こんにちは、日本PCサービス株式会社、採用担当です。
2025年4月1日に、2025年新卒の「入社式」と2024年新卒による「課題解決プロジェクトの報告会」が開催されました。今年は、新たな社会人としての船出を祝福し、参列者も新たな目標に向かう機会とすべく、初の港町・神戸で開催しました。取締役および部長職など経営メンバーに 加え、先輩社員も参加し、デジタルインフラを支え「デジタルホスピタル」という新しいサービス文化を一緒に創っていく新たな仲間を迎え入れるとともに、事業の目指す方向性を再確認しました。
会の中では、働くスタッフに大切にしてほしいポイントについて、社長から新入社員に向けてお話がありましたので、当社にご関心をお寄せいただいている方は是非ご一読ください!
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ご入社おめでとうございます。日本PCサービスは2003年に創業しました。自動車が故障したら助けに来てくれるJAFさんのように、パソコンが壊れたら駆けつけて解決する事業をスタートし約21年半になります。実は私の息子は本日、別の場所で入社式に臨んでいます。私の息子・娘世代の皆さんが入社されたということは感慨深いです。21年半の間にネットワークにつながる機器が普及し、私たちのサポートもパソコンからネットワークにつながる機器へと広がり、事業成長してきました。これから少子高齢化が進むにつれ、若い世代の人口が減り、人手が足りない時代になっていくことを考えると、DX化は進めていかなければなりません。しかし、DX化が進んでもサポートする機能が社会全体で不足すると考えています。皆さんには、『日本PCサービスがデジタル社会の困っていることを解決する存在となる』という大義を持って仕事に取り組んでほしいと考えています。
先日、量販店でおばあちゃんがスマホの相談に来店されたのを見かけました。スマホのバッテリーが劣化していて、どう対応されるのかなと見守っていると、機種変更を提案され、おばあちゃんはそのままスマホを買替されました。
ここで、皆さんに少し考えてみてほしいのです。このおばあちゃんは機種変更をしたらスマホの使い方がわからなくなってしまうかもしれません。バッテリーだけ交換して、今のスマホを使う選択肢はないでしょうか。ご本人が新しいスマホを望まれた場合は、それでよいと思います。量販店さんの対応が間違っているということではなく、私は「選択肢がない現状は、どうなのだろう?」と感じました。
パソコン修理も同じで、メーカー修理の場合、初期化が原則のため、お子さまが生まれた時に撮った写真データは諦めてしまうというお声をよく耳にします。しかしデータを消さずに修理することも可能です。私はお客さまに「選択肢が無い現状は良くない」と考え、日本PCサービスを起業しました。
当社は、これからの社会で『デジタルで困ったら、日本PCサービスが当たり前』となるサービス文化を創るという大義を掲げています。
会社としてはこうした想いで、新しい文化創りに挑戦しているところですが、何もかもすべてが整っているわけではありません。自分たちで、社会に貢献していくサービスを提供していくという気持ちをもっていてほしいです。その結果、自分たちの給与や待遇も良くしていく、自分たちで会社を良くしていく、という想いで仕事してほしいです。
例えば「給与を上げたい」と思ったら、お金だけを重視するなら他の仕事もあるかもしれません。
私は以前に新卒社員に向けて、星野リゾートさんの本を紹介しました。現場のスタッフが課題を感じ、自ら社長にメールを送ったことで、業務改善につながり、今の星野リゾートがあるという話です。
この本を読んだ社員から「おかしいと思っても、人間関係を気にして声をあげられないかもしれない」という声が複数ありました。この話も同じで、疑問に思ったことは、自分たちで声を上げて、解決していける会社にしていくという想いで仕事してほしいなと思っています。
私が仕事をするうえで大切にしてほしいと思っていることは大きく3つです。
ーー①やりがいをしっかり見つけるーー
日本PCサービスグループの経営理念は『お客さまに「ありがとう」と言って頂ける、社会に必要なサービスを提供する。』です。訪問サポートや、電話サポートに当たる方は、お客さまのお困りごとを解決して「ありがとう」と言っていただけるサービスを提供し、バックオフィスで業務する方は他部署からの「ありがとう」を言ってもらえる仕事をすることで、やりがいを見つけてほしいです。
ーー②楽しんで仕事するーー
正直なところ、仕事は楽しいことだけできるわけではないです。その中でも、いかに楽しむかだと思います。例えば、今日は4件の予約のお客さまのサポートをして、3件ありがとうと言ってもらえたら、自分にご褒美をあげようなど、達成感覚を身に付けて楽しんでほしいと考えています。
ーー③相談する先をしっかり作るーー
私も皆さんと同じように、22歳の時に入社式に参加しました。しかし、その時の社長の話は全く覚えていません笑。しかし、毎年これは必ず伝えることで、これだけは覚えて帰ってほしいと思います。
同期同士で相談するのも良いのですが、自分が困った時に相談できる『間違いない相談先』を作ってほしいです。仕事で壁にぶつかった時、一番ダメなのは壁を乗り越えずに転職することです。転職することがダメなのではなく、壁の乗り越え方を身に付けてほしいと考えています。壁にぶち当たって負けて転職するのではなく、壁の乗り越え方を身に付けて、日本PC出身者は何かあっても問題解決していく、強いなと思ってもらえるような人材に成長してほしいです。
この後、研修期間で色々な部署と関わると思います。その時に、できる限り色々な先輩たちとコミュニケーションを取って、困った時に相談できる環境を作ってほしいです。私自身も、社長をしていても悩むときはあります。その時に、重要なのは、相談する相手を間違えないことです。
例えば、どうしてもクリアできないゲームがあった場合、ゲームをしてない人や、クリアできていない人に相談しても解決しません。ゲームをクリアした経験がある人なら、解決できる可能性があります。
つまり、相談したい内容に応じて、その壁をクリアした人に相談して、解決していってほしいのです。そのためには相談できる先をいっぱい作っておくことが重要です。相談した人が解決できなくても、適切な相談先を紹介してくれる可能性があります。研修期間を通してコミュニケーションを大切にしてほしいです。先輩や上司に相談しても、どうしても解決しないときは私も力になります。
日本PCサービスグループは「相談できる環境がある」。この部分については、私はとても強いと思っています。まだまだ会社としては未熟な点もありますが、外部調査サイト等でも「透明性」「意見が言える社風」・「経営陣との距離が近い」といった項目は毎回突き抜けています。先日も健康経営優良法人の認定をいただきましたが、スタッフへのアンケートのレポートでも悪い点数もありましたが「スタッフ間のコミュニケーション」や「相談できる環境」といった項目は、とても高い点数でした。
悩みを抱えると、ストレスを感じます。ストレスがあるとお客様にも良いサービスを提供できません。同期同士での相談も大切ですが、困った時は「解決できる人に、速やかに相談・速やかに解決」してほしいと思います。
繰り返しになりますが、『間違いない相談先を作る』これだけは今日しっかり覚えてほしいです。そして、「社会のデジタル問題を解決している、日本のデジタル社会を守っている」と胸を張って言える、社会に必要な1人になっていると言える働き方をしてほしいと思います。
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いかがでしたか?
「社会のデジタル問題を解決している、日本のデジタル社会を守っている」と胸を張って働きたい方は是非気軽にお話を聞きに来てください。
お待ちしています♪