この度、以前から進められていたバリュープロジェクトがついに完了し、メディフォンの新しいバリューが決定しました!
2024年の11月頃からバリューを策定するプロジェクトが社内で始まり、およそ5ヶ月間の熱い議論と協力の結果、私たちの行動指針となる5つのバリューが生まれました。
それがこちらです!
今回は、この新バリューがつくられるまでの背景やプロセス、その一つひとつへの想いについてご紹介したいと思います。
バリュープロジェクト立ち上げの背景
そもそもメディフォンは、なぜ新たなバリュー(価値観)の策定が必要だったのか。まずは、バリュープロジェクトが立ち上がった背景を説明します。
メディフォンは、以下のMission・Visionを掲げています。
このMission・Visionをより早く実現するためには何が必要か?
それには、社員全員が共有すべき行動基準であり、仲間とより良く協働するための共通言語が必要ではないか?そのような考えのもと、「バリュー」を策定するプロジェクトを立ち上げることになりました。
バリューができるまで、私たちが向き合ったこと
①現状の課題認識の共有
プロジェクト発足にあたり、まずは全社員でグループディスカッションを実施しました。
「今後のメディフォンにさらに必要な価値観」として、社員から以下のような声が上がりました。
たとえば
- スタートアップとして、課題解決をガンガン進める貪欲さ
- チームや部署を超えた情報共有をさらに促進したい
- 過去の習慣や考え方にとらわれない、変化を恐れない姿勢
- 一人で抱え込まずに自分の意見を発信できる環境
などです。
②見つかった「本質的なボトルネック」
これらの課題からバリューを検討する中で、より根源的な問題が浮き彫りになりました。
それは「社員一人ひとりのMission・Visionの捉え方が人によって異なり、本当の意味で“腹落ち”していない状態である」ということだったのです。
③課題解決とバリュー策定へ
このボトルネックを解消するため、私たちはアプローチを変更しました。
まずはバリューの議論を一旦止め、全メンバーでMission・Visionへの理解を深め、共通認識を持つための対話を実施しました。
その上で、改めて、バリューに関して社員全員の共通認識を得るために必要な要素や方向性について議論しました。役員からのフィードバックも踏まえ、こうしてついに全員が納得できる「5つのバリュー」が誕生したのです!
新バリューを紹介&解説します!
ここからは、改めて5つのバリューの紹介をさせていただきます。
<最善を最速で>ユーザーへの提供価値最大化
ー最善かつ最速にこだわることで、社会や価値を届けるべきすべての人に最大の価値を提供できるチームを目指そう。
「多様性を尊ぶ」「三方良し・全方位良し」「社会への貢献を目指す」という、もともとある良い文化とスピード感が両立されている状態を実現するためのバリュー。
背景として、多様性を尊び、誰も取り残さない、三方良し・全方位良し、社会への貢献ということを重視するよい文化があるが、それにより完璧主義的な傾向となり、効率性やスピードの観点が軽視される傾向がありました。最善かつ最速にこだわることで、社会や価値を届けるべきすべての人に最大の価値を提供できるチームを目指したいという想いで決定しました。
<変わることで変えていこう>自己成長による巻き込み力
ー大きく成長した存在は注目を集め、周りに刺激を与え、プラスの影響を与え、変化させていく。周りを変えていくために、まず自分から変わろう。
社会や他者に貢献するために自分(たち)が大きく成長する必要があることを自覚して成長し、その大きな成長によって周りにも好影響を与え、広く大きく貢献できる存在になっている状態を実現するためのバリュー。
「他者に貢献したい」「他者の力になりたい」という利他的で善良な考え方を持っている人が多い反面、その雰囲気が優勢すぎて、本来積極的に目指すべき自己成長を強く志向しづらい環境になってしまっているという状況を打破するために決定しました。
<「これまで」より「これから」>未来志向と現状を変える勇気
ー率先して動く勇気を持ち、未来のために今を変えていこう。
これから(未来)を良くするために必要と判断すれば、現状やっていることをやめる・減らす・変えるなどの工夫をしてボトルネックを自ら解消し、積極的に現状を変えていくことが当たり前になっている状態を実現するためのバリュー。
「現状を変えた方が良い」という認識があっても、現状の安定した状態を大きく変えてでもより良い方法に変えていく、という動きを取ることが少なくなっているのでは、という社員からの声で決定しました。
<敬意を持って率直に>相手を敬う気持ちと真っ直ぐなコミュニケーションの両立
ー相手に正しく受け取ってもらわなければ、課題解決はできない。課題解決のために、敬意を持った上で率直に話そう。
相手の気持ちを想像した上で、相手の気分を害さずに言うべきことを率直に伝えることができている場面が増え、信頼関係をもとにした率直な議論が行えることで、スピーディーに本質的な課題解決に取り組めている状態を実現するためのバリュー。
相手の気持ちに配慮して率直にものを言えていない場面とその逆のコミュニケーションの両方が社内にはあり、課題解決のために必要なコミュニケーションができている場面が足りないのでは、という考えから生まれたバリューです。
<とことん共有しよう>透明性の確保
ー組織が大きくなる過程で、透明性はどんどん保ち辛くなる。情報を広く共有し、知らない不安を一掃すれば、忌憚のない議論ができるようになる。忌憚ない議論は、正確で素早い意思決定につながる。
透明性を高めることが組織の成長につながることと取り扱いに注意が必要な情報があることの両方が全社的に理解され、適切な情報共有が積極的に行われ、どこの部署にいても全社の状況を見渡した上での正確で素早い意思決定ができる状態を実現するためのバリュー。
組織の拡大に伴って特にチームや事業部を超えた情報共有が少なくなってきているのではないか、という社員の声から生まれたバリューです。
まとめ
今回発表された5つのバリューは、メディフォンが今後、どのように成長し、どのような未来を築いていくかを示す大事な行動指針です。
私たちはバリューを体現することで、「新しい多様な社会のための医療インフラ」になるという使命を果たし、「すべての多様な人々が自分の意思でできるだけ長くいきいきと活躍する社会」をよりスピーディーに実現していきます!
このバリューに共感し、私たちと共に未来を切り拓いていく仲間を募集しています。
ご興味をお持ちの方は、ぜひメディフォンの採用ページをご覧ください!
メディフォンでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
「すべての多様な人々が 自分の意思で、できるだけ長く いきいきと活躍する社会」をつくるというビジョンに共感し、一緒に挑戦していただける方との出会いを、お待ちしています!
詳細は、ぜひ採用サイトをご覧ください。
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