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SaaSビジネスと関わりのなかった6人がマネーフォワードに入社した理由

こんにちは。人事の大崎です。今回は主に法人向けの事業を展開するマネーフォワード Businessの営業を担当している事業推進本部をご紹介します。

今期より、この事業推進本部(以下:事推)は大きな組織変更を行いました。今回はそんな新生「事推」のみなさんにお話を聞いて来ました。

話者
竹田 正信(写真左から3人目):2018年2月入社。 取締役執行役員 事業推進本部 本部長。
山本 華佳(写真右から3人目):2014年10月入社。事業推進本部 副本部長。
安原 香織(写真一番右):2018年1月入社。営業戦略部リーダー。
藤田 琴子(写真右から2人目):2018年1月入社。士業カスタマーサクセス3グループリーダー。
内田 健太(写真一番左):2018年3月入社。 士業カスタマーサクセス2グループ。
小林 健太(写真左から2人目):2018年6月入社。 ダイレクトセールスグループ。

編集:大崎(人事)
撮影:小川(人事)
グラフィックレコーディング:國村(インターン)

それぞれの自己紹介

大崎:それではみなさん、よろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介をお願いします。

竹田:竹田です。「マネーフォワード クラウドシリーズ」のセールスとマーケティングの組織の責任者を務めております。我々のチームは、マネーフォワードという会社の中で6割以上の売上を占めており、100人を超える組織規模になってきています。

組織が拡大しても、起業したての頃と変わらない一丸体制で、信頼関係と絆を大切にしています。みんなが理想以上のパフォーマンスを発揮してきたからこそ、とても強い組織になっていると感じています。

山本:山本です。社歴は4年半になります。当社の中で、同じ部署でこれだけ長く所属している人は私と河野さん(マーケティング部)ぐらいしかいないんじゃないかなぁ。あと辻さん?(笑)

私は入社以来、プレイヤー→リーダー→部長→副本部長と目まぐるしく自分の立場が変わり、「止まっていたら置いてかれる!」という恐怖でここまできました(笑)自分で営業の現場に立つのも大好きなのですが、一緒に働く事推のみんながもっと成長できる組織を作れるように、今は奮闘しています。その流れで、採用に1年半ぐらい前から携わっています。今は、おかげさまで素敵な仲間が増えてきました。入社当時と比べて、事推が組織として強くなっているのを見てきて、すごいやりがいを感じています。よろしくお願いします。

安原どうしよう。緊張する…(笑)安原と申します。今、営業戦略部にいます。入社して1年ちょっとぐらい経ちました。主にデータ周りをやっています。例えばKPIの設定とか、営業する方にとって見えづらいところをデータで数値化して、皆さんに共有しています。そうすることでもうちょっと営業しやすくなるような姿を目指しています。緊張しますが、頑張ります(笑)

内田:士業カスタマーサクセスグループにいる内田と言います。士業の先生方に、「マネーフォワード クラウドシリーズ」を販売しています。やっていることは本当にシンプルです。先生方がお持ちの課題に向き合って、単なるプロダクトの販売だけでなく、様々なソリューションも含めて広く提案してます。

一同真面目やな(笑)絶対用意してきたよね?

内田:めちゃめちゃ用意しました(笑)

(用意したカンペをチラ見しながら話す内田さん)

小林:小林です。実は私も内田さんと下の名前が一緒で健太と言います。私がやっていることは「ダイレクトセールス」といって、他の皆さんは士業の方向けですが、私のグループは一般企業向けにプロダクトを直接営業・販売しております。私自身が一般企業に直接販売したい意向が強かったので、この想いをを汲んでもらっています。もう一つ、ナレッジラボという新しくグループジョインした会社との連携の取りまとめもしています。

藤田:藤田と申します。内田さんと同じ士業カスタマーサクセス3グループでリーダーをしています。私も安原さんと同期で、ちょうど入社して1年2ヶ月ぐらいです。営業の内田さんたちが契約してくれた会計事務所が「マネーフォワード クラウドシリーズ」をより有効活用していただけるように、訪問してサポートしていくという仕事をしています。他にも幅広く色んなプロジェクトにこれまで関わらせていただいて、事推のメンバーによるサポートレベルが平準化できるような仕組みづくりに力を入れてきています。ざっくりとそんな感じです。

マネーフォワードに入った理由

大崎:そもそも、みなさんってどういう経緯でマネーフォワードに入社したんですか?

