こんにちは!スターマイン株式会社(以下、STARMINE)人事総務部の宮本です。
STARMINEはフルリモート勤務のため、全国各地にメンバーが在籍しています。
入社前はフルリモートという働き方に不安を感じていたメンバーも、実際に働き始めてからは、自分に合ったスタイルでリモートワークを楽しんでいます。
今回は、前職ではフル出社だったメンバーに、STARMINEでの働き方や環境について話を聞きました。この記事では、以下のテーマについてリアルな声をお届けします!
・フルリモートでも気軽に相談できる環境はあるのか
・ノウハウの共有はどのように行っているのか
・フルリモートならではのコミュニケーションの工夫
・フル出社からフルリモートへ移行して感じた変化
中垣 佳世 さん
新卒でIT企業に入社。エンジニアとして製品の品質管理に携わる。 2019年に同社を退職し、主にWeb広告を扱う人材紹介会社にて求職者と企業をマッチングさせる両面営業を経験。その後、人材業界でインサイドセールスや採用事務として勤務。
2022年にSTARMINEへ参画。 中途採用支援事業部の人事コンサルタントとして採用業務に従事。
フルリモートでも、ひとりじゃない
宮本:
悩んだときや壁にぶつかったときは、どのように相談したり、不安を解消していますか?
中垣:
Slackで「今ちょっと困ってます」と送ると、ほとんどのメンバーがすぐに反応してくれるし、親身になって相談にのってくれるので、私は悩んだときは気軽に連絡するようにしています。
また、定期的に事業部長との1on1の機会があるのも心強いです。きちんと話を聞いてもらえる環境があることで、不安なことをため込まずに安心して働けています。私はさらに、人事担当との1on1も週に1回行っているので、その時間はちょっとした悩みや日々の気づきなども気軽に話せる場になっています。
宮本:
中には、自分からなかなか相談に行けないタイプの人もいると思うんですが、そういう方でも安心して働けると思いますか?
中垣:
はい、安心して働ける環境だと思います。
たとえば、Slackでの返信がいつもより遅かったり、「入力中…」のままなかなかメッセージが送られてこなかったりすると、そんなちょっとした変化に気づいて、「大丈夫?」と声をかけてくれるメンバーが多いんです。なので、自分から相談に行くのが得意じゃない方でも、周りがちゃんと気にかけてくれる雰囲気があります。
また、どのプロジェクトにも週1回は社内の定例ミーティングがあって、オンライン上ではありますが顔を見ながら話せる時間があります。もし何か困っていることがあれば、そうした場で「最近ちょっと大変?」と気づいてもらえることもあります。
気軽に聞ける、相談できる。ノウハウが循環する環境
宮本:
普段、どのようにノウハウを共有しているのか教えてください。
中垣:
月に1回、社内で勉強会が開催されているので、そこで知識を深める機会もありますが、日々の業務の中で「これが知りたい」「もう少し詳しく学びたい」と思ったときは、社内の経験豊富なメンバーに声をかけています。特に人事経験が豊富なディレクターに相談することが多くて、実践的なアドバイスをもらえるのですごく頼りにしています。
それ以外にも、社内にはナレッジ記事が蓄積されているので、「これ、今の自分にぴったりかも」と思う記事を見つけたときは、記事を書いた本人に直接連絡をとって、さらに詳しく話を聞かせてもらうこともあります。
宮本:
同じプロジェクト以外のメンバーについては、どんな経験があるのか分かりにくいこともあると思います。そういった情報は、どのようにキャッチしていますか?
中垣:
社内にはいろんなプロジェクトをまたいで関わっているメンバーが多いので、「こういうことを知りたいんだけど、詳しい人って誰かいますか?」といった感じで、まずはプロジェクト内で聞いてみることが多いです。すると、「それなら◯◯さんが詳しいかも!」と名前が挙がるので、その方に直接連絡して話を聞いたりしています。
あとは、社内のNotionにメンバー紹介ページがあって、それぞれの得意分野やこれまでの経験が書かれているので、そこを参考に「この人に聞いてみよう」とアプローチすることもあります。
「伝え方」と「受け止め方」で築く信頼関係
宮本:
日々のコミュニケーションの中で、意識していることはありますか?
