日本PCサービスでは、若手社員のスキルアップを目的に、毎年2〜3のプロジェクトチームを立ち上げています。決裁権限を持つ部長や課長と直接やりとりをしながら、自らの意見で会社の未来を動かす──そんなリアルな成長機会が全スタッフに開かれているのです。
今回ご紹介するのは、そんなプロジェクトに1年目で挑んだMさんのストーリーです。
Mさんは、カスタマーサービス部に配属された新卒社員。普段は訪問受付依頼を受け付ける予約センターで、受電対応やアルバイトのフォロー、受付件数の管理などを担っています。
そんな彼女に与えられた今回のミッションは、「利益を生み出すこと」。営業職ではない自分がどうやって?──彼女が注目したのは、“コスト削減”という視点でした。
■通信費を見直せ!ー600の窓口、400のフリーダイヤル
カスタマーサービス部では、日々多くの電話を受け付けています。問い合わせ窓口は当時約600、そのうち約400がフリーダイヤル。毎月固定の維持費がかかる中、「本当に全部必要なの?」という疑問が彼女の出発点でした。
業務の中で「普段使われていない番号があるのでは?」という直感をもとに、稼働状況の調査を開始。半年間で一件もかかってきていない窓口を洗い出し、なんと79件を抽出しました。
削減とは言え、窓口を閉じるには社内外の調整が不可欠。特に営業部門にとっては、お客様との長年の信頼関係がかかっています。
「この窓口はA社の創業当初からのもので…」
「B社の2店舗が統合したのでどちらかに寄せた方が…」
「C社は既に事業部を畳んでいた」
そんな会話を一つ一つ丁寧に積み上げ、39件の窓口の削減に成功。なんと年間1,029,600円のコスト削減を実現しました。
この経験を通じて、Mさんは“営業でなくとも会社に利益をもたらすことができる”という実感を得たといいます。
「通信費だけでなく、人件費や応答率、保留時間──日々の業務には、改善の余地がある数字がたくさんあると気づきました」
数字を追うのは営業だけじゃない。カスタマーサービスの現場でも、見直し・工夫・改善の積み重ねが、しっかりと“利益”につながっていくのです。
今回はMさんの奮闘を取り上げましたが、日本PCサービスでは他にも多くの若手が、会社に貢献するプロジェクトに関わっています。
あなたも、入社後の1年目から会社の未来をつくる一員になれるかもしれません。
私たちは、そんな挑戦する若手を全力で応援します。
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