新卒入社で「経営幹部候補」に。その採用基準と気になる研修内容をこそっと教えます。 | REJOB Blog
※2022年12月更新みなさんこんにちは。このたび新卒採用担当者となりました、見た目はオールド中身はフレッシュな上妻と申します。今年創業13周年のリジョブ。組織が素晴らしいくらいに成長している理...
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みなさん、こんにちは!未来の美容業界を担う方々に向けた様々な企画や取り組みを推進する、リアルマーケティングDiv.のチームリーダー@新卒入社5年目・五月女です!入社時よりリジョブの「経営幹部候補メンバー」として、日々猪突猛進しております。
リジョブでは、経営陣と経営幹部候補メンバーによる合宿を毎年行い、この合宿をきっかけに新規事業や全社をより良くするためのプロジェクトが生まれています。このブログでは、2021年の合宿をきっかけに立ち上げた「プレ社長室プロジェクトの具体化までの道のり」を、改めてお伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします★
早速本題・・と行きたいところですが、簡単に「経営幹部候補合宿」についておさらいします。リジョブには『経営幹部候補』という、
配属部署で任されているミッション(=通常業務)を持ちながら、事業と組織の両面の経営課題の解決を経営陣とともに立案・実行していくこともミッションとしている人材制度
があり、経営陣と経営幹部候補による合宿を毎年行っています。
👇『経営幹部候補』について、詳しくはこちら!
2021年の合宿テーマは「全社のベストを考え抜き、リジョブの未来を創る提案をする」。合宿前半では自分の内省や葛藤ととことん向き合い、また周囲の内面に本気で触れることで、参加者17名が「組織や社会と本気で向き合い続ける覚悟を持つ」「AかBか一方ではなく、A~Z全体で物事を捉え考えられる、AND思考・3D思考ができる」状態を目指しました。
👇より深く知りたい方へ。2021年合宿振り返りについて、詳しくはこちら!
合宿後半はいよいよ、リジョブの未来に向けたプロジェクトを形にする段階へ。ここで 「①リジョブのビジョンと個人のビジョン」、「②リジョブ内での事業性と社会性」について、①②ともに、片方を諦めず両方実現する方法をAND思考で考える中で、参加者の共通認識として出てきたのが「重い荷物を特定の誰かに背負わせるのでなく、みんなで分担して背負うことで全体最適を目指そう」という思考・方向性でした。
経営陣だけ、マネージャーだけに責任や負荷を負わせるのでなく、皆がそれを分担する他者への大きな愛と実現する力(リジョブではこれをLOVE&POWERと呼んでいます!)をより大きく持つことができたら、全社の成長スピードがより速くなり、より良い組織になるはず。結果的に①②実現の道のりが近くなると考えたためです。
そして、この合宿を経て「マネージャーが背負っているもの(責任・業務)を担えるメンバーを増やしていく」方向性でのプロジェクト実現に向けて、話し合いを継続することが決まりました。
合宿中はもちろん、合宿後も何度もチームメンバーで話し合いを重ねました。そのうえで、まず取り組んだのは、
①マネージャーの実業務の可視化
②上記をリーダーやメンバーに任せられるかの精査
③任せられない場合は理由の深堀りと打開策の打ち出し
でした。
上記を深堀った結果、「リーダーやメンバーが今すぐにマネージャーと同じクオリティで業務を遂行できなくとも、時間軸を味方にすることにより任せていけること」や、「マネージャー側が任せられないと決めつけてしまっていたこと」などの課題が見えてきたことを踏まえ、まず、各マネージャーが自身の業務をリーダーやメンバーに権限移譲していきました。その結果、マネージャーの業務負担の軽減だけでなく、関わる全員が「今よりもさらに上流のことに目を向けられるような組織状態」へと、少しづつ近づくことができました。もちろんマネージャー自身も、より「マネージャーだからこそ全社やチームの為に出来ること、やるべきこと」に集中できるようになりました。
ここからさらにプレ社長室発足に至るまでは、合宿参加メンバーの中から様々な案が出て、例えば「マネージャー1人が抱えるものを分散して、背中を預け合える存在を増やすために、マネージャーを2名体制とするダブルヘッダー制度を作るのはどうか?」といった案も皆で真剣に検討しました。
ただし、ダブルヘッダー制度では「マネージャー間で責任と負担を背負い合う」ことはできたとしてもその先の組織成長が見えず、根本的な組織としての底上げを行うためには、そもそもマネージャー視点・経営者視点を持って判断・実行できるメンバーを増やす必要があるのではないか?という議論がなされました。そして、この議論を経てついに、「経営的な判断や全社に関わることを実施する社長室の前身として、プレ社長室を設立する」という案が採用されました。
