「チャンスを懇願こそすれ、自ら逃すことは自分への裏切り」
そんな想いでUPSIDERというフィールドにチャレンジしました。どんなときも「自分がエンジニアとしていかに成長できるのか」を主軸に選択をしてきたからこそ、ぼくにとってこの選択は必然だったのだと、そう思っています。
エンジニアへのリスペクトを当たり前のように持っていてくれて、優秀なメンバーに刺激を受けながら、お客さまの成長に向き合うプロダクト開発ができるー。ぼくにとって、こんな最高な環境はUPSIDERの他にはないと心から思っています。
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。
シリーズ第16弾を飾るのは、UPSIDERにおける法人カード事業の決済システム開発チームのテックリードである芦川 卓矢(あしかわ たくや)さんです。UPSIDERのプロダクトの中枢とも言える決済システムの開発において、機能開発だけでなくプロジェクトやチームのリードを担う芦川さん。
エンジニアとして成長し続けることに貪欲な芦川さんに、
「なぜ、エンジニアとしてUPSIDERというフィールドを選択したのか」
「UPSIDERでチャレンジすることの価値とは」
などについて、詳しくお聞きしてきました!
Q.)まず、簡単に自己紹介をお願いします!
はじめまして、芦川 卓矢と申します。
UPSIDERには2021年10月から業務委託として参画をスタートし、2022年7月に正社員として入社しています。参画当初から、決済システム開発チーム(以下Processorチーム)のエンジニアとして機能開発を担当し、正社員として入社後はテックリードとしてProcessorチームのリードを任せてもらっています。
仕事でもプライベートでも、いつもノリの良さを大事にしています。なにかを頼まれたり、提案されたりしたとき、最終的な結論やゴールは置いておいて、まず一緒に考えてみること、なんとかお互いに良い方向に着地する道を探ることを心がけています。
本日は、よろしくお願いいたします!
エンジニアとしての市場価値を試すチャレンジ
Q.)UPSIDERに出会うまでのご経験を教えてください。
エンジニアとしてのルーツは、高校の授業でプログラミングを学んだことにあります。もともと、その高校に進学したのも「パソコンを使う仕事に興味があった」という、いま考えると安易とも思える理由だったのですが(笑)。案外その選択は功を奏し、プログラミングの面白さに魅入られ没頭していくこととなりました。その後もプログラミングをやりたくて専門学校に進学し、システム開発専攻よりも、さらに難易度の高いとされていたゲーム開発専攻を選択して、本格的にプログラミングを学びつつ、ゲーム作りに熱中していました。
その後、自社開発系のスタートアップ企業に新卒入社し、本格的にエンジニアとしてのキャリアをスタートさせます。入社後一年ほどはテキストマイニングプロダクトの開発を担当していました。その過程で、だんだんと新しい挑戦をしたいと思うようになって、当時新規サービスだったHR系プロダクトの開発に手を挙げました。
機能拡張や運用・保守といったメイン業務に加え、既存機能のマイクロサービス化や新規サービスの開発なども経験したため、Web開発の体系的な理解はこのタイミングで得られたと思っています。さらに、まだ社内にナレッジが溜まっていない分野へも積極的にチャレンジし、それらの経験を全社に共有するための勉強会を主催するなどして、とにかく全力で業務に取り組んでいたことを思い出します。いま振り返ると、エンジニアとしての体力はここで身につけたんだなぁと思います。
このようにがむしゃらに業務に打ち込んできたわけですが、一方で、世の中で日々変化していく技術に向き合い続けていると「自分の力は会社に依存したもので、市場全体で見た時に大したことないんじゃないか・・・?」という漠然とした危機感を感じるようになりました。その想いは次第に強くなっていって、自分の実力がどの程度の市場価値であるのかを試すため、新しいフィールドへのチャレンジを決意しました。
次の環境を選ぶ軸は、より多くのプロジェクトに関わり、いまの自分の実力を俯瞰できるようになること、そして当時フリーランスという働き方に興味があったので、それにより近い働き方ができること、の2つでした。いくつかの企業を調べていて、SES事業を展開している企業とご縁があり、挑戦することにしました。
