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「パーパス」「ミッション」「ビジョン」「バリュー」って何?? 抽象的な言葉ではなく、ちゃんと説明して!


就職や転職をするときは、毎日の具体的な仕事内容だけでなく、「その会社が何を目指しているのか?」「どういった価値観を大切にしているのか?」も気になるところかと思います。それらはよく「パーパス」「ミッション」「ビジョン」「バリュー」といった言葉で表現されていますが、いろいろな想いが詰め込まれた結果、抽象的でぱっと見ただけでは理解しきれないことも多いかと思います。

そこで今回は、「パーパス」「ミッション」「ビジョン」「バリュー」の意味を改めて整理し、実際にその言葉に組み込まれている意味や意図についても解説していきたいと思います。



【パーパスとは】

最上段に掲げている、会社としてのコンセプトがパーパスです。「私たちは一体なんのためにこの仕事をしているのか?」という問いへの答えであり、「世の中」と「この会社」と「そこで働く人たち」の接続ポイントを説明するものでもあります。


オンサイトのパーパス:

テクノロジーで世界を前進させる

(解説)
世の中はテクノロジーによって良くなってきました。快適さ、安全性、エンタメや表現の幅広さ、便利であること……これらはすべて裏側でテクノロジーが支えています。じゃあ、これからも同じようにテクノロジーで世の中を良くしようと謳っているのがオンサイトのパーパスなのか? それもありますが、もう一つ重要なポイントが含まれています。

それは「テクノロジーについていけてない人が不利益を被っている」ということです。例えば、わかりやすいのはインターネットサービスやスマホですね。使いこなせている人にとっては、存在しているのが当たり前ですし、わざわざ使い方を学ぶようなものでもありませんが、一方で「うーん、インターネットよくわからん!」「スマホなんてほとんど使いこなせていないよ」という人もいます。

私たちはこういった状況を改善して、"誰でも"テクノロジーによる恩恵を受けられる世の中にしたいと考えています。そこまで考慮した上での『テクノロジーで世界を前進させる』です。


【ミッションとは】

先ほどのパーパスを少し具体化して、実際に自分たちの会社がどういった役割を担っていくのかを示したものです。つまり、パーパスを実現するためにこの会社は何をするの?がミッションですね。


オンサイトのミッション:

リソースとノウハウでデジタル社会の難問に最適解を

(解説)
後半の『デジタル社会の難問に最適解を』は、先程のパーパスの解説でお伝えしたようなことです。テクノロジーの中でもいわゆるIT、インターネットサービス、DXなどの"デジタル"関連の領域はどんどん複雑になり、解決すべき問題が難しくなっています。単純にアナログだったものをデジタル化すればいいというわけではありません。例えば、新しいサービスを展開しようと思ったら、プログラミング、デザイン、経営コンサル、マーケティング、制作、広告、ソーシャルメディアなどの複数領域にまたがって総合的に解決策を考える必要があり、これらの中のどれか一つだけを解消すればいいというわけではないということです。そういったことを踏まえて『デジタル社会の難問に最適解を』としています。

さらに、それに対して『リソースとノウハウで』と付いているのがオンサイトらしさです。

解決策だけ示しても意味はなく、お客さんから「じゃあそれをお願いします」と依頼されたときに、すべてを自分たちで担っていくことができます。社内にはITエンジニアもいますし、ビジネスコンサルタントもいますし、デザイナーもいますし、広告やソーシャルメディアの専門家もいます。「その領域は私たちはやってないのでできません」「この部分だけお請けします」ではなく、トータルで物事を解決するための体制が整っている。これが"リソース"があるということです。

ただし、リソースだけあっても「じゃあ具体的にどうすればいいの?」「もっと成果を出すためには?」といったことがわからないと、ただ人力で作業労働を請け負うだけになってしまいます。そうではなく、「この場合はここをちょっと工夫した方がいい」「こうやると今のマーケットに適した動きができる」といったデータや肌感覚の蓄積を私たちは大事にしており、社内で共有し続けています。だから、新入社員であっても過去の事例や工夫を検索することができますし、その当時の担当者に話を聞くこともできます。こういった「実際にこうだった」「実際のところここがポイントになる」が蓄積され、共有されていることを踏まえての"ノウハウ"です。

ということで、私たちのミッション『リソースとノウハウでデジタル社会の難問に最適解を』には、かなりオンサイトらしい意味合いが含まれています。


【ビジョンとは】

自分たちはどのような世の中にしたいのか?という理想の姿や目指す姿を言葉にしたものです。ミッションを積み重ねていった先の実現したい世界はどのようなものなのか。


オンサイトのビジョン:

すべての企業にCDOを

(解説)
CEO(最高経営責任者)やCOO(最高執行責任者)、CFO(最高財務責任者)、CTO(最高技術責任者)、CMO(最高マーケティング責任者)などは聞いたことがあるかと思います。会社における、その分野の責任者ですね。そしてCDOとは、DX部門の責任者を表しています。

