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内定者第一号!マニ君&サクティ君へのインタビュー

ナマステ~皆さんこんにちは。

今回のストーリーは、我々iTipsにとって記念すべき、そして大変喜ばしい報告になります!

昨年7月、インド バンガロールで職業訓練校「Oyakata Skill Training Centre」を開校してて以来、日本企業での活躍を目指す若者の教育に日々励んで参りましたが、この度、二名の生徒が名古屋の建設会社(株式会社坪井利三郎商店)から内定を獲得しました!

内定者の名前はマニ君、サクティ君、今回のストーリーの主役です★★

彼らは、日本で建設職人(特定技能)として就労するために、人生をかけてiTips訓練校に飛び込み、安全講習、技能研修、そして日本語をイチから勉強し見事試験にパス、日本への切符を手にしました。

今回のストーリーでは、そんな彼らへのインタビューの様子をお届けします。
早速ですがお二人の自己紹介動画をご覧ください。

それではインタビュースタートです。
(なお、インタビューには、英語と日本語で回答してもらいました。本記事では日本語で記載します。)

まずは自己紹介をお願いします!

小西:本日はよろしくお願いいたします。まずは、日本語で自己紹介をお願いします。

マニ:私はマニバラティ、26歳です。私の趣味は音楽を聴くことと本を読むことです。新しいことを学び、新しい世界を探検することに興味があります。

サクティ:サクティべルと申します。22歳です。アニメとユーチューブを観ます。趣味は、料理を作ることです。運転するのも好きです。

小西:お二人とも日本語上手ですね。しっかり理解できました!本日はよろしくお願いいたします。

iTips訓練校にチャレンジしたきっかけ

小西:さて、早速ですが、まずは、iTipsの訓練校にチャレンジしようとしたきっかけについて教えてください。
もともと、海外で働く希望を持っていたのですか?

マニ:もちろんです!海外で働くのが夢でした。異文化を体験し、新しい言語を学び、国際的な環境で専門的なスキルを伸ばすことにワクワクしています。

サクティ:私は大学のときから、海外で働いてみたいと思っていました。

小西:お二人とも昔から外国への憧れを持っていたのですね。
日本についてはどういう印象を持っていますか?

マニ:日本は、古い寺院や神社、最新のテクノロジーと平和が共存しているというイメージです。
また、尊敬、規律、調和を大切にしていて、自然や芸術に深く感謝する社会、それが日本だと思っています。

サクティ:日本は安全であること、そして綺麗な場所であるという印象です。

小西:そのような印象を持っていただいているのは、日本人としてとても嬉しいです!
ところで、どうしてiTipsの訓練校にチャレンジしようと思ったのですか?動機を教えてください。

マニ:私は、新しい言語を学ぶことに興味があります。
そして、iTipsは実践的なトレーニング、最新の業界トレンドに沿ったカリキュラムを提供することで評判が高いからです。
ここで得られるスキルと知識は、この分野で成功するための準備になると信じています。

サクティ:私の場合は、iTipsに入ることで、新しい将来が描けると思ったからです。
なにより訓練校の授業料や安全講習が無料でしたので、私にとってはそこがとても大事な要素でした。


小西:iTipsの訓練校にチャレンジするまでは、どんな夢をもっていましたか?

マニ:情報技術関連の仕事に就こうと思っていました。

サクティ:私は、インドの軍隊に入りたかったです。インドの軍隊はとても人気なんです。

小西:軍隊とは、ちょっと驚きました。
インドでは人気のある職業なんですね。今回皆さんは、「建築業」という今まで描いていた夢とは違う将来を進むことになりました。
建築という仕事については、どう思いますか?

マニ:今は興味があります。新しいことを勉強するのがとても好きなので、もっと勉強したいと思います。

サクティ:私も同じです。今まではインドでの建築業には関心がありませんでしたが、iTips訓練校で勉強をしてからは、とても関心があります。日本とインドの建築業は全然違うと思います。

小西:ここまで頑張ってきたお二人は、向上心がある方だと思います。
日本の建築現場でたくさんのことを学び成長すること、期待しています!

日本語の勉強について

さて、先々月(7月)にお二人は、特定技能の必須資格である「JFT-basic A2」に合格しました。
日本語初学の彼らにとって、「JFT-basic A2」を突破するのは容易ではないことを想像します。(私がヒンズー語の基礎を半年で取得できる自信は皆無です!!)
ここからは、日本語取得について聞いてみました。

小西:日本語を習得するのは大変でしたか?特にどんなことが大変でしたか?

マニ:漢字だけは、覚えるのが難しいです。

サクティ:おもしろいけど、漢字を覚えるのが難しい!

小西:やはりお二人とも漢字が苦戦するのですね。どれくらいの漢字を覚えましたか?