竹田僕の場合は、特殊ですね。みんなと違って選考を受けて入ったわけじゃないですから。クラビスという会社(2017年にグループジョイン)を経営しており、会社としての戦略上、様々な企業と資本面も含めた業務提携をしていくことを考えていた中で、マネーフォワードへのグループジョインを選びました。その選択をした一番の理由は「世の中を変えていく側に立った方が面白いな」って思ったからですね。ありがたいことにいくつかお話をさせていただくご縁に恵まれて、クラビスの経営陣で散々悩んで考えましたが、

「チャレンジャーとして、これから大きくなっていこうとする企業とタッグを組んで、スピード感を持って、知恵を絞りながらやってゆくことのほうが自分たちのスタンスと合っているな」と。その可能性を一番感じたのがマネーフォワードでした。ここは多分、みんなが当社を選んだ理由と変わらない気がします。

実際に一緒に働いてみると、志が一緒で、自然と一丸となることができて本当に力強く進んでくることができたので、もしかしたら「なるべくして一緒になれた」のかなとも思っています。

山本:私が入社した頃、社員数は全社で50名ほどの規模で、オフィスは泉岳寺の雑居ビルにありました。当時、泉岳寺に住みながら前職の勤務地だった千葉まで片道2時間弱かけて通っていたため、エージェント経由でマネーフォワードをご紹介いただき、面接の場所を確認したら、「え!?自分の家!?」かと思うぐらい近かった(笑)これはもうご縁だなって思いましたね。

もちろん家が近いだけで選んだわけじゃなくて、人に魅力を感じました。マネーフォワードを紹介してくれたエージェントさんは過去に一度だけお会いしただけなのですが、とても印象に残っていた方でした。その方から3年ぶりぐらいに突然「山本さんにぴったりの企業さんです!」と紹介されて、「ああ、この人が言うなら話聞きに行ってみようかな」と思いました。そこにも縁を感じましたね。実際に話を聞きにいったら、世の中の酸いも甘いも経験してきていた辻さんや瀧さんが、「こういう世の中にしていきたい!」と、目を輝かせながら話している姿を見て、ここだ!と思い、すぐに入社を決めました。

安原:やっぱり緊張するなぁ(笑)。マネーフォワードは3社目です。3社とも事業内容が全然違う(生命保険→人材→クラウドサービス)んですが、やっていることは一貫していて、営業のみなさんの武器を増やしたり整備したりする仕事、っていうイメージです。例えばデータ整理やフロー構築、資料作成やイベント運営、営業の裏側はなんでもですね(笑い)事業内容が違うので周りにも「好きなことないの?何がやりたいの?」とか、「マネーフォワード入ってもまた辞めるんじゃない?」みたいなことを言われました。でもよくよく考えてみたら、私は一緒に働く人達が大切なんだなって気付いたんですね。だから私はプロダクトやサービスは何でも良かったんだと思います。前職までの人とは、今でも仲良しというか戦友みたいな絆が残っていて。私にとってはそれが大切な原動力になっています。

(写真左:山本さん 写真右:安原さん)

安原:ただ入社当時は若干自信がありませんでした。今までは営業とそれ以外の人みたいな壁をすごく感じていて。「それをやるとこっちの部署が困るじゃん」とか「そっちの部でやって欲しい」とかばかりで、「この会社のことが好きだから、その中で自分はこの役割を担いたい」という考えになれなかったんです。だから一歩引いてたところがあったんですね。それが嫌だなと思って、「同じ方向を向いてる」人がいっぱい集まっている会社がいいなと思ってここにしました。入ってみたら、みんな同じ方向を向いていて、「営業」だとか「事務」だとか「エンジニア」だとか役割はあっても、「マネーフォワードとしてどうするか」が基準なので、すごく働きやすいです。何かを決めるときには必ず共通言語としてのMission・Vision・Value(MVV)があるのも、働きやすさに繋がっているんだと思います。だから今は自信をもって働いてますよ!

一同:めっちゃいい話だ。

内田この話の後ってプレッシャーだ(笑)僕はマネーフォワードが2社目で、今回が初めての転職です。前職では金融機関に勤めていて、企業の決算書とかを見る機会がありました。ふと、「決算書ってどういう過程で作られてるのかな」って気になっていたら、たまたま財務経理部に異動することになり、「ラッキー」って思って飛び込んでみたんです。そうしたら同じ事に忙殺される日々で、なんだか自分自身が嫌になっちゃって。存在価値が見えなくなっちゃったんですね。

その時にたまたまクラウド会計という存在を知り、これは経理部の在り方が変わるぞと直感しました。程なくして人事部の小川さんに声をかけていただきました。実は同じように会計サービスを展開している会社を他にも受けたんですが、最終的に社風や雰囲気が合っているなと感じ、人の良さに触れて当社にしました。