既にお伝えした通り、デジタルの領域は誰もが当然のように理解して使いこなしているわけではありません。「本当はデジタル化したい」「もっとデジタルを活用してビジネスの課題を解消したい」と考えている企業も、何から始めたらいいのかわからず、なかなか導入できていなかったりします。

そんな企業をお手伝いするのがオンサイトです。私たちが持っているリソースとノウハウを活用して、すべての企業が本当の意味でDX化を推進してほしい。そのために私たちが社外CDOの立場で、各企業の"中の人"となって、その会社をもっと良くしていく。

今はまだCDOというポジションが存在しない企業もたくさんありますが、いつかは当たり前のようにどの会社にもCDOが置かれ、テクノロジーによってビジネスの課題が解決される。そんな世の中を実現していきたいという私たちの気持ちの表れから、ビジョンはストレートに『すべての企業にCDOを』としています。


【バリューとは】

仕事をする上で自分たちが大切にしたい価値観や判断基準、チームとしての運営方針です。同じ山に登るとしても、登る道や方針は複数ありますよね。じゃあ私たちはどうやってその山に登るのか?を示したのがバリューです。


オンサイトのバリュー:

1. 想いと挑戦を重んじる
2. 難問を最前線で解く
3. 変革の主体となる
4. 成果にこだわる
5. チームで超える、チームで変える

(解説)
私たちはまず、個人の「これをやりたい」「このプロジェクトはこうしたい」という本人の意思を大事にしています。「お客さんがこう言っているからその通りにやろう」や「上司の指示通りにやれ」では仕事は楽しくありませんし、成果も出ません。失敗してもいいので自分の意思を持って、常に新しいチャレンジをする。それが1の『想いと挑戦を重んじる』です。

そして私たち自身が誰よりもDXまわりでの実務に詳しく、実践経験を積んでいなければなりません。「今まで通り」や「教科書的に」ではなく、いつも最前線のプレーヤーでいよう、いつも現場感覚を持って顧客の課題解決に当たろう、という姿勢を示したのが2の『難問を最前線で解く』です。

それを踏まえて3の『変革の主体となる』です。関係者にも協力してもらいながら、顧客に対してちゃんと良い変化をもたらそうということです。いつも仕事の中心にいるのは自分です。「ちょっと関わった」「その領域に携わったことがある」ではなく、「私がこのプロジェクトを動かしました」「私はこういう仕事をしてきました」と言えるのはかっこいいですよね。

4の『成果にこだわる』は、単に仕事なんだから成果を出せという当たり前のことを言っているわけではありません。どんな状況でもあと一歩できることはあるはず、もう少し何かにこだわれるはず……という最後の1%への執着心のようなものを私たちは持っています。「こういう状況だから無理です」と言うのは簡単ですが、やれることを最後までやりきりたいです。そうすれば失敗しても、何かが残りますから。もちろん成果とは、利益のようなわかりやすい指標だけではありません。チームに貢献することや後輩を育てること、会社としてのブランディングや信頼に繋がったなど、"成果"と呼べるものはいくらでもあります。

そして最後の『チームで超える、チームで変える』。何でもかんでも全部自分一人でやれるわけではありません。自分にはできないことも、社内の誰かができることがあります。入社したばかりの人や若い人でも何かしらチームに貢献できることはあります。後輩だからって恐縮して、おとなしくしている必要は全くありません。他のメンバーのために、小さくてもいいから何かをしよう。さらに、オンサイトの特色として、いろんな分野の専門家がおり、職種や部門を横断して「同じゴールに向かって仕事をする」というのがあります。例えば、営業系の部門とエンジニアの部門がそれぞれ自部署の利益のために動いて社内で対立しているといったことはなく、常に「顧客にとって一番いいのは何か」という共通の価値観を持って議論しています。そういった意味も踏まえての"チームで"です。


以上、改めて整理すると、

・パーパスは最も大切にする考え方であり、会社の存在意義を表したもの
(オンサイトの場合:テクノロジーで世界を前進させる)

・ミッションは世の中に対して、自分たちの会社が何をするのかを表したもの
(オンサイトの場合:リソースとノウハウでデジタル社会の難問に最適解を)

・ビジョンは実現したい世界
(オンサイトの場合:すべての企業にCDOを)

・バリューは自分たちが仕事をする上で大切にする考え方
(オンサイトの場合:
  1. 想いと挑戦を重んじる
  2. 難問を最前線で解く
  3. 変革の主体となる
  4. 成果にこだわる
  5. チームで超える、チームで変える)

でした。

就職・転職する際は、ぜひその会社の考え方についても確認し、言葉が抽象的でよくわからない場合は、その会社の人に質問してみるのがおすすめです。オンサイトの「パーパス」「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を見て、少しでも共感できるポイントがあった方は、ぜひ一度お話しましょう。まずはエントリーお待ちしています。


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