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こんにちは!TWOSTONE&Sons(以下TSS)のPR/IRTeam中村です!
今回は執行役員としてTSSグループの人事領域を管掌する、吉野翔さんにインタビューをしました!
現在は、TSSの執行役員として会社内の中長期戦略を描く一方で、人事採用部の部長として採用活動の最前線にも立っています。
これまで金融業界から始まりITベンチャーへの転職や独立起業まで、様々な環境でキャリアを重ねてきた吉野さんがTSSで目指していることとは。
TSSの最終面接官として、多くの候補者と対話を重ねてきた吉野さんが考える、
“人と組織のあり方”や、“面接という時間の意味”などを自身のこれまでのキャリアや価値観に触れながら、伺いました。
-吉野さんのキャリアについて教えてください
僕のこれまでについて学生時代の就職活動のことを振り返ると、当時は将来的にこういうキャリアを歩みたいという明確な目標は特には持てていませんでした。元々は地元の大阪で就職したいという気持ちが強かったので、業界や仕事内容などは調べつつも、単純に大阪に本社があるという理由で受けている会社すらありましたね。
その中で最終的に、大手に次ぐ中堅クラスの損害保険会社から内定がでて入社することを決めました。
その会社は東京と大阪の2本社制だったので、僕は大阪本社で希望を出したのですが、配属は東京で。銀座にある東京本社での営業職に決まり、そこから東京での生活が始まりました。大阪で働きたいと思っていたので、早速社会人というのはなかなか思い通りにいかないものだなと思いましたね(笑)
入社が2008年で同年の秋ごろにリーマンショックが起きたのですが、金融機関ということもありその影響を大きく受けました。一気に業績が悪くなり、一部の社員を対象とした希望退職を募るようなこともありました。会社全体としては緊迫した状況だったと思いますが、新入社員の自分には何が起きているのか正確に事態を掴めずにいました。
-吉野さんのその時の気持ちはどんな感じでしたか
正直な気持ちとしては「一部上場の金融機関だからすぐに潰れることはないし、そのうち状況も変わるだろう」くらいに思っていました。業績は回復せず先々への不安がありつつも、仕事終わりには同期や大学時代の友達と飲みに行くなど、焦りを感じながらも将来に向けた行動もできずにいた、そんな20代前半でした。
そんな中で、2〜3年目に突然の人事異動で新卒採用を担当することになりました。リーマンショックの影響で採用は控えていたのですが、少しずつ再開していくタイミングで異動となり、それからは全国の大学を飛び回って説明会や面接を行うという出張続きの毎日でした。
そして2011年3月11日、たまたま僕はその日仙台に出張をしていて、会社説明会中に東日本大震災が発生し被災しました。2週間ほど帰れない生活になったのですが、あの体験は強烈に記憶に残っています。
あの地震が、今振り返っても僕の人生にとっての大きな転機の1つだったと思います。
これまで漠然と感じていた閉塞感や将来への不安が一気に現実のものとなって、「このまま何もせずにいたら後悔する」と感じました。自分は何も成し遂げずに終わっていたかもしれないという思いが、行動を起こすきっかけになりました。
それまで環境に甘えていた部分もあり、もっとハードワークを重ねて自分を鍛え直したいという思いが芽生えたんです。その時26歳くらいで、年齢的にも周囲の友人たちが出世し始めたりしていた時期でもあり、自分も新たな挑戦をすべきだと思うようになりました。
そこで、早いスピードで成長できる環境を求めて、ITベンチャー企業に転職しようと考えました。いくつかの会社を受ける中で、急拡大フェーズにある市場でネット広告の配信事業を行う30人ほどのベンチャー企業への入社をきめました。
今思うと、僕のベンチャーマインドはこれが起点だと思います。
-環境がガラッと変わったかと思いますが、いかがでしたか?
