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フォトグラファーのプラットフォームへ。年間4万件の撮影依頼を受けるフォトグラファーマネジメントグループに迫る!

こんにちは!人事部の佐藤です。

今回は『はいチーズ!フォト』のコアであるカメラマンをマネジメントする『フォトグラファーマネジメントグループ(PMG)』に関して、インタビュー形式でご紹介いたします。



speaker:打越亘(はいチーズ!事業部 PMG マネージャー)

大学卒業後、海外へ留学。帰国後、ブライダル業界最大手のワタベウェディングへ入社

ブライダルプランナー、旅行会社への法人営業、アルバムやムービ‐商材などの商品企画を経験後、直営店の店長でマネジメントに従事し、営業推進で評価・昇格制度の設計、新規事業責任者を経験する。そしてコロナ拡大後はフォトウェディング事業のエリアマネージャーとして活躍。2022年12月に千へジョイン。


2024年3月15日、はいチーズ!事業部 副事業部長に昇格。後述のPMGだけでなく、品質保証グループやサポートグループなども管掌。
2024年4月1日、社内カメラマンが所属するグループ会社「Sen Image Factory株式会社」の代表取締役にも就任。


Q、千への入社理由は何だったのですか?

業界最大手、上場企業からの転職。守りから攻めへ、事業拡大フェーズへの挑戦。

実は元々、マリノスのスポンサーということで企業名は知っていたんですよね!

前職は創業70年近い老舗企業で、上場企業且つ業界の最大手だったこともあり、どちらかというと守りの意識が高い社風でした。またブライダルの産業自体が斜陽傾向だったため、「どう守っていくか」のウェイトが高く、自分の姿勢も含めて思い切った攻めの姿勢がとれないことに少しもどかしさを感じていました。

そんな時に千に出会い、攻めの挑戦ができるような拡大フェーズの事業をしていた点や、自分の特徴であるマネジメント/事業企画の強みを活かせる環境があり入社を決めました。

あと、オフィスを訪れた際に、しっかりと挨拶をしてくれる社員の方々がいたことも、印象的でしたね!



Q、PMG(フォトグラファーマネジメントグループ)はどんなことをやっていますか?

年間4万件の撮影と、1,500名を超えるフォトグラファーネットワーク。千が動けばフォトグラファー市場が動く!

フォトグラファーリソースをマネジメントする部署です、年間4万件をこえる撮影イベントへのカメラマン手配をしています。

現在、全国で1,500名(実稼働)を超えるフォトグラファーとパートナーシップを締結しており、更なる事業拡大のため、採用も強化をしているのですが、毎月100名を超えるカメラマンからパートナーシップの応募を頂いています!



Q,毎月100件って凄いですね!フォトグラファーの数が増えたと聞いていますが、具体的な数字はありますか?

毎月50名ずつフォトグラファーの稼働数が増えています。応募数でいうと昨年の10月は50名応募、今年の7月は164名応募とここ数か月で約3倍ぐらいになりましたね。マーケティング部などの他部署と連携して、広告運用やマーケットリサーチに力を入れて取り組んできました。


マーケットリサーチの際にフォトグラファーアンケートを実施したのですが、約1,500名のフォトグラファーに依頼し50%の方から回答を頂きました。750名のフォトグラファーの声って結構納得感のあるものですよね…!

近頃、フォトグラファー市場は当社が動かせると感じているんです。

「千が動けばフォトグラファー市場が動く」そんな世界観を目指しています。



Q、PMG(フォトグラファーマネジメントグループ)に改名したと思いますが、改名に秘めた想いは?

フォトグラファーは「事業のコア」最前線の部隊であることへの意識改革!

