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【PM目線で語る】ハッカズークの日本Bizチームとフィリピン開発チームのつながり


こんにちは!ハッカズークでPMをしている青山です。

ハッカズークは「退職で終わらない企業と個人の新しい関係を実現し、退職による “損失” のない社会を作る」をビジョンに、企業と個人(アルムナイ)を繋ぐクラウド型システム『Official-Alumni.com(以下、OA)』を提供しています。私は今年4月にPMとしてジョインし、日本のビジネスチームとフィリピン開発チームの間に立って、OAで提供していく機能の開発を進めています!

前職では、完成車メーカーで機械設計の設計エンジニアをしており、かなり畑違いのキャリアチェンジをしましたが、私の目線からフィリピン開発チームとの連携した開発についてお話ししたいと思います。

PMの役割とは?

ハッカズークは、日本のビジネスチームとプロダクトチーム、そしてフィリピン開発チームとともにOAの開発を進めています。

その中でのPMの役割は、プロジェクト進捗のマネジメントで、主に以下があります。国内はもちろん、フィリピン開発チームとのコミュニーションが必要な場面が数多くあります!

・要件定義
・仕様定義
・スケジュール管理
・リスク管理
・社内・社外ヒアリング
・開発フローの見直し
・日本チームとフィリピン開発チームの橋渡し

これまでは、日本のビジネスチームとフィリピン開発チームが直接やりとりをしていましたが、言語の壁や国ごとのメジャーアプリの仕様の違い、文化の違いなどから、この両者に少し距離が生まれており、意思の伝達に時間がかかる場合がありました。

そこで、フィリピン開発チームとより密なコミュニケーションを行い、さらに良いサービスの提供に繋げるため、日本チームとフィリピン開発チームのお互いの要望や進捗を双方向に伝える両者間のブリッジとして動いています。それだけではなく、上記に加えてビジネス的な観点での要件の織り込みやスケジュール管理、品質の担保のためのプロジェクトオーナーとしての動きも任せていただいており、幅広い視点でプロダクトに関わっています。

日本とフィリピンのコミュニケーション

日本のプロダクトチームとフィリピン開発チームでは、毎日Google meetでコミュニケーションをとっています。機能の仕様説明やバグ対応、進捗管理、ビジネスチームからの要望についての議論など、日々行うべきことがたくさんあります!認識の齟齬なく開発を進めるために、フィリピン開発チームの責任者も含め、直接コミュニケーションを取るようにしています。

フィリピンのチームメンバーは、みんな前向きで、とてもコミュニケーションしやすいチームです!フィリピン開発チームとアイディアを出し合い、試行錯誤しながら一緒にOAのサービスを作っています!具体的には、例えば開発プロセスに課題があれば、プロセスの整理や改善に動いてくれたり、今後の中長期的な目線を持ったインフラのあるべき姿について、同じ目線で議論していたりします。単なるアウトソーシングではなく、対等な立場でプロダクトに向き合っています!

また、Slackのチャンネルでもやり取りを行っています。Slackでは開発の中でもカテゴリーごとにチャンネルを分けて、情報整理をしています。例えば、「Product communication」というチャンネルは、仕様について相談・確認する場で、粒度の大きいものから小さいものまで気軽にコミュニケーションをとり、タイムリーに開発を進めることができています。また、「Product suggestion」というチャンネルは、機能に関する要望を上げる場で、社内メンバーが実際にプロダクトを使用する中で感じた要望や、他社プロダクト参考のレコメンドなどが上がっており、開発メンバーのみの目線にとどまらず、多角的な視点でプロダクトを捉えています。正直、英語がわからない時も多々ありますが、Slackでメッセージを翻訳して返してくれるBot※を組んだり、DeepL翻訳、chatGPTを駆使してやり取りしています。

私はまだフィリピンに行ったことはありませんが、どこかで訪問してより近い距離でコミュニケーションをとり、お互いをよく知ることで、コミュニケーションの壁やボトルネックをさらに無くしていきたいと考えています。また、今まで見えづらかったフィリピン拠点の状況を見える化することで開発をさらに加速させ、プロダクトをさらに良いものにしていきたいです!ちなみに時差も1時間のため、時間のずれもほぼなくやり取りができ、業務上不便を感じることはありません。

※SlackとGASを連携して翻訳Botを設定し、日本とアメリカの国旗のスタンプを押すことで、日本語⇆英語で翻訳されるようになっています

フィリピン開発チームとの仕事で、好きなところ・大変なところ

もともと新しい文化や新しい人との出会いが好きなタイプなので、国境を越えて仕事ができることをとても嬉しく思っているのですが、好きなところもあれば個人的に大変だと感じているところもあります。フィリピン開発チームと一緒に仕事をしている中で、個人的に感じているところを、国の違い以外の点も含めて紹介できればと思います。

好きなところ

・単なるアウトソーシング先ではなく、対等な立場で開発に向き合える。
・急なアップデート依頼・難しい依頼にも対応してくれたり、開発目線ならではの代替案の提案をしてくれたり、お互いにプロダクトを良くするために議論できる。
・(私は英語が話せるようになりたいと思っているため)英語を使わざるを得ない環境に身を置くことができる。Reading/Listening/Writing/Speakingの全てを学べる!
・わからないところがでてくると、時間をとって教えてくれる。

大変なところ

・日本のユーザーが使い慣れたアプリの仕様が、フィリピン開発メンバーにとって馴染みがない場合がある。目的や具体例を示し、目指したいゴールへの丁寧な道案内が必要。
・ビジネス的な要件やその仕様の目的が伝わらないと、作業ベースの業務になってしまい、いつの間にかお互いの認識がずれて結果として手戻りが発生する場合がある。
・言語の壁があり、要望がうまく伝わらないこともしばしば。←でも英語を学ぶ絶好のチャンス!
・フィリピンと日本の文化の違いで、国の祝日が数日前に突然決まることがあり、たまにスケジュール調整が必要なことも。

いろんな面がありますが、総じて日本チームとフィリピン開発チームとで協力しながら、お互い対等な目線で新しい価値を作っていくことが面白い&楽しいと感じています!

ハッカズークで働くということ

転職活動時、数多くのスタートアップをみていたのですが、日本のスタートアップで海外拠点とやり取りができる会社、かつキャリア領域で、ただの効率化ではなく新しい価値を提供しようとする会社はほんの一握りでした。

詳細は入社エントリーで書けたらと思いますが、私は世の中に新しい価値提供ができる力を身につけたくて、大きな組織からスタートアップであるハッカズークに転職をしました。少し勇気がいる決断だったのですが、現在はあの決断をしてくれた自分に感謝しています。日々、自分で意思決定をしながら、時には失敗もしながら、その失敗から学び続けることで、自分自身の社会人としての成長も実感しています。また、その自分の成長が会社への価値提供・グロースにつながっていきます。これは自動車メーカー在籍時には感じることが難しかった部分で、自分の目指すキャリアに近づくための経験をさせてもらっている環境に心から感謝しています。

プロダクトの機能開発について、まだまだ決まっていないことが多く、仮説を立てて検証、実行、改善しながら、自分で意思決定の舵をとれる面白いフェーズです!日本のプロダクトチームメンバーとして、海外拠点を巻き込んだプロジェクトマネジメント、しかも受託でなく自社プロダクトを裁量権を持って進める経験をしたい方にとっては最高の環境だと思います。

少しでもご興味いただけた方は、まずはカジュアルにお話しできたらとても嬉しいです!待ってます!

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