こんにちは! 「すべての『ひと』が仕事で輝ける未来へ」をビジョンに掲げ、飲食店の経営課題をテクノロジーで解決することを目指す、飲食テック系スタートアップ・リディッシュ株式会社の広報担当です。
今回は、カスタマーサクセスチームでインターンをしているセカジュンさんにインタビューしました。大学では社会保障制度の持続可能性を学ぶ彼は、社内では「セカジュン」というニックネームで呼ばれ、日々の作業ぶりから社員にも信頼される存在です。
なぜリディッシュでインターンを始めたのか、どんなことを学び、どのように将来につなげたいのかをお聞きしました!
まずは、簡単に自己紹介をお願いします!
慶應義塾大学商学部3年のセカジュンです。2025年1月より、カスタマーサクセスチームでインターンをしています。
大学では社会保障制度の持続可能性について学びながら、塾講師のアルバイトもしています。人に伝えることやサポートすることにやりがいを感じており、今回のインターンでも多くのことを吸収したいと思っています。
社内でのニックネームは「セカジュン」です。由来は、社員の檜山さんのあだ名が「ジュン」で、私も塾とリディッシュのインターンを掛け持ちしていたことから、「ジュンのセカンド=セカジュン」と名付けてもらったものです(笑)ニックネームをつけてもらえる楽しい職場です。
趣味は料理と旅行で、新しい発見や挑戦を楽しみながら、自分の視野を広げています。
インターンを通じて、学んだことを実践につなげ、少しでも早く社会に貢献できるよう成長していきたいと考えています!
飲食店の課題に向き合い、テクノロジーで解決する経験を通じて成長したい
なぜリディッシュのインターンに応募したのか、また、数ある企業の中でリディッシュを選んだ理由を教えてください。
将来は経営支援に関わる仕事をしたいと考えており、そのために学生のうちから実社会の課題に主体的に関わる経験を積みたいと思い、長期インターンを志望しました。アルバイトのように決められた作業をこなすだけでなく、自分で考え行動しながら日々変わる状況に向き合える環境で学ぶことで、より実践的な経験ができると考えています。
大学1年のときに飲食店で働いた経験から、現場のDXが遅れていることに気づきました。FAXや紙の伝票に頼った業務は、経営者やスタッフの負担を増やし、本来の仕事に集中できない原因になっていると感じました。特に、営業後に売上を手書きで集計し、帳簿に転記する作業はとても手間がかかり、帰宅が遅くなることも多かったです。こうした非効率な仕組みは従業員の負担になるだけでなく、経営コストやサービスの質にも影響するのではないかと思いました。
そんな課題にテクノロジーで取り組み、飲食店経営を支えるリディッシュの事業は、とても意義深く、実践的だと感じました。その理念に共感し、自分もその一員として挑戦したいと思い応募しました。
カジュアル面談の際には、担当の方が「飲食店経営の効率化を支援し、経営者が本来の価値創造に集中できる環境をつくる」という想いをお話しされ、強く共感しました。また、自分のやりたいこととリディッシュの事業を照らし合わせながら、一緒に真剣に考えてくださった姿勢にも心を打たれました。学生一人の思いを丁寧に受け止めてくださる雰囲気に触れ、この環境なら挑戦しながら成長し、本当にやりたいことを実現できると感じています。
日々の顧客対応から学んだ、柔軟に考え行動する力
インターンで最初に取り組んだ仕事と、その仕事に挑戦したときの気持ちを教えてください。
インターンで最初に取り組んだのは、カスタマーサポート業務でした。お客様とのLINEでの日常的なやり取りに対応するほか、新規のお客様にはサービス利用開始に向けた面談も担当しました。
LINE対応では、文章力に自信がなかったため最初は不安がありました。そこで、自分の文面を生成AIにかけて改善点を確認し、より伝わりやすい表現へと修正しました。たとえば、当初は「承知しました。手続きは以上です。」のように簡潔すぎる文章になってしまいがちでしたが、「承知いたしました。本日中に手続きを進めますので、完了しましたら改めてご連絡いたします。」と修正することで、次の行動を明確に示しつつ、丁寧で安心感のあるやり取りを意識するようになりました。
一方、新規のお客様との面談はマニュアルが整っていたため、比較的安心して臨むことができました。ただ、実際にはマニュアル通りでは十分に対応できない場面も多く、相手の状況に合わせた柔軟な対応の必要性を実感しました。特に税務関連の書類確認では、お客様ごとに必要書類が異なり、一覧だけでは判断できないケースもありました。その際には、事業形態や利用状況を丁寧に伺い、自分なりに整理したうえで上司に確認し、最終的に対応しました。この経験を通じて、マニュアルは指針にすぎず、状況を踏まえて自分で考え判断することの大切さを学びました。
自分で考え、工夫し、周囲と共有する──業務効率化で学んだこと
インターンで特に印象に残った出来事と、そこから得た学びや成長について教えてください。
お客様からの郵送物の返送フローが十分に整備されておらず、対応に時間がかかって本社に郵送物が滞留してしまうことがありました。この状況を改善したいと思い、関数を学びながら管理用のスプレッドシートを作成し、誰でも対応できるようマニュアルも整えました。
この取り組みを通じて学んだのは、目の前の作業をこなすだけでなく、その裏にある非効率や仕組みの問題に目を向けることの大切さです。自分で仕組みを考えて形にしてみることで、効率化は小さな工夫の積み重ねから生まれることを実感しました。また、マニュアルを用意して周囲と共有することで、改善を一人の工夫にとどめず、組織の仕組みにしていくことの重要性も学びました。
