UPSIDER の事業は介護やヘルスケア領域だけではなく、すべての業界の発展に大きく貢献できるものと確信しました。その社会的インパクトの大きさと、未来への解像度の高さにワクワクしました。そしてテックチームのエンジニアを始め、選考に関わる人たちの人柄に惹かれ、参画を決めました。
UPSIDERでは、法人カード「UPSIDER」のWebアプリを担当するフロントエンドエンジニアとして活動していきます。
ーーShunsukeさんのキャリアのスタートは理学療法士だったんですね。そこからなぜエンジニアへ転身されたのでしょうか。
はい、理学療法士の大学を経て、新卒で山口平成病院というリハビリテーション病院に就職しました。
山口平成病院への入職を決めたのは、当時の科長の人柄に惹かれたことが多いです。また奨学金を借りていたため、実家から通える範囲で職場を探していた、そんな事情もありました。
理学療法士の仕事はやりがいを感じる機会が多く、充実した日々でした。
しかし10年、20年後を見据えたときに、業界の特性上、給与面の問題がどうにもならないと感じるようになりました。リハビリや介護領域にはやりがいを感じてたので、「同じ業界で役に立てるシステムエンジニアはどうか」と一心発起。
ProgateやUdemyの教材などを試してみたところ、「これはハマる!」と確信し、転職を決意しました。未経験の異業種転職のため、年収が100万円以上減ることを覚悟し思い切って飛び込んでみることにしました。
エンジニアに転身し1社目は福岡のSES企業で、派遣されたお客様先で課題解決にあたりました。派遣先は通信キャリアの基幹システムチームで、データベースやストアドプロシージャの基本設計から内部結合試験に関わりました。
「エンジニアとして、医療・介護業界に貢献したい」その思いを抱き続ける日々を送っていたところにSNSで福岡の介護スタートアップを知り、「ここだ!」と胸が高鳴り、会社ホームページへ直接連絡をしていました。その後はトントン拍子に転職が決まり、念願の医療・介護業界へエンジニアとして戻る事になりました。
そのスタートアップは、介護施設をいくつか経営しながら、VCから資金調達を行い、認知症高齢者向けのコミュニケーションロボットを開発している会社でした。
私が入社した時はエンジニア3人目というまだ創業期の少数精鋭のフェーズでした。
試作品ロボットを開発しては自社施設で検証するを何度も試行錯誤しながら繰り返し、バックエンド、フロントエンド、インフラ、ハードウェアなど、幅広い経験を積むことができました。
理学療法士の時の写真
アンラーニングを繰り返しながら、課題解決と向き合い続けた介護スタートアップでの日々
ーー前職での介護スタートアップでは、コミュニケーションロボットを開発するという難易度の高い挑戦に取り組んでいたのですね。どんな困難がありましたか?
1社目のSES企業では、未経験のエンジニアが多く派遣されている環境でした。ウォーターフォールな開発体制で、コーディングチームから半年程度で基本設計やタスクの振り分けなどを任されるようになり、自信をつけながら仕事を進められる環境だったはありがたかったです。
しかしスタートアップに飛び込んでみたら、それまでの自信が音をたてて崩れていきました。
現場で課題を集め、タスク化し、抽象的なタスクから実装、テスト、検証、運用までを数人で行う環境でした。前職との違いは、「要件定義から必要なこと」と「解決手段の選択肢が絞られていないこと」です。
前職では、要件定義があり、データベースに対してなにかすることが確定している状況で設計を行う仕事でした。
ロボットと会話した高齢者の方の「この子との話がなんか噛み合わない」という声に対して何ができるか考えタスク化していくことが必要でした。こうした抽象度の高い課題を具体的なタスクに落とし込むことができず、先輩には「本当に他に選択肢はない?」「それは本当に必要?」「そもそも課題は何だった?」「そもそも課題はそれであってる?」と何度も軌道修正をしてもらいました。
課題が解決できるなら、コーディングが発生しない選択肢もあるし、課題の本質が別のところにあって解決すべき対象が違うかもしれない、という気づきは考え方を大きく変えるものでした。まだまだ意識していてもできていないことも多いですが、入社当初に比べると一歩引いて考える力がついたと思います。
チームで団結して開発を進めていましたが、残念ながら資金難によりプロダクトチームは解散することになりました。
オープンなコミュニケーションを取る社風に惹かれ、UPSIDERへ。
ーープロダクトチームが解散、その後出会ったのがUPSIDERだったのですね。
はい。エージェントの方にご紹介いただいたのがきっかけです。前職もスタートアップにいたこともあり認識はしていていましたが、金融系は全く選択肢になくこれまで詳しく調べる機会はありませんでした。
紹介いただいてから、UPSIDER公式note、Culture Deck、Engineering Deck、プレスリリース、Spotifyなど読み聞き漁り一気に引き込まれていきました。すぐに選考に申し込みましたね。