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「正社員×副業」のエンジニアから、フリーランスになってもタビアンで働き続ける理由

2020年まで、タビアンは「全員副業」で自社プロダクトに注力していました。しかし、新型コロナウィルスの流行をきっかけに、一時的に請負開発中心の組織へ再編成しています。

色々な変化が起きてきた中で、梶原さん(通称:梶さん)は2019年の開発チーム立ち上げ以来、途中お休みを挟みながらも、現在もフリーランスとしてタビアンにフルコミットをしています。

「正社員×副業」という働き方からフリーランスへと転身しても、梶さんがタビアンで働き続けている理由を聞いてみました。

過去の梶原さんインタビューはこちら。

2019年5月「休みは週0.5日でいい!土日もじっとしていられないエンジニア」
https://www.wantedly.com/companies/tabian/post_articles/170394?source=related_posts
2020年3月『梶原 飛鳥が「副業をする理由」__#する理由シリーズ』
https://www.wantedly.com/companies/tabian/post_articles/204047

タビアンでの副業は、本業とは真逆のことばかりだった。だから、「得でしかない」。

入った当時は、難波さん(社長)と一対一でコードを書く環境で、土日メインで副業としてタビアンで働いていました。そこから1年くらい、貴重な技術を学べると思って、副業としてコツコツ続けていました。その当時は、本業の方でJavaを使ってバックエンドをやっていたので、Vue.jsやNuxtJS、Vuetifyを使っていたタビアンとは真逆だったんです。仕事としてフロントエンドの開発をしながら学べるのは、自分にとって得でしかないですよね。

タビアンで学べる技術が貴重で興味深い分野であることは、会社員を辞めて、フリーランスとしてタビアンにコミットしている現在も変わらないです。本業ではJavaの経験が長く、例えばエージェント経由で仕事を探すと、Vue.jsなどのフロントエンドの案件を探すのは書面上少し難しいかと思うのですが、タビアンはどっちもやれる環境なんです。今年3月に入ってからは、Vue.js + NuxtJS + Vuetify / AWS Amplifyといった技術要素の案件に携わっています。

あとは、タビアンに関わってからは、エンジニアとして成長するためには、技術への探求心が必要なんだなと思うようになりました。最初は、衝撃でした。タビアンのメンバーは情報感度が高い人がとにかく多かった。チャットでニュースを共有するチャンネルが突如作られたりして。フロントエンドがメインだと、色んなライブラリとかパッケージとかが更新されまくるので、最新のものを常に追いかけていく姿勢が必要になるんですよね。タビアンで副業を始める前まではバックエンド中心で情報には疎い方だったので、こんなんじゃだめじゃん、これがエンジニアとしてあるべき姿だよな、と感じたことを覚えています。ずっと同じ仕事だけをしていたら、気づけなかったことが多かったです。

フロントエンドもネットワークもやる「なんでも屋」の社長に誘われて

会社を辞めてエージェント経由のJava案件でやってこうと思っている、と難波さん(社長)に伝えたら、止められました(笑)色々と教えてもらって、確かにエンジニアとしての力をつけてから、エージェントを通さずに案件が取れるのが一番いいんだろうと納得しました。

それに「タビアンは『なんでもやる』から、Java案件を探すこともできるよ」と言われたんです。タビアンなら、Javaに限らず色んな案件が取れて、しかも難波さんと働ける。難波さんから技術・働き方を盗めたらいいなと思ったのも、コミットしようと思った大きな理由ですね。今まで出会った中では、一番レベルが高いエンジニアです。普通、社長になると技術から遠ざかってしまうと思うのですが、難波さんは今も一緒に案件をゴリゴリに進めてます。なんでもやって、なんでも一緒に経験できるから魅力的だったんです。

左が梶さん・右が社長の難波

実際に今、物理ネットワーク案件も取れ出してるんです。その過程で、難波さんがネットワーク構成図とかラック構成図とかを書いてたのを見て、「本当に『なんでもやる』、こういう人のことをフルスタックって言うんだな…」って思いました。もはやプログラミングですらないですから(笑)

理想のエンジニア像は、「開発以外は人間的」な人。

理想のエンジニア像は、「常に最新の技術をキャッチアップしてる人」っていうのがよくある回答なんでしょうけど。そこはもちろん、当たり前に大事なことだと思います。

プログラムは書いた通りにしか動かないから、エンジニアリングは感情を入れずに機械的に実装できるのが一番だと思っています。一方で、コミュニケーションはうまくとれるエンジニアですかね。。。一言でまとめると、「開発は機械的にできて、それ以外の仕事は人間的であることができる人」です。やっぱり難波さんぽくなるんですけど(笑)ぼく、あんなに明るく優しくできないので、すごいなーと思います。

技術的にすごい、っていうのも大事ですけど、チームで輪を乱さず、ストレスなく仕事できるエンジニア像を大事にしたいですね。技術だけすごくて会話しない・感じ悪い、よりは、技術はそこそこでコミュニケーションできる、っていう方が良いと思うんです。理想で言ったらもちろんどっちも持ってる人だけど、目指せる・目指せないというのがあるので。人間性と技術力を兼ね備えた人、でしょうか。自分もまだまだなので、がんばります。


渋谷のコワーキングスペーススペースで作業中。リモートも一部可ですが、なるべくエンジニアチームで集まってコードを書いています。梶さんは、働き方に「フルリモートがいいなど、強いこだわりがある人はタビアンに向いてないかもしれない」と言っていました。

一人で案件が回せるくらい、総合的にパワーアップしていきたい

目標とか聞かれるのすごく苦手で、ありきたりになっちゃうんですけど(笑)

直近の目標は、タビアンのエンジニアとして主力のひとりになることですかね。

会社員時代はJava案件のPMなどをやっていて、ウォーターフォール的な開発の流れには慣れているのですが、タビアンで経験している開発の進め方はいわゆるアジャイル的なもので、私が経験してきたものとは大きく異なるので、この新しいやり方に慣れて、自分一人でも問題なく案件を進められるような状態になっていきたいと思っています。

難波さんも「エンジニアリングに関わる全てのことをできるようになってこそエンジニア」だと言っていて、確かになと思います。だから、全部紐づいちゃうので、ネットワークもアプリケーションもやっちゃうような「なんでも屋」になりますよね。

フロントエンドはVue、バックエンドはJavaといった感じで技術を深めていきたいと思っているので、タビアンでVueメインとなった今でも、Javaのアプリをプライベートの時間でコツコツ作っていたりします。

そのためにも、Vue.jsも今までやってきたJavaと同じく自分の得意分野です、と言えるように極めていきたいです。

梶さんは、採用担当の私が入る数カ月前に難波さんと一対一でコードを書いていた、まさに初期メンバー。そのメンバーが、キャリアチェンジを経てタビアンにまたコミットしてくれていることは、タビアンのエンジニアリングでしか経験できないことがあることの証だと思っています。

また、インタビューの中では「明るく優しくできない」と言っていた梶さんですが、フルスタックへの道を着実に歩んでいるそのストイックな姿勢とは裏腹に、とても人当たりが良く、メンバーとも積極的にコミュニケーションをとる「人間的」な人です(この通り、タビアンはおしゃべり好きな人がとても多いです)。

タビアンでは、梶さんをはじめとしたエンジニアが現在8人稼働しています。副業・業務委託など働き方はさまざま。興味を持った方、ぜひ一度話を聞きにきてください!


ちなみに、社長がnoteをはじめました⇒ https://note.com/kaznamba/

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