複数のプロジェクトに関わっていく過程で、「自分の力でプロジェクトを渡り歩き、結果を出す」ということ、また「自ら率先してリードすることで、現場の信用を得る」ということを経験しました。自分の市場価値に危機感を感じていた当時のぼくにとっては、確固たる実力とそれに対する自信を得られる貴重な機会だったと思います。
また、このタイミングで前職の元同僚から新規サービスの開発をお願いされて、プライベートでの開発をスタートしたことも良い経験だっと思っています。本業ではいままでの経験を活かした働き方に専念していましたが、副業では新規サービスの技術選定から自分でやらせてもらったので、よりチャレンジングな取り組み方ができました。これまでの課題感を克服するようなシステム構成を目指して、バックエンドはGo言語、フロントエンドはNext.js、インフラはAWSのLambdaをメインにしたサーバレスアーキテクチャ、DBはDynamoDBを採用して構築を進めました。ほとんどがこれまで経験したことのないテックスタックだったので、それぞれ学習するところからのスタートでしたが、プライベートの時間を全てこのプロダクト開発に注いで、約半年ほどでリリースまでこぎつけることができました。プロダクト開発としてのチャレンジはもちろんですが、それに加え、事業計画の検討などにも関わることができたので、当時のぼくにとっては本当に貴重な経験をさせてもらったなと思っています。途中、忙しすぎて自暴自棄になりかけたときもありましたが、支えてくれた当時のメンバーにはとても感謝しています(笑)。
その後、本業のプロジェクトと副業のプロダクト開発がどちらもちょうど区切りがつき、今後のキャリアについて考えるタイミングができて、フリーランスへの挑戦を決意しました。この決断が、後にUPSIDERと出会うきっかけとなります。
チャンスに対して懇願こそすれ、自ら逃すのは自分への裏切り
Q. UPSIDERとの出会いと入社の決め手について教えてください。
いまお話ししたように、フリーランスとしての準備を始めたものの、案件獲得の定石がわからなかったので、エージェントの力を借りて魅力的な案件がないか探していたところ、紹介されたのがUPSIDERでした。
案件の内容を聞いた最初の率直な印象は、当時のぼくにとっては非常に難易度の高い環境だ、ということでした。そう感じた要素として例えば、テキストコミュニケーションは英語がメイン、本格的なGoでの開発、Kubernetesの知見、Spannerの知見、カード決済分野のドメイン知識・・・当時のぼくは、このほぼ全てにおいて習熟しているとはいえない状態でした。正直、面談することにすらためらいがあって、エージェントへもやや後ろ向きな返答をしたことを覚えています。
ただ、少し時間をおいて冷静に考えてみると、そういえばエンジニアを目指してからいままで、楽な選択肢をとったことは一度もなかったな・・・と思い出しました。専門学校でシステム開発専攻よりもゲーム開発選考を選んだこと、1社目で新規サービス開発に手を挙げたこと、2社目で本業と副業を両立し、かつ副業で攻めた技術選定をしたこと。どんなときでも、自分が成長することを主軸にした選択をしてきたということに改めて気づきました。
チャンスに対して懇願こそすれ、自ら逃すのは過去の選択を振り返っても一貫性がない。それは過去の自分への裏切りのようなものではないか・・・と次第に思えてきて、気がつくと面談当日をむかえていました。正直、玉砕覚悟でのぞんだ面談でしたが、どういうわけか面談で話した清水と関野は、ぼくをUPSIDERに迎え入れてくれました。この時点で、ぼくにUPSIDERを選択しない理由はありませんでした。
当時はフリーランスとしての参画でしたが、いくつかのプロジェクトに関わるにつれて、だんだんと正社員としての入社を意識するようになります。というのも、関われば関わるほど、魅力的なメンバーばかりでUPSIDERという会社が好きになっていったのです。
UPSIDERで働くメンバーは、みんな自らのミッションに対してストイックに向き合い、かつプロフェッショナルな姿勢であることはもちろん、ただ会話していても純粋に楽しいと思える人たちばかりでした。オフィスに出社すればボードメンバーから「で、いつ正社員になるの?」と声をかけられ、メンバーからも「いつバイトリーダー卒業するの?」とからかわれ・・・(笑)。
続きはUPSIDER公式 note でご覧いただけます!!!
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