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複数の業界で働いてきた鶴見さんが感じる、温泉道場の支配人の魅力とやりがいとは。

こんにちは。温泉道場リクルートチームの愛沢です。リクルートチームでは、温泉道場で働く支配人たちの働き方を紹介しています。今回は、BIO-RESORT HOTEL & SPA O Park OGOSEで支配人を務める、鶴見信之介さんにインタビューを行いました。

鶴見さんは2020年入社の中途4年目、入社当初は埼玉県ときがわ町にある、ときたまひみつきちCOMORIVER(以下「コモリバ」)で支配人を2年務め、現在は埼玉県越生町のBIO-RESORT HOTEL & SPA O Park OGOSE(以下「オーパーク」)で支配人として活躍しています。

前職では、リサイクル業界、金融業界にて勤務をし、温泉道場に入社。複数の業界で働いてきたからこそ感じる、温泉道場ならではの特徴や魅力、支配人としての働きがいについてお話いただきました。

――温泉道場に入社する前はどんなことをされていましたか?

新卒で入社したのは、リユース品を多く取り扱っている総合リユースショップでした。主に店舗でのリユース買取業務や店舗運営業務を行い、入社して4年目には副店長、その2年後には店長職を務め、最終的には旗艦店の店長も経験しました。10年その会社に勤めていましたが、新しいことにチャレンジしたい気持ちが強くなったことをきっかけに、未経験ながら証券会社に入社しました。営業職として、日々ノルマの達成を目標に励んでいました。

――異なる業界での経験が豊富ですね。そんななか、温泉道場に転職を決めたきっかけはどういったものでしたか?

元々、お風呂やサウナに入ることが好きで、仕事終わりや休みの日によく近くのお風呂屋さんを利用していました。ある時、昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉を利用して「ここは他のお風呂屋さんとは一味ちがう」と思ったことを覚えています。そこから玉川温泉だけでなく、おふろcafé 白寿の湯など系列店にも足を運び「温泉道場」という会社を知りました。様々なコンセプトのお店を運営している点だけでなく、採用活動でもアウトドアサウナ説明会を行ったり、“変な会社”だなと関心が湧きました。さらに自分自身が埼玉県出身だったこともあり、すごくシンパシーを感じたことがきっかけです。

入社してからの働き方

――入社してからすぐ配属されたのは、ときがわ町にある「ときたまひみつきちCOMORIVER」でしたよね。

もともと、お風呂に興味があったのに、お風呂の設備がないコモリバへ配属されたときは驚きました。しかし施設の目の前を流れる穏やかな川が何より魅力的な施設でした。BBQ、サウナ、キャンプ、焚き火などをこの川の前でできるコモリバは本当に素晴らしいです。また、春の桜が咲き誇るコモリバを最初見た時には、本当に感動しました。

宿泊業は未経験だったということもあり、最初の一年はしっかりと現場のサービスを覚えることに時間を費やしました。2年目には、支配人として注力すべき業務に比重を置くようになりました。予算や採用、給与、プランやイベントの企画、投資計画の決定など、店舗の「経営」にかかわる部分です。

その後、現在支配人を務めているオーパークに異動しました。オーパークはコモリバと違って、宿泊業だけでなくスパやお風呂を併設した本館の営業に加えてレストランやチーズケーキ製造など、ひとつの館で様々な業態がある施設です。さらに知識や経験が必要となる店舗です。日々の運営管理は大変ではありますが、とてもやりがいのある施設だと感じています。

――温泉道場に入社して感じた「ギャップ」はどういったものでしたか?

支配人になって、温泉道場の管理職の裁量の大きさに驚きました。現場業務と並行しながら店舗の売上管理や経理業務は、前職だと総務部や経理部が行っていた業務だったので、実際にそこまで自分達で行わなくてはならないことにとてもギャップを感じました。しかし、販促や投資が自分たち主導で行えることはとても面白いと感じました。自分たちの手で、店舗をつくり、お客さまの手に届けていく、川上から川下まで自分たちでできるという部分にやりがいを感じました。

また、会社のスピード感にもかなりギャップを感じました。コモリバで勤めている時には、新規客室の増設をする中で、まだ部屋が出来上がっていないのに予約受付を開始していたので、果たしてお客さまに提供できるのだろうかと不安になりながら進めていたのを覚えています。8割〜9割まで仕上げてからサービスをスタートするのではなく、2割〜3割でスタートして進めて修正しながらサービスを仕上げていくスタイルに驚きと新鮮さを感じていました。

――鶴見さんが今までやりがいを感じた仕事はなんですか?

埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジで行った「アウトドアサウナ in メッツァ」が印象的です。準備から開催終了まで半年間かけて行ったプロジェクトでした。さらに、店舗の繁忙期である8月に重なり、店舗運営と外部イベントの両立がとても大変でした。

アウトドアサウナの運営の許可取りを行い、準備のための備品やイベントの話は進んでいく一方で、「許可が取れなかったらどうすればいいのだろう」という不安もかなり大きかったです。3カ月の運営が終わった後にはとても達成感を感じました。また、運営メンバーは温泉道場の各店や本社から集まってきたメンバーでした。普段は一緒に働くことがあまりないメンバーと、店舗外でのイベントをともに運営したことは非常に楽しかったです。

温泉道場でひらくキャリア

――逆にこれからチャレンジしたいことはありますか?

宿泊施設の運営だけでなく、サウナに関する許認可の取得に関しての知見や運営のノウハウを得たので、コンサルなども請け負っていきたいと思っています。

――温泉道場の良さは、どこにあると思いますか?

1番のすごいところは「型にはまっていない」ところですね。お風呂屋やサウナ、宿泊施設だけでなく、鯖の養殖やチーズケーキの製造、パン屋の運営など、様々な舞台でメンバーが個々の長所を伸ばしながら活躍している様子がとてもいいなと感じます。

また、違うコンセプトや違うオペレーション、規模も全く異なる施設を運営しているのは大変でもあり、楽しい部分のひとつでもありますね。しかも、温泉道場が請け負う施設は、前の運営会社でうまくいかなかった施設がほとんど。その施設を再起させ、生まれ変わらせることはとても意義がありますし、誇りです。

――今後、鶴見さんが温泉道場で一緒に働きたい人はどういう人ですか?

今いないような個性を持った人と働いてみたいです。自分自身がチャレンジする気持ちを強く持ち転職をしているので、転職メンバーの気持ちがわかります。転職ならではの不安や悩みに対しても、自身の経験をふまえてアドバイスが出来ると思いますし、応援したい気持ちが大きいです。

自分と同じような業界を経験してきた人にも入ってきてほしいという思いもあります。そういう人には自分からアドバイスもできるし、働き方のフォローもできるなと感じています。

――温泉道場には色々なバックグラウンドをもつ人がたくさんいますが、入社する上で持っておくべき理念やスキルはなんだと思いますか?

まずは「おふろから文化を発信する」という理念に共感できるかどうか。また、自分の長所を活かしていけること、会社に貢献できることが中途採用では特に求められるなと思います。それに加えて支配人には冷静沈着でありながら、熱い心をもっていることが大切だと感じます。リーダーとしていいチームづくりをしながら、大事な場面で冷静に決断していく力が求められるなと感じます。

――ありがとうございました!

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