社員数1万人くらいの金融機関から少人数のネット広告会社に転職したので、組織規模も事業内容も全然違うし初日から驚きの連続でした。
手取り足取り教えてもらえる環境でもないので、とりあえず自ら動きながら周りを巻き込んで仕事を生み出していくような日々でした。生活も一変して毎日朝から夜遅くまで仕事漬けで、大変ではありましたが求めていたものがそこにありましたね。
事業がどんどん成長していたので会社も採用には積極的で。前職で人事をやっていたこともあり、気がつけばまた採用業務も任されました。その後営業に異動になったので、自分が採用したメンバーたちと営業で競い合うことになり「これはさすがに負けられん」という気持ちも強かったですね。結果的に営業成績でも社内で表彰されるくらいにはしっかりと成果を残すことができました。
30歳になるまでにもっと何者かになりたいという想いが強くなり、当時の上司に今後のキャリアについて相談したところ、東南アジアを中心とした海外支社における人事部門立ち上げを任せてもらえました。人生で初めて海外で働くチャンスをもらい、また仕事に対する視野も一気に広がった実感がありました。
仕事で成果を出すことでまたさらに大きな仕事に挑戦できるというのはとてもベンチャーらしいことですし、この体験が今の僕の考えのベースにもなっています。
海外での仕事を経験した数年後、新たな成長環境を求めてメガベンチャーと呼ばれるIT系の上場企業に転職しました。メディア事業に配属になったものの、色々なことがあってその事業を縮小するという判断がなされ、また人事担当の役割を担うようになりました。この時に人事として人を採用するだけではなく、事業縮小に伴う人員整理なども経験しました。
その後、結果的にやりたかった事業ができずに少し悶々としていた時にまた別のご縁があり、大手PR会社の役員との出会いをきっかけにその会社の人事業務を手伝うことになりました。
最初は副業という形でしたが後々に正社員として入社し、最終的にはそのPR会社では人事本部長として会社全体の人事全般を担い、部下も30人くらいいたので大きなチームのマネジメント経験も積むことができました。
-そこからTSSへはどのような流れだったのですか
そのPR会社で人事本部長としての業務を何年か経験し、年齢も30代後半に差し掛かっていたので、それまでの経験も活かして人事領域で独立起業しようと思い退職しました。
自分で会社を設立し、企業の採用支援や人事コンサルなどを行っていました。将来的にまた会社に所属して人事をやり直すことも頭の片隅にはあったのですが、とりあえずは自分の力を試してやろうという気持ちでしたね。
その後、元々知り合いだったBrandingEngineer(現在のTSS)の代表取締役COOである高原さんと自然な流れで再会したことがきっかけで、現在に至ります。
今は執行役員というポジションの元、人事採用部の部長も務めています。採用の責任者として多くの求職者と向き合ってきた結果、入社した時は100人程度だった社員数も今現在は500人を超える規模の会社にまで成長しました。
TSSに入社したのは、高原さんが描いていたこれから作っていきたいカルチャー像と自分が大事にしてきたものとが通ずると感じたことが決め手ですね。
もう一度会社に所属して人事をするなら、代表の考えに対して心の底から共感できるかどうかを大事にしようと考えていたので。
僕のこれまでの経験自体は、意図的・戦略的に設計してきたというものではないです。高原さんとの再会のタイミングもそうなのですが、過去に経験してきた全ての転機において、これまで出会ってきた人たちとの関係を大切にして、ご縁やタイミングを機会と捉えながら目の前のことに向き合ってきた結果、今のキャリアが形づくられたと感じています。
-そんな吉野さんの目指すTSSカルチャーを教えてください
できるできないじゃなくてやるかやらないか。
自分の存在意義や目的意識を高め、やらなければいけないことをきちんとやり切る。また、チームで仕事をしているので誰かのために頑張るというといった利他性も大事にしたいですね。
そして、仕事の報酬は仕事と言われるように、成果を出すことでさらに大きな仕事に挑戦できるような会社でありたいと思っています。
TSSは十数年前に当時まだ学生だった代表の2人が立ち上げた会社です。組織も事業も大きく成長してきましたが、創業時のベンチャーマインドはまだまだ色濃く残っています。高い成果を求めるカルチャーも当時のままです。
結局ベンチャーであるということは全ての中心に仕事があり続けるということ。だからこそ、その仕事が心から楽しいと思えるものでなければ意味がない。
そういったカルチャーは僕自身がこれまで人事として大事にしてきた根本的な考えとも合致していますし、これまでの経験も活かしてTSSの組織風土を創っていきたいと思っています。
-キャリアをTSSで前向きにとらえるために、何か工夫したりアドバイスをしていることはありますか?