上記経緯を経て、2022年に「プレ社長室」が発足しました。私五月女・18卒同期の藤森・21卒池田の3名がメンバーです。
なぜ社長室に「プレ」がつくのか?ですが、そもそもリジョブには社長室という、
社長直轄で、経営優先度が高いプロジェクトを企画・実行。経営者の近くで、全社視点での判断力やリーダーシップを鍛えることができる制度
があります。プレ社長室は、「社長室にふさわしいメンバーを育成する前身チーム」ということで、この名前になりました。私自身、プレ社長室の責任者(直属の上司でもあります!)から、常日頃より圧倒的な当事者意識と最後の砦の意識で仕事に向き合う姿勢、覚悟、冷静な判断力を教えていただいています。「やるかやる!」という名言をもち、いつ何時も沢山の人を巻き込んでいく上司の姿は憧れの女性像です。先日のリジョブ周年祭で、上司直々に「五月女はやるかやる!の後継者!」という言葉をいただいて、心から嬉しく涙が出そうになったのはここだけのお話。この言葉を実現できるよう、私自身もより強くなりたいと思いましたし、いつか私も後輩たちに続きたいと思ってもらえる先輩になりたいです。
『プレ社長室への想い』from 藤森(2018年新卒入社。ケアDiv.所属)
経営幹部候補合宿では、経営陣やマネージャーの葛藤を聞き「自分自身がもっと背負えるものを増やしたい」という想いが強くなりました。幹部候補の私たち1人1人が背負えるものを増やしていくことで、組織がより強くなって、みんなのチャレンジできる幅や範囲も広げていくことができると感じています。入社5年目になり、毎年後輩やメンバーが増えているので、後に続くメンバーが育っていける状態を作るためにも、まずは自分自身が成長し続けられるよう頑張っていきます!
『プレ社長室への想い』from 池田(2021年新卒入社。WebマーケティングDiv.所属)
経営幹部候補合宿を経て、このプレ社長室のメンバーになりました。現在プレ社長室では、社内のデータアクセスにおける制度見直しを担っています。各部署から多様な要望をいただく中、組織全体を俯瞰してまさに経営視点での判断が委ねられます。まだまだ自分は視座が低いなと感じる場面も多々ありますが、全体最適な解へと妥協することなくこの活動を進めていきたいと思ってます。そして、このプレ社長室をただの成長機会ではなく、今後のリジョブメンバーが経営視点で組織や事業を創っていくための循環する仕組みの一つにしていきたいです。
組織課題・事業課題に対して当事者意識を持ち、経営視点を磨きながらプレ社長室の3人が取り組んでいるのは「リジョブの未来を考えたときに重要度が高いが緊急度は低く、どの部署の管轄でもない為に取りこぼしがちな全社オペレーションやルール改善」です。
1つの取り組み例としては、「全社を対象にした、リジョブが運営するの求人サイトのデータ開示ルール策定」。現場メンバーやリーダー・マネージャーと経営陣の間で「全体が最も豊かになるための最適解は何か?」を常に追求しています。例えば、セキュリティ観点では「お客様へ開示できる範囲を狭めたりと、ルールを縛る必要がある」一方で、営業観点で「お客様への提供価値」視点で考えた際には、提案の幅を広げるためにデータによりアクセスしやすい状態を作りたい、といった相反する葛藤が現場に起きているため、双方の目的や立場を理解した上で、リジョブのみならずお客様やステークホルダーも含めたメリットが最大化できる、オペレーションやルール策定を目指しています。
もちろん、全社視点で社内のオペレーション改善、情報リテラシーのブラッシュアップなどに取り組むにあたり、初めて知る言葉や知識も多々あり、プレ社長室メンバーは脳が筋肉痛になる日々を送っています。関わる部署も多岐にわたりますが、ここで五月女は営業で培った巻き込み力を常にフル稼働。中長期的には「全メンバーが安全にデータ運用を出来る状態と、Rグループの売上向上の両立を実現する」ことを目標に動いており、事業を創るにあたって大切な攻めと守りを実現させたいと思っております。
2021年の経営幹部候補合宿で感じた「誰かだけに重い荷物を背負わせず、みんなでそれを担える組織になりたい」という想いを起点に、ひとりの葛藤を全員で考えて、課題解決策をプレ社長室のような具体的なプロジェクトにしてしまえるところが、私たちが「リジョブ最高!」と感じるところです。私はいま、プレ社長室の3人で組織を全体像として捉え、全体最適を考えて、全社のためになることを具体化していけることに、物凄くやりがいを感じています。
これからも、未来会議を通じて感じた、一人一人の責任範囲を広げていく重要性や、成長成長機会を自分で作っていく姿勢、色々な葛藤がある中でも信念を持って前進することができる覚悟を付けていけるよう、日々事業づくりと組織づくりに取り組んでまいります!