はじめに
みなさんこんにちは!株式会社キカガクの竹内と申します。今回初めて Wantedly に投稿しますので、簡単に自己紹介を記載します。
▼プロフィール
名前:竹内駿
両親が学習塾を経営しています。
2020.3 横浜国立大学理工学部卒業
2020.4 製造業情報サイト運営会社に新卒入社。
営業部に所属し新規営業を担当。
2021.5 株式会社キカガクへ転職。
機械学習講師としてオープンコースや法人研修等を担当。
この記事では、私がなぜ営業職から機械学習講師へキャリアチェンジしたのか、また転職した結果どうなっているのかをお伝えできればと思います。
転職を考えている方、特にキャリアチェンジを考えている方の参考になれば幸いです。
社会がどう回っているのかを知りたい
これは私が理工学部から営業として就職するというちょっと変わったキャリアを歩もうと考えたきっかけになります。
私の両親は学習塾を経営しており、両親が教えている姿を小さい頃から見てきました。私が高校生になった頃にはアルバイトという形で両親の授業サポートも行い、教育の楽しさや難しさを経験することができました。教育の奥深さにのめり込んだ私は、
「サポートという形ではなく、自分の考えるやり方で授業をしてみたい!」
と考え、大学生になったタイミングで個別指導塾の講師として働き始めます。塾講師としての仕事はすごく楽しく、毎週 3 日以上出勤を 4 年間続けていました。(103 万の壁を超えないようにすることに必死でした。)
この時には大学で学んでいることよりも塾講師の仕事の方が楽しくなっており、このまま塾講師として働くのもいいなと考えていました。
しかしある疑問が浮かんだのです。
「大学までしか経験していない自分は、大学までを見据えた教育しかできないのでは?」
大学までを見据えた教育が悪いと言いたいわけではありません。ただ当時の私は、大学までの約 20 年間とその後働く期間である約 40 年間(もしかしたら約 60 年間かもしれません)を考えたときに、人生への影響度を考えると働く期間を見据えたような、社会での活躍から逆算した教育が重要なのではないかと考えたのです。
働く期間を見据えるためにはまず自分自身が社会がどう回っているのかについて知る必要があると思い、様々な役職や業種の方と直接話すことができる営業職を選びました。
やりたいことって何?
営業職として就職した私は様々な企業の方と商談をすることができました。社長 1 人で経営している企業から従業員数 1000名以上の企業と多種多様な企業の方々と直接お話しをすることができ、目的であった「社会がどう回っているのかを知る」ことができたように感じました。
しかし心の中で満たされないものがあったのです。
- 自分が提案したものが本当にクライアントのためになるのかわからない。
- 自分が提案するサービスを自分自身が好きになれていない。
- クライアントの幸せよりも目先のノルマしか見えていない。
もちろん自分自身の実力不足は大きかったと思います。営業畑で何年も働いている方からすると「何甘えたこと言ってんだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし当時の私はこのような感情から仕事に対するやる気がどんどん失われていきました。
自分のやりたいことって何だったんだろう。
そう思い、就職活動時代に行った自己分析を再度行いました。
「価値観 × 得意 × 好き」を考える
八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を参考に自己分析を行いました。その中で
「自分自身の価値観(大切なこと)と得意なこと、好きなことを洗い出し、その 3 つが重なる部分が適職である。」
と記載されていたのです。
実際に私は下記のように洗い出しを行ってみました。(実際にはもっとたくさん書き出していましたが一部抜粋します。)
上記の図を見たときに、3 つの要素が重なる職として講師がすぐに思い浮かびました。自分も他人も成長し(価値観)、傾聴力や共感が問われ(得意)、教育に携わる(好き)職だったためです。そこですぐに講師職を探し始めました。
キカガクとの出会い
講師職を探そうと考えた私は Wantedly で「講師」と検索しました。そこでヒットしたのがキカガクでした。当時のわたしは AI はおろかプログラミングすらまともに学んだことがなかったため、AI が好きなことかはわかりませんでしたが、IT が好きなことではあったため軽い気持ちでエントリーしました。
そしてエントリーしてから入社するまでにキカガクのコンテンツに触れることで、多くのことを感じることができました。
- コンテンツのわかりやすさ。本気でわかりやすいコンテンツを作ろうとしていること。
- 情報発信の多さ。私が営業していた時に、これほど自社のことを開示している企業には出会ったことがない。
- AI や機械学習を勉強することの楽しさ。
そして特に印象に残っているのが「ゴールから逆算した一気通貫したコンテンツ設計」という点です。これは私がやりたかった「社会での活躍から逆算した教育」に合致していると強く感じ、入社を決意しました。
研修期間の学び
実際に入社し、2 ヶ月間は研修期間として過ごしました。入社してみた結果としては価値観が満たされた充実した毎日を送ることができています。
成長
入社する前の私はプログラミングもまともに勉強したことがありませんでしたが、2 ヶ月の研修期間が終わる頃には、データサイエンスの Competition に参加できる程の実力をつけることができました。
※ 上の画像は SIGNATE(データ分析コンピティションサイト)での結果です。順位は 38 位と高くはありませんでしたが、約 2 ヶ月の勉強でここまでできるようになるのかと感動したのを今でも覚えています。
誠実
研修期間は私自身キカガクのコンテンツで勉強を進めていましたが、どの Web 記事よりも解説がわかりやすいと感じました。このことから社員の方々が受講生にとって本当にわかりやすいコンテンツを作ろうとしていることを実感することができました。
また私自身も質の高い講義ができるよう先輩方が何度も模擬講義を見てくださり、鋭いフィードバックをもらうことができました。
納得
研修期間は先輩社員がメンタリングの時間を取ってくださり、知識の補填を行ってくれます。細かい疑問点もメンタリング時に解消することで納得感を得ることができました。私の場合はほぼ毎日メンタリングをしていただき、より質の高い講義にするための方法を教えてもらうことができました。
この教え合いの文化が質の高いコンテンツ制作につながっているんだなと感じ、この文化を私も浸透させれるよう新入社員の方と質疑応答の朝会を開くといった行動に繋げています。
まとめ
私はキカガクに入社することで、本当にやりたかった仕事に取り組むことができています。
今後は「ゴールから逆算した一気通貫したコンテンツ設計」ができるように知識の深堀りを続けていき、より多くの方の活躍に貢献できるようなコンテンツ設計ができる人材へ成長していきます。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今の仕事にやりがいを感じていない方はいらっしゃいますか。もしかしたらそれはあなたにとっての適職ではないだけかもしれません。
「私も同じかもしれない。」と思われた方がいらっしゃればぜひご自身の価値観・得意・好きを洗い出してみてください。そして私と同じように人の成長や教育に関わりたいと感じた方はぜひキカガクへ遊びに来てください!あなたにとって最高の環境がここにありますよ!
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