キャリア開発には組織として「ハード」と「ソフト」両方の観点で整備することが必要だと思っています。
ハードの面では、制度や仕組みを整えること。たとえば、積極的なキャリア開発に向けたグループ内での異動制度や、様々なライフイベント後にも安心して戻ってこられるような支援制度など、挑戦と安心の両立ができる仕掛けを作っています。
一方でソフトの面では、何気ない同僚との会話から上司との1on1も含めて職場でのコミュニケーションの質を高めていきたいと考えています。ワクワクすることを共有したり、悩みや不安を気軽に相談できる関係性があるだけでも、かなり気持ちの持ちようは変わる。このような空気感を社内全体で文化として育てていきたいですね。
加えて、もう一つ大事にしているのがロールモデルの存在です。例えば新卒入社で最年少執行役員に就任したメンバーのような事例はもちろんのこと、「あの人みたいになりたい」と思える多様なモデルを社内で可視化し、「自分もああなれるかもしれない」と思えるきっかけを増やしていく。それがキャリアを前向きに捉えることにも繋がると考えています。
※最年少執行役員の紹介記事はこちらでもご覧いただけます。
https://www.wantedly.com/companies/twostone-s/post_articles/967263
-面接の場をどのように捉えていますか
前提として、面接は会社側が「ジャッジする場」だけではなく、「お互いを理解し合う場」でもあると捉えています。これは毎回面接の冒頭でも伝えていて、「僕らが一方的に評価する場ではなく、あなた自身にもTSSという会社をしっかり見極めてほしい」という話をしています。
また、新卒採用の最終面接において大事にしているポイントは素直でいい人かどうか。幼少期の話なども深掘りして「人となり」を重視した質問をすることが多いです。仕事は一人で完結するものではないので、他者との関係性の築き方や誠実さといった部分を見ています。
そして最終的にはお互いが「一緒に働きたい」と思えるかどうかが決め手ですかね。
昔に比べて今は社員も定着するようになってきていますが、仮に限られた期間であってもTSSでの経験を通じてしっかり成長し、次のステージへ進んでくれることも価値あることだと思っています。
TSSが掲げているバリューで言えば、「Be Humble(いかに周囲から応援してもらえるか、素直と感謝を大切にしよう)」を体現できることが、今後の組織づくりにおいては重要なことの一つだと感じています。
TSSのValue:https://twostone-s.com/about/twostone-sons/
-最後にメッセージ
TSSでの経験が、社員一人ひとりにとってキャリアの“きっかけ”になってほしいと思っています。
たとえば、「TSSで〇〇さんと一緒に取り組んだことが自分を変えるきっかけになった」とか、「TSSでの経験が次の挑戦につながった」とか。
そうやって将来振り返った時にTSSという会社や仲間との時間が意味のあるものだったと思ってもらえるような場所でありたい。
キャリアの中で決して「何も書くことがない」ような会社にはしたくないんです。
そのためには人事に携わる者として社員になんらかのベネフィットを提供し続けていかないといけない。
TSSで過ごす時間が、人生の中のひとつのハイライトになるように。人との出会い、仕事との向き合い方、成長の実感、そういったすべてが未来につながる“確かな手ごたえ”になっていってほしいと思います。