わたしが入社した当初、PMGは「手配グループ」という名称で、読んで字のごとく、営業から依頼されたイベントにフォトグラファーをアサインすることに特化してました。営業側に主導権があり、手配グループはあくまでバックオフィス(サポート役)という意識がありました。

せっかく多数登録頂いているフォトグラファー個人個人と向き合うことができておらず、「どんな人たちがいるのか?」「その方々はなぜ当社に登録してくれているのか?」など理解できていなかったんですよね。一方でチームメンバーは「知りたい」という想いはあったのですが、目の前の業務で精一杯でした。

その課題を改善すべく、まず意識改革として「手配グループ」から「フォトグラファーマネジメントグループ(PMG)」と改名しました。

当社の事業を運営するうえで、フォトグラファーが最大の「コア」です。(フォトグラファーがいないと撮影ができない=売るものが生み出せない)

そしてその「事業のコア」を管轄している部署はバックオフィスではないです!事業の最前線の部隊であり、我々が強くなることで事業が強くなると信じ、メンバーへもそのように働きかけつづけました。



Q、改名してから組織の雰囲気も変わりましたよね…!業務上での変化はありましたか?

まず営業との関わり方が変わりましたね。以前は営業からイレギュラーな依頼にも何とか対応していましたが、現在は出来ないと正直に伝え、解決策を検討するなどと一緒に事業を牽引してく存在になるため意見し合える関係になってきています。

フォトグラファーとの向き合い方は、写真のフィードバック制度を変えました。これまで写真納品後のクレームが起きた場合のみフォトグラファーとコミュニケーションをとっていましたが、今は顧客からの喜びの声や、写真の質をフィードバック出来るような評価面談をオンラインで実施しています。フォトグラファー1500名分の写真を全てチェックしています。凄い数になりますが、これって当たり前ですよね。



Q、写真の質を担保するために、具体的にどんな取り組みをしていますか?

写真の質においては「明るさ、色味、構図、ブレ」などに重きをおいた基準を設定し、マニュアルや研修を展開しています。また、園児や園の先生たちなど、多くの方と撮影現場で関わるため、コミュニケーションの質も重要視しています。

▲8月に開催されたオフライン研修の様子。運動会撮影をテーマにしたフォトグラファー研修には50名が参加。カメラマン同士のコミュニティ形成にも繋がる取り組み



Q、保育園の撮影以外にもスポーツクラブの撮影に入ったりしているようですが、他にはどんな撮影に入っているのですか?

スクールフォト以外の撮影商材への展開

サッカーチームの撮影や、野球、ダンス、空手などのキッズ向けスクールなどの撮影も入っています。あとは企業HPの撮影依頼や、法人の懇親会の撮影に入る案件もありますね。

現在はお問い合わせをいただいて撮影をお受けするパターンがメインなのですが、フォトグラファーの登録数が増えてきているので、こちらから案件を取りに行く動きもして行きたいと思っており、フォトグラファー組織単体で収益化できるようになることを目指しています。



Q、打越さんからみた千の魅力は?

「数」という基盤の上での柔軟な事業展開

現状良くも悪くもサービス設計が軟らかい状態のため、事業の伸びしろが非常に多いです。そして、これだけ多くのフォトグラファーを保有している企業はそれほど無く、また全国270万人の保護者データを保有しています。

「数」を持っているのが最大の強みだと思う。スクールフォト事業を起点に、違う領域へ事業を展開できる可能性が非常に高いことが魅力ですね。




Q、PMGの今後の展望は?カメラマンアセットをどう活用したいですか?

フォトグラファーのプラットフォームへ。日本の写真の質を上げる存在に。


フォトグラファーのプラットフォームにまで昇華させていきたいです。

そのためにはスクールフォトにおいて、圧倒的な「質」を提供し、千株式会社=写真の質がめちゃくちゃ良い、という認知形成や想起を持ってもらいたいですね。

そして先ほどお話したようにスクールフォト以外の撮影商材への展開を実際に動かし始めていますので、フォトグラファーの幅広い撮影機会の提供をしていきます。あとは、大手のカメラ企業とコラボを創出なども考えて動いていますね。

代表の言葉を借りますが「千があったから日本の写真の品質が上がった」と言われる世界を創りたいです。



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