はじめまして、浦山博史(うらやまひろし)と申します。LegalForceの営業を担当しています。弊社への入社経緯について記載します。
■リーガルテック業界について
私は東京大学法科大学院を卒業し、デジタルフォレンジックのベンダーに入社しました。デジタルフォレンジックとは、PCのデータを復元・解析し、これを犯罪の捜査や企業の不正調査の証拠とする作業で、法律及びITの知見が要求されます。
私が担当していた主な業務は、デジタルフォレンジックに関する営業でした。顧客の多くは、弁護士や企業の法務部です。案件が発生した場合には顧客に会って事案をヒアリングし、適切な調査を提案します。
平時の場合には、潜在顧客に対しサービスの紹介を行います。具体的には、DM、テレアポ、セミナー、会食など様々です。業界的には非常に堅く、また、案件の規模が数百万~数千万円になることもあり、新規開拓時にはレピュテーションや信頼性が重要になります。新規案件獲得のための顧客との関係づくりには苦心した覚えがあります。
■緊張感ある不正調査
企業不祥事が発生した場合には、デジタルフォレンジックを用いて多数の関係者のメールを数万通抽出し、この中から不正と関連するものを1通ずつ確認する作業を行います。1通のメールが不正の有無を基礎づける場合があるため、見逃しの許されない非常にセンシティブな作業です。また、スケジュール的に極めてタイトなことが多く、深夜、場合によっては土日も稼働することがありました。これらのマネジメントする際は長期間にわたり緊張感が続くため、かなりハードな仕事でした。
■LegalForceへの入社理由
ハードな案件が一段落したタイミングで、COOの小笠原より誘いを受け、弊社への転職を決めました。小笠原とは法科大学院時代の同級生で、彼の人間性は熟知していました。大きなビジョンをかかげ、目標達成のために頑張る姿勢は変わっておらず、信じてついて行こうと思いました。また、入社前に角田、川戸、法律事務所ZeLoの弁護士と話した際も同様に信頼できると感じました。前職の上司を尊敬していたため転職に迷いもありましたが、最終的にはLegalForceのメンバーを信じて転職しました。
■入社後のビジョン
LegalForceを契約業務に携わる多くの人に利用してほしいと思います。LegalForceは業務効率を向上させるという面では非常に強い武器です。しかし、これだけではなく、法務関係者のリーガルテックマインドの有無を測る試金石でもあります。
法務業界にはまだまだIT化できる部分があります。一度パラダイムシフトが起これば、法務業務のIT化は一気に加速するはずです。リーガルテックの未来はこのLegalForceにかかっているといっても過言ではありません。これからより多くの法務関係者にLegalForceを紹介し、リーガルテックマインドを転換できればと思います。
LegalForceには、志のある仲間が続々参画中です。経験を生かして新たなマーケットに挑戦したい方、ぜひLegalForceに遊びに来てみてくださいね。