こんにちは!トレノケートで採用を担当している吉村です。 今回は、社長・早津 昌夫(はやつ まさお)のインタビューをお届けします。
最終面接で皆さんがお会いする社長の考えや人柄を、少しでも事前に知っていただけたら嬉しいです。
「社長と最終面接」 ——そう聞くと、緊張する方もいるかもしれません。 でも、早津はもともと営業出身で、現場からキャリアを築き上げてきた人。 “キャリアをどう拓くか” を自ら体現してきたからこそ、候補者の皆さんにも共感できる視点を持っています。
今回はその早津に、「これまでのキャリア」「経営者としての考え」「一緒に働きたい人」について率直に語ってもらいました。
━━━━━━━━━━━━━━━ ■代表取締役社長 早津 昌夫(はやつ まさお)
1979年生まれ。立命館大学法学部を卒業後、伊藤忠テクノサイエンス㈱(現:伊藤忠テクノソリューションズ㈱)で営業としてキャリアをスタート。その後、外資系ITベンダー EMCジャパン㈱(現:デル・テクノロジーズ㈱)にてコンサルティングセールスを経験。
2010年にトレノケートへ入社し、西日本営業部を経て2014年に営業本部長へ。2021年に取締役、2022年代表取締役社長に就任。 また、2018年にはTrainocate Taiwan Co. Ltd.を創業し董事長に就任。2025年からはトレノケートホールディングス㈱ Senior VP & President for Japanを兼任。 ━━━━━━━━━━━━━━━
――「教育が人を変える」と気づいた原点 Q. トレノケートに入社するまで、どんな経験をされてきましたか?
私は高校時代、数学が好きな科目でしたが、大学では法学部を選びました。一見、異なる分野のように思われるかもしれませんが、どちらも「論理を積み重ねて考える力」が求められるという点で通じるものがありました。この“ロジカルに考える力”は、のちのキャリアに大きな影響を与えることになります。
就職活動を始める少し前、ちょうどブロードバンドの普及が始まり、「これからのIT業界は面白くなりそうだ」と感じて情報処理の資格を取得。システムエンジニア職を志望しましたが、採用をいただいた企業の多くからは「営業で採用したい」と言われ、結果的に営業職としてキャリアをスタートさせました。
最初に入社した商社系SIerでは、電力や鉄道などの社会インフラを担う企業を担当しました。業務では「お客様・社内の人との信頼関係を築くこと」が非常に重要で、人と向き合い、信頼を得ながら案件を進めていきました。そうした経験を通じて学んだのは、「人との信頼関係がビジネスを動かす」ということでした。
次に転職した外資系ITベンダーでは、一転して「根拠のない判断は通用しない」という世界へ。徹底的に論理に基づいて考え、行動することが求められる環境で、最初は戸惑うことも多かったですが、学生時代に培ったロジカルシンキングの重要性を改めて実感しました。
振り返れば、「人間関係を重視する営業」と「論理を突き詰める営業」という対照的な環境を経験できたことは、私のキャリアにとって非常に大きな財産です。異なる経験を重ねる中で、「人は環境や学びによってまったく異なる力を引き出すことができる」と気づきました。
この考えは、今トレノケートで「人材育成」という仕事に向き合う上での原点になっており、挑戦できる環境を選ぶことが、その後のキャリアを大きく左右すると考えています。
――任される挑戦の連続、そして自ら手を挙げた社長の道 Q. トレノケートに入社してから、どんなキャリアを歩み、今につながっているのでしょうか?
トレノケートに入社してからも、最初は大阪の営業職でした。特別なキャリア志向があったわけではなく、目の前の仕事に一生懸命取り組む中で結果を出すことができ、「東京でマネジメントをやってみないか」と声をかけてもらいました。
そこから部長、本部長と役割が広がり、海外拠点の立ち上げなど、思ってもみなかった挑戦を経験しました。時には壁にぶつかることもありましたが、失敗も含めた経験を重ねる中で成果につながり、自然とさまざまな役割を任せてもらえるようになったのです。
ただ一つ、社長というポジションだけは違いました。会社が大きな転換期を迎えたタイミングで、「ここまでお世話になった会社だから、任せていただけるなら自分が責任を持って引き継ぎたい」と強く思い、自ら手を挙げたのです。私にとって初めての “自分から選んだ挑戦” でした。
トレノケートには、 自分の仕事に集中し、結果を出せば次の機会を任せてもらえる土壌があり、さらに大きな挑戦を望めば、それにも応えられる環境があります。 私のキャリアは、その証明だと思っています。
―― 頑張る人が報われる、挑戦を支える会社でありたい Q. トレノケートを率いる上で、特に大事にしていることは何ですか?