小林:私は、ここで4社目ですね。1社目は緑色系列の大手証券会社に入社して営業をしていました。そのあと、家族の事情があって地元に戻ったんですね。もともと大学で簿記や会計が面白いなって思っていたので、2社目として地元の税理士法人・会計事務所に入りました。そこでも、やっぱり「会計は面白いな」って思ってそこから2年ぐらい働いていました。一方で、そこの会計事務所だけかもしれないですけど、「試算表も決算書も作りっぱなし。もしくは作って申告して終わり。」みたいな企業さんが多かったんです。「これって本当にお客さんのためになってるのかな?」と思うことが増えてきました。だからこそ「会計をもっとアグレッシブに活用する」方法がないかなと思い、地元もそろそろ出たかったので、転職したのが東京にある中小企業向けの財務コンサルの会社です。

そこでは、資金調達に携わる機会が多くありました。資金調達の準備として企業の現状分析をしてみると、だいたいの企業の課題って3つぐらい出てきたんです「試算表が正しくない」、「試算表を作るのが遅い」「業績・予算関係なしのどんぶり勘定」。この3つがだいたいの会社さんにはありました。この3つが整わない会社が多いのに、資金調達とは言えないなという状況で、「このままじゃ日本の中小企業が壊れていってしまう」と危機感を覚え、どうしたらいいだろうと情報を集めていた矢先に、竹田さんとお会いしました。

(写真左:小林さん)

小林:当時は、別のコンサルに行くか、事業会社に入るか、世の中を変えるような会社に行こうかなって三択で迷っていました。結果的にはマネーフォワードの世の中のバックオフィスを良くしていく点に惹かれましたね。三択と照らし合わせると、マネーフォワードだって事業会社ですし、今の事推だって、コンサルに近い業務がある上に、会社が世間からの注目も集めていて、影響力も非常に大きい。こんないいとこ取りの会社ない!と思って決めました。竹田さんの印象も大きかったです。

竹田:どんな印象だったんだろう(笑)

小林:Mac片手に、メガネとスーツがバシッと決まってて。「すげえイケてる人だな」と思って(笑)

一同:(笑)

小林:前職では、資金繰りや資金調達の手前でも、企業の大変な部分を見ていたので、 マネーフォワードで変えていきたいなっていうのは思っています。

藤田:私も何社か経験している上に、ちょっと変わった経歴です。もともとは美容室とかネイルやエステサロンの経営をしている美容系の会社に勤めていました。当時は自分自身もメイクアップアーティストで現場に出ながら、社長の右腕として「経営のいろは」を教えてもらってたんですね。バックオフィスである経理から人事、営業、広報、店舗管理と、本当に幅広い業務を色々任せてもらったことが自分のベースになっています。当時は県や市と一緒に仕事をすることも多くて、地域を盛り上げるプロジェクトにも取り組んでいました。そんな中、実は地元の秋田の店頭で仕事をしていた際に東日本大震災を経験したんです。秋田も、ものすごく揺れて数日間はとても大変だったんです。被害は他県に比べると大きくなかったので、震災後にボランティアなどで東北を盛り上げる活動もしていました。そういう活動をしていて、「もっとたくさんの地域や社会に貢献したいな」という気持ちになり、身につけていた経営についての知識やバックオフィスの経験を活かすため、まずは財務面から学ぼうと思い、会計事務所に転職しました。

そこで入った事務所が新しい事務所で、たまたま「マネーフォワード クラウド会計」を使っていたんです。気がついたら、「マネーフォワードクラウド 会計」を顧問先企業に導入するコンサルの事務所内の責任者になっていました。少しずつ導入先企業は増えていたんですが、多くの壁とぶつかってなかなか思うように顧問先への導入が進まなかったんです。

(藤田さん)

藤田:「今のままだと、自分が関われる会社ってせいぜい多くても30~40社ぐらいだ」と気づき、より多く世の中の方に「マネーフォワード クラウドシリーズ」の価値を届けていきたいなと思っていたところ、マネーフォワードが思い浮かびました。このタイミングで偶然、当時に営業に来てくれていた事推の青沼さんにお誘いいただいて。青沼さん行きつけの渋谷の道玄坂にあるケンタッキーでいろいろと話を聞いて、入社を決めました。

一同渋谷の道玄坂のケンタッキー(笑)しかも行きつけなんてあるんだ(笑)

大崎:みなさんありがとうございます。みなさんの想いがあふれすぎて、1記事で収めることが出来ません(笑)昨年12月の大きな組織変更の背景や、今後の展望については続編でお伺い出来ればと思います!

前期比80%超えの成長をしたtoB領域を支える組織の裏側と今後の展開について | MoneyForward's ROOM
こんにちは。人事の大崎です。前編では、新生「事業推進本部」(以下:事推)のメンバーの入社の経緯や思いについて聞いてきました。前編に引き続き後編では、昨年12月の大きな組織変更の背景や、今後の展望...
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