マニ:私は100くらい覚えました。

サクティ:私は20くらい。まだまだ頑張ります!

小西:日本語は訓練校のクラス以外に、どれくらい自分で勉強しましたか??

マニ:私は毎日3時間、日本語を勉強しています。

サクティ:毎日朝と夜、1時間勉強します。

小西:独学が成功の鍵ですね!日本語のテストに合格したときの気持ちはどうでしたか??

マニ・サクティ:とってもうれしかった!!

小西:二人とも三回目のチャレンジで合格!あきらめずよく頑張りました!!

初めての就職面接と内定の喜びはいかに?!

「JFT-basic A2」に合格したのち、お二人は、坪井利三郎商店さんとの面接に挑みました。その時の様子を聞いてみました。

小西:面接はどうでしたか?採用通知を受けたとき、どんな気分でしたか?

マニ:十分な準備ができていると確信し、ベストを尽くすことに集中しました。採用が決まったときはとても嬉しく、同時に責任感を感じました。両親はとても誇りに思ってくれました。

サクティ:面接は気分よくできました。
採用が決まったときはとても嬉しく、母にすぐ報告しました。

(キャプション)マニ君面接の様子

今後の意気込み!!

小西:日本で働くことになりましたが、今はどんな気持ちですか?

マニ興奮と決意が入り混じった気持ちです。新しい文化にどっぷりと浸り、語学力を向上させ、プロフェッショナルな環境でチームに貢献したいと思います。

サクティ:私は、昔から描いていた海外で働くという夢が叶いました。日本で働くのが楽しみです!

小西:いよいよ数カ月後には日本ですね。
ところで、日本とインドの文化の違いについて、iTips訓練校で身をもって体感したと思いますが、例えばどんなことに驚きましたか? 

マニ:日本の挨拶のスタイルはとても興味深いです。
お辞儀の習慣や、言葉遣いや礼儀は、私にとって初めてのことでした。でも不安はなく新しい環境が楽しみです。

サクティ:日本のルールを聞いて驚きました。ラジオ体操は新鮮でした!

(キャプション)ラジオ体操から整理整頓まで、iTips訓練校では「日本式」の環境作りを徹底しています。

小西:日本での生活は、初めは戸惑うかもしれませんが、きっとすぐに慣れると思います。
お二人は、ベジタリアンではないと伺っています。食事について困ることはあまりないと思いますが、もし何か困ることがあれば、いつでも我々がサポートします!

それでは、将来日本でどんな風に働きたいとおもいますか?

マニ:私は、将来は指導的な立場になりたいです。

小西:マニさんが先輩としてiTips卒業生の輪を広げてくれることを期待しています。
サクティさんはどうですか?

サクティ:私は、特定技能1号として5年間頑張って働き、特定技能2号の試験に合格し家族を日本に呼びたいと思います。

小西:具体的なビジョンが描かれていますね。家族想いであることはインド人らしく、とても素晴らしいと思います。

Oyakata Skill Training Centreでの思い出を聞かせてください!

小西:最後に、iTips訓練校での一番の思い出はなんですか?
嬉しかったこと、辛かったこと、それぞれ教えてほしいです。

マニ:私の最も印象的な思い出は、田邉先生から安全について学び訓練し、ハル先生とイチロー先生から日本語を勉強した時間です。
一方で、最も大変だった経験の一つは、特定技能の勉強でした。

(キャップション)特定技能のテスト対策!問題はもちろん日本語表記です。


サクティ:日本人の先生達と直接話す練習はとても楽しい時間でした。
一方で安全講習、ルールを守ることは体力的にキツかったです!

小西:今日はたくさんのお話をありがとうございます。お二人に日本で会えるのを心から楽しみにしています!お疲れさまでした!

インタビューを終えて

皆様、ここまで読んでいただきありがとうございました。
前回までに投稿したストーリーは、事業を軌道に乗せるために邁進する運営スタッフへのインタビューがメインでしたが、今回「内定者へのインタビュー」という形で我々の成果をご紹介できたのを嬉しく思います。
マニ君・サクティ君へのインタビューはオンラインでしたが、画面越しにお二人の誠実な人柄、そして新しい環境に身を置く彼らの決意を感じることができました。

我々の事業は、「人の人生を左右する仕事」であることを改めて実感し身が引き締まる思いでした。
iTipsは「すべてのがんばる人に、幸せを」というミッションの下、訓練校の質を高め、将来的に教育機会の場をインド全土へ広げていくことも視野に入れております。
規模が大きくなっても、内定第一号であるマニ君・サクティ君と共に味わった喜び、初心を忘れることなく、今後とも尽力します。

次のストーリーもどうぞご期待ください!!


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