メンバーズキャリアには「ラボリーダー」という、メンバーズキャリアに所属するデジタルクリエイター340人の学び合い、交流を促進する役目を担う方々がいます。
2019年度の主な活動は、
- クリエイターのスキル向上のサポート
- 勉強会開催とそのサポート
- スキル向上に関する問い合わせ窓口
- ナレッジシェア・情報発信
- クリエイターの交流促進
- 社内月次会の後の交流会開催
- 新卒フォロー(ランチ会・レビュー会)
を実施しました。
ディレクターラボ・フロントエンドラボ・デザイナーラボにそれぞれ3名ずつラボリーダーが集まり、活動を推進していました。
本Feedでは、フロントエンドラボがどのようにメンバーズキャリアを見つめているかをお伝えしたいと思います。
フロントエンドラボリーダーってどんな人?
野村 祐介
2016年11月中途入社。デジタルクリエイター執行役員。メンキャリ常駐先現在1社目。現在はVue.jsでのフロントエンド実装、開発環境カスタマイズ、ガイドライン策定等。また、メンキャリチームのリーダーとしてメンバーのサポート含む取りまとめ。 執行役員として今期は勉強会のYouTube配信化に尽力しています(現在トライ中)。業務外で書いているのはVue.js、最速予約で購入したOculus Rift Sを腐らせないためThree.jsも地道に勉強中。ラボリーダー3年目。
西嶋 修平
2015年3月中途入社。メンキャリ常駐先現在2社目。現在は主にVue.js(NuxtJS)でのデザインシステム(UIコンポーネントフレームワーク)の開発。vis.jsでのデータビジュアライゼーション等。同部署に常駐している7名のメンキャリメンバーのリーダーとして工数管理、相談役も担当しています。業務外でもVue.js。p5.js、D3.jsを用いてのデータビジュアライゼーション、ジェネラティブアートも勉強中。ラボリーダー4年目。
大橋 昭太
2017年4月新卒入社。メンキャリ常駐先現在3社目。現在はVue.js、NuxtJSでのフロントエンド実装等。業務外で書いてるのはReact、D3.js、Node.js、PHP等。技術書典のサークル活動、執筆や表紙イラスト制作等、アウトプットに注力しており、とにかくものづくりし続けてるやつです。仲間募集中。
Vue.js勉強会と技術書典の活動がメイン
ー 担当ラボでどのような課題に対して何をしましたか?
(西嶋)フロントエンド系のメンバーが集まってコード書く時間を取りたいという積年の課題がありました。フロントエンドエンジニアの在籍者数が増えるに従って、期待の声も大きくなり、今年度は勉強会の定期開催に取り組みました。
その他にもJavaScript祭りの会場提供などもありました。
(大橋)勉強会開催と、技術書典の推進が大きな活動の大部分を締めていました。参加してくれたメンバー同士で交流が芽生えたと感じます。一方、勉強会はリピート参加を獲得できた一方で、メンバーの固定化、新たな参加者の受け入れに課題がありました。今年度参加できなかったメンバーにも参加してもらい幅広く交流できる施策をさらに増やしたいと感じました。
(西嶋)まだ勉強会に参加したことがない方、参加したいが予定が合わない方、参加してみたいがついていけるか不安な方など、参加を阻害するそれぞれの要因に対して対策を考えていく必要があると考えています。また、在籍しているメンバーが目指すエンジニア像に対するスキルレベルのギャップに対して、知見を持っている方が補い合うような施策が不足しているので、そういった所もまだ課題だと感じています。
(野村)定期的な勉強会が軌道にのったことは達成感を感じましたが、運営メンバーの苦労もありました。技術的な交流の機会は持てた一方、社員同士が知り合うような交流の機会はオカルト飲み会しかできなかったです。もっと社員同士がライトに知り合う機会を持つことで、勉強会参加の心理的安全性が保たれたり、情報交流が生まれることもあるので、ライトな交流の機会を持ちたかったと思う一方、社員が実現したい事に対して運営リソース不足な面もありました。運営側も無理せず継続できる、みんなで補完し合える勉強会・交流会運営の形も模索しなければと感じてます。
ラボリーダー制度ができて4年間で最も活動した1年
ー ラボリーダーやってみてどうでしたか?
(西嶋)2016年度からラボリーダーをやっていて、今年で4期目ですが、最も活発に活動した1年でした。活性化した要因は、各ラボ毎の活動報告会を毎月やったことだと思います。報告会を通して良い相乗効果が生まれたと思います。
(大橋)月1で業務後の時間にMTGがあり、毎週土日に勉強会の準備をして、割と大変でしたが、同時に、誰かに教える楽しさを感じることができました。毎回勉強会の度に「もっと何かできたのでは」と不完全燃焼な気持ちもあり、それが原動力となり次の勉強会の準備をしていました。新卒入社3年目となりましたが、得難い経験だと感じています。
(野村)ラボリーダーは私も3期目ですが、これまでと比較して格段に活動した年でした。勉強会開催は、参加者だけでなく運営側も自身のスキルやモチベーションアップに繋がるので非常に有意義でした。
学び合う仲間を増やしたい。研修前フォローや、より実践的な勉強会をしたい。
ー 今後もラボリーダーを続けるとしたら、挑戦してみたいことはありますか?
(西嶋)職種をまたいだ勉強会はトライしてみたいです。ディレクターやデザイナーがフロントエンドを学ぶ会や、フロントエンドのメンバーがデザインを学ぶなど、他のラボとの交流をもう少し進めることもやってみたいです。また、リモート勉強会や配信など、勉強会の参加率を高められるよりよい勉強会の在り方は模索したいです。ラボリーダーの後進育成もしてみたいです。フロントエンドのメンバーが増えたからこそ、古株の自分達はサポート役に回るなど、学び合う文化づくりに参加してくれるメンバーを増やしたいです。
(大橋)技術書典に取り組む仲間を増やしたいです。2019年4月の技術書典は買う側で参加して、その後メンキャリメンバーと2回入稿を体験しました。他にもメンキャリで興味ある方がいるんじゃないかなと思うので、活動を通してアウトプットし、共有する楽しさを分かち合いたいです。
(大橋)あと、弊社は技術顧問に西畑一馬さんがいて、研修などをやっていただいていますが、西畑さんの勉強会の前に、事前に社内でも教え合える部分もあると思うので、西畑さんの研修についていける人を増やす活動なども興味があります。
(大橋)実現できるかわからないですが、勉強会の大枠の年間計画を立てて、参加者にもっとしっかり成果を形に残してもらえるような勉強会を実施したいという思いがあります。顧客業務の獲得につながるポートフォリオができるような、実のある業務外開発に取り組めたらと思います。
(野村)そうですね、数ヶ月かけて中規模アプリケーションを開発するなど、もう少し踏み込んで、より実務開発にプラスになるような勉強会をしたいです。実現するには他のフロントエンドメンバーや技術顧問の協力を得ていく必要があると感じます。また、夏に開催したバーベキューのようなラボリーダー全体が協力し合って大規模な交流イベントは実現したいと思います。
(西嶋)落ち着いたら、温泉とか開発合宿もやりたいですね。。。1年お疲れ様でした!
「ラボリーダーって何?」「どんなことするの?」を詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください(^o^)