私が大切にしているのは、トップ自らが動くことです。 「トップが動かなければ、組織全体も動かなくなる」と常々感じています。もちろん、日々の業務における判断や権限は役職者に委ねていますが、新しい挑戦や大きな課題が発生したときには、後ろに下がらず、自ら前に出て動くことがリーダーに求められる姿だと考えています。
もう一つ大切にしているのは、 “頑張っている人が一番居心地よく働ける会社” であること です。組織は、努力する人が正しく評価されてこそ前に進めます。だからこそ、挑戦する人には積極的にチャンスを渡し、フェアで納得感のある環境をつくりたいと考えています。
トレノケートは、人材育成を事業の柱とする会社です。だからこそ、社員自身が学び・成長できる環境づくりが重要だと考えています。前向きに挑戦し、たとえ失敗しても成果を出そうと努力する人に、次の機会が与えられるような組織にしたい―― そうした挑戦を支えながら、 社員一人ひとりと、そしてこれから仲間になる皆さんと一緒に未来を築いていける会社でありたいと思っています 。
――キャリアを拓ける環境が、ここにある Q. トレノケートで働く魅力は、どんな環境にあると思いますか?
トレノケートには、社員の成長を支える具体的な仕組みがあります。例えば、講師がデビューするまでには「トレイン・ザ・トレーナー(※1)」の受講やレビュー、周囲からのフィードバックを通じて育成する仕組みが整っています。社内の勉強会レベルを超えて、“実際にお客様に信頼される水準” まで育て上げるプロセスは、当社の育成文化を象徴しています。今後はこうした仕組みを講師以外の職種にももっと展開していきたいと考えています。
その背景にあるのが、私たちのバリューである 『5 Be Code(※2)』 です。これはトレノケートで働く社員が大切にしている価値観であり、これから入社される方にも大事にしてほしい姿勢です。中でも私自身が軸にしているのは Be Professional(仕事で魅了する) です。単に完璧を追求するのではなく、スピードや柔軟性、挑戦や協働とのバランスをとれることが、本当の意味でのプロフェッショナルだと思っています。
私は、心地よい場所に留まるのではなく、一歩外に出て挑戦することで、人は成長できると信じています。だからこそ私自身も、常に新たな挑戦の場に身を置いてきました。 トレノケートで働く仲間にも、自分なりのプロフェッショナル像を見つけ、磨いていってほしい。会社としても、その挑戦と学びを支える環境を、これからも整えていきます。
※1. トレイン・ザ・トレーナー~研修講師養成講座~ ※2. トレノケートのVision, Mission, Value(5 Be Code)
―― 一緒に未来をつくる仲間へ Q. 最後に、トレノケートで働く仲間や、最終面接についての思いを聞かせてください。
トレノケートには、IT業界や人材育成業界の未経験者として入社する方も多くいます。 しかし当社は、“人を育てる” ことを事業の中心に据えている会社です。人に教えることが好きな人、質問されたらしっかり答えてくれる人が多いので、未経験からでも安心してキャッチアップできる環境があります。
最終面接は、一方的に私が評価を下す場ではありません。むしろ、お互いを理解し合うための大切な時間です。一次面接や二次面接では聞けなかったこと、あるいは社長だからこそ聞きたいことがあれば、ぜひ遠慮なくぶつけてください。業界の未来でも、会社のあり方でも、鋭い質問は大歓迎です。
特別な経歴は必要ありません。挑戦したいという気持ちや、自分なりのプロフェッショナルを磨いていきたいという思い、そして何より、周囲の人を思いやりながら仕事ができる“利他的な姿勢”を持つ方と、一緒に働きたいと考えています。
トレノケートの仕事は、さまざまな職種や立場の人が連携しながら、お客様に価値を提供していくものです。向上心を持ち、仲間と学び合いながら挑戦する人を支える文化を、会社として今後さらに育てていきます。
ぜひ一緒に、未来をつくっていきましょう。 最終面接で、皆さんと率直にお話しできることを楽しみにしています!
いかがでしたか?
トレノケートの雰囲気や考えに少しでも共感いただけたら幸いです。 ぜひ気軽にご応募ください♪ まずはカジュアル面談でざっくばらんにお話しましょう!
(ご参考) 早津が共著として執筆した『今からでも遅くない デジタル・リスキリング入門』(日本経済新聞出版社)は、デジタル時代に求められる人材育成の考え方をわかりやすくまとめた一冊です。 人の成長を支える仕組みづくりや、学び続ける文化に興味のある方は、ぜひご覧ください!
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