中垣:
状況や優先度に応じて、伝え方や使うツールを選ぶように意識しています。
基本的に、みなさんレスポンスが早くて助かっているのですが、STARMINEではフルフレックス制度を取り入れているので、連絡のタイミングによっては相手が勤務時間外ということもあります。そういったときには「お手すきの際で構いません」など、相手への気遣いを一言添えるようにしています。
反対に、急ぎの用件であれば「できるだけ早めにお願いします」と一文加えたり、必要であればハドルでやりとりすることもあります。
フルリモート・フルフレックスだからこそ、状況に応じて柔軟に対応することが、気持ちよく仕事を進めるコツかなと思っています。
宮本:
メンバーとのやりとりの中で、嬉しかったコミュニケーションがあれば教えてください。
中垣:
Slackでの発言に対して、ただ読むだけでなくリアクションを返してくれたり、「ありがとうございます」と返信してもらえると、すごく嬉しい気持ちになります。
STARMINEには、そうした気持ちのよいコミュニケーションをしてくれる方が多いので、毎日のやりとりの中で自然と安心感を持てています。
宮本:
テキストコミュニケーションは、意図や温度感がうまく伝わらず、誤解が生まれてしまうこともありますよね。そういった場合は、どのような対応を心がけるべきでしょうか?
中垣:
もちろん、発信する側が誤解を生まないように意識することは大前提ですが、それでも「ちょっと気になるな」「なんとなく引っかかるな」と感じたときには、誰かに相談してみるのが良いと思います。
その際、「愚痴を言う」というよりは「少し気になることがあって…」というトーンで話せば、周りの人がうまくフォローしてくれることも多いので、そうすれば気持ちが少し軽くなるはずです。
フルリモートだから生まれた集中力と心の余裕
宮本:
フル出社からフルリモートに切り替わって、どのような変化がありましたか?
中垣:
出社していた頃は、どうしても周囲の声や動きが気になってしまって、集中しづらい場面もありました。でも、フルリモートになってからは、自分の空間で仕事ができるようになり、作業に没頭しやすくなりました。さらに、どういう風に業務を進めていこうかという思考も静かな環境でできるので、効率も思考の質も高まったように感じます。
あとはやっぱり、通勤ストレスがなくなったのは大きいですね。 フルリモート・フルフレックスという働き方は、自分に合ったスタイルで働ける一方で責任も求められますが、自分にはとても合っていると感じていて、以前よりも精神的に落ち着いて働けている実感があります。
もちろん、「もっと人と直接会って話したいな」と思うこともあります。ただ、オンライン上でも話したいときはすぐに繋がれますし、Shuffle Eatsといった福利厚生を活用すれば、メンバーと食事をしながら気軽に会話する機会もつくれます。なので、そういった工夫をしながら、集中して業務に取り組めるフルリモートならではの働きやすさを、今後も活かしていきたいと思っています。
働く場所よりも向き合う姿勢が大切
宮本:
STARMINEの環境にフィットするのは、どのような方だと思いますか?
中垣:
仕事に集中したいときはしっかり集中し、必要なときには積極的にコミュニケーションを取る。そうしたオン・オフの切り替えができる方は、とても向いていると思います。また、わからないことがあれば自分から聞きにいったり、必要な情報を自ら取りにいく姿勢がある方は、STARMINEの環境で活躍できると思います。
宮本:
最後に、STARMINEの魅力を教えてください。
中垣:
STARMINEには、「お客様を全力で支援する」というぶれない軸があり、メンバー全員が同じ方向を見て仕事に向き合っていることが、いちばんの強みだと思っています。
それに何より、本当に素敵な人たちが集まっていて、働き方や住んでいる場所はバラバラでも、共通の目標に向かって一緒に頑張れる。そんな仲間と出会えるのも、STARMINEの大きな魅力です。