改善を進めるときには、効率化や属人化の解消といったメリットだけでなく、新しい仕組みが逆に負担や混乱を生まないかも意識しました。たとえば、新しい管理シートやフローは慣れるまで時間がかかり、短期的には作業効率を下げる可能性もあります。そこで、マニュアルの中で改善の背景やメリットを丁寧に説明し、移行の不安をできるだけ減らすよう心がけました。
小さな工夫が業務改善やお客様の満足につながることを体感した
仕事をしていて楽しいと感じる瞬間や、業務の中で意識していることを教えてください。
インターンで特にやりがいを感じるのは、自分の工夫や提案が実際に業務改善やお客様の満足につながったときです。お客様から「助かりました」と直接感謝の言葉をいただくと、自分の行動が人や組織の役に立っていることを実感でき、仕事の楽しさを強く感じます。
日常の業務では、ただ作業をこなすだけでなく、業務全体を俯瞰して「どこに非効率があるか」を考えるようにしています。そこから改善の余地を見つけ、仕組みやフローを見直すことで、効率化につなげることができます。単なる作業の遂行にとどまらず、付加価値のある成果を生み出すことができる点にやりがいを感じています。
特に印象に残っているのは、お客様から「安心して始められました」と言っていただけたことです。マニュアルに沿うだけではなく、不安に感じている点を丁寧に聞き取り、具体例を交えて説明するようにしました。その結果、納得感のあるサポートができ、感謝の言葉につながったと考えています。この経験から、顧客対応では正確さに加え、「安心感を与える姿勢」が非常に大切だと実感しました。
仲間と課題に向き合い、主体的に動くことで成果を形にすることができた
一緒に働く社員やチームの印象と、『この人と一緒に働けてよかった』と思った瞬間について教えてください。
一緒に働く社員やチームは、お客様志向を大切にしながら前向きに課題解決に取り組む姿勢が印象的です。また、インターン生に対しても定期的に興味ややりたいことを聞き、挑戦の機会を与えてくださる点に魅力を感じました。そのおかげで、自分の意思を持ちながら主体的に業務に取り組むことができました。
業務で行き詰まったときには、ただ答えを教えるのではなく、一緒に考える姿勢で導いてくださったことが特に印象に残っています。課題の背景や目的を整理する視点を共有していただき、自分の思考の幅が広がったことを実感しました。また、インターン生の意見や挑戦意欲を尊重してくださるため、安心して自分の考えを表現できる環境だと感じました。
さらに、LINE返信やサービス提供対応を担当していた際には、「いなかったらサービス提供が間に合わなかった」と社員の方から言っていただいたことがあります。日々多くのお客様対応があり、少しの遅れがサービス全体の遅延につながる状況の中で、自分は迅速さと正確さの両立を意識しつつ、相手が安心できる表現を工夫しながら対応しました。その結果、業務を滞りなく進めることができ、自分の貢献が組織全体の成果につながるやりがいを強く実感しました。
現場理解と改善力を磨き、Fintechで中小企業や店舗の生産性向上に貢献したい
インターンでの経験を通して挑戦してみたいことや、将来のキャリアにどのようにつなげたいかを教えてください。
将来的には、FintechやDXを活用して日本企業の経営課題を解決し、国全体の競争力向上に貢献したいと考えています。現在、日本ではFintechの普及や活用が他国と比べて遅れており、その影響で中小企業や店舗の業務効率化が進まず、生産性の低迷につながっていると感じています。私は、こうした状況を改善し、経営者が安心して事業成長に集中できる環境を整えることを目指しています。
リディッシュでのインターンを通じて、飲食店の現場におけるDXの遅れを実際に体感しました。日々の顧客対応やサービス導入支援に加え、業務フローの見直しや改善に取り組む中で、効率化の重要性や現場課題に寄り添う姿勢を学びました。この経験から、表面的な支援にとどまらず、仕組みそのものを設計し直すことが経営支援につながることを実感しました。将来のFintech推進においても、現場理解と改善力が自分の強みになると考えています。
挑戦を尊重してくれる環境で、自分の興味を軸に成長できるインターン
最後に、これから応募を考えている学生に向けて、一言メッセージをお願いします。
リディッシュのインターンは、インターン生であっても挑戦を尊重してくれる環境があり、自分の興味を起点に業務に取り組むことができます。そのため、単なる作業経験にとどまらず、課題を見つけて改善策を形にする力や、自分なりの考え方を養うことができます。こうした経験は、自己成長につながるだけでなく、就職活動で「学生時代に力を入れたこと」として自信を持って語れる内容にもなります。
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください!
📣 一緒に未来を創る仲間を探しています!
リディッシュは、「すべての『ひと』が仕事で輝ける未来へ」をビジョンに掲げ、飲食業界に新しい風を吹かせるスタートアップです。
実際にインターンとして活躍しているセカジュンさんのように、「学びたい」「挑戦したい」という意欲を持った学生が、実務を通して成長できる環境があります。社員やチームと一緒に課題解決に取り組みながら、自分のアイデアや工夫が形になる面白さを実感できます。
少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
ご応募お待ちしています!