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はじめまして!ハッカズークの安藤です。
ハッカズークでお仕事をさせていただいて約1か月が経ちました。あっという間の1か月でしたが、学びの多い、とても充実した日々を過ごしています。
今回は、私のこれまでのキャリア、外資系大企業からハッカズークにJoinした理由、そして今実感していることなどをブログでシェアしたいと思います。
リケジョSEから人事の世界に。そんな人生の転機となったカナダへの留学
実は私は俗にいう‘’リケジョ‘’で、大学では工業化学科専攻で銀メッキの基礎研究をしていました。専攻していた学科のほとんどの学生が大学院に行っていた為、ゼミの教授や先輩からの「当然大学院進むよね?」というプレッシャーの中、大学院には行かずに就職することを決断しました。
就職先はとても安直ですが、中学の時からの親友の父親が経営しているIT企業でした。この親友の父親の影響で、大学在学中にシステムエンジニアの仕事に興味を持ったことも研究職に進まなかった理由の一つでした。SE時代には、ほとんどの期間を外資系金融企業の人事部に常駐し、人事システムのメンテナンスや、報酬決定のためのシステムを一から作る一人プロジェクトを行っていました。SEの仕事は自分にとても合っていて、日々テクニカルスキルが上達していくのがとても楽しかったのですが、常駐先の人事の方々が英語で海外とコミュニケーションをとってプロジェクトを進めていくのを目の当たりにし、「自分はこのままでよいのか」「英語ができるSEは市場価値が高くなるのでは」と思うようになり、ちょうどプロジェクトが一段落するタイミングで、思い切ってカナダへ留学することにしました。かなりの英語アレルギーで自己紹介もままならない状態で留学を決めたのは、我ながら無謀だったとは思いますが、結局この留学が人生の一番の転機になったと思っています。カナダでの留学中に、以前常駐していた会社からお声をかけていただき、帰国して人事システムの担当者として働くことになりました。人事部で働くとは夢にも思っていなかったので最初は「少し手伝う程度の短期間」くらいに考えていたのですが、結局人事システムから報酬設計などに興味が広がり、今に至るまで十数年も人事の世界でキャリアを築くことになったのは、本当に面白いご縁だなと思っています。
金融の会社は夫の海外赴任のため退職することになってしまいましたが、夫の赴任先のアメリカ・シカゴにて、ホテル業界本社の人事部で報酬設計・プロセスを経験することができ、帰国後は外資ヘルスケアと人材ビジネスで人事データ分析や報酬・制度設計を行ってきました。
思い切ってハッカズークにJOINしたその理由
今までIT企業や外資系企業で働いていたので、基本的に人材の流動性が高く、退職することを悪と捉えていない組織文化で育ってきました。出戻り社員もそれなりに多かったです。私自身、退職した会社の上司や仲間とは今でもつながっていて、一緒に食事に行ったり、キャリアの相談をし合ったり、とても良い関係を築いていると思っています。ただ、このつながりは個(社員)と個(アルムナイ)のつながりで、会社とアルムナイのつながりではないんですよね。 そんな中、友人の紹介でハッカズーク代表取締役社長の鈴木と話す機会を頂き、ハッカズークが取り組んでいきたいアルムナイ・リレーションについて熱く語っているのを聞いたとき、これが実現できれば本当に素敵だなと思いました。「今まで私を育ててくれた会社に何か恩返しがしたい」「業務委託で働けないか」……などと感じても、個と個のつながりではどうしても限界がありますが、会社とアルムナイつながっていれば、今後もっとつながっていける可能性が広がるなと。何よりも、「退職してもアルムナイとしてつながっていこうね」と考えられるような組織文化を持つ会社をもっと増やしていきたいと思い、ハッカズークにJoinすることを決めました。
アルムナイパークスのスペシャリストとして
私の具体的な仕事内容は大きく分けて二つあります。1つ目は、アルムナイパークス、つまりはクライアント企業のアルムナイ向けの福利厚生を考えて、提案するお仕事です。私が今まで培ってきた経験やスキルなどを活かしながら、アルムナイの皆さんにとって、会社とつながっていたいと思えるような福利厚生を提案し続けていきたいです。2つ目は、アルムナイリレーションシップパートナーとして、アルムナイ・リレーション施策のコンサルティングの実施です。実際にクライアント企業とそのアルムナイが Win-Win の関係を築けるように、ヒアリングを通じてニーズや課題を引き出し、それらをもとにして、様々な形でアルムナイ・リレーションを築けるようにサポートしています。
今まで人事の中でも裏方の仕事をメインに行っていたので、実際にアルムナイリレーションシップパートナーとして現場に立つハッカズークの仕事で自分がどれだけ貢献できるか不安な面もありましたが、ハッカズークのビジョンに心から共感できるからこそ飛び込んできました。
今までの人事での経験を活かして会社もアルムナイもWin-Winの関係が築けるようなアルムナイパークスを、私らしく提案していきたいと思っています!
最後になりますが、未経験の方やまったく違う環境で働いている方こそ、ぜひハッカズークに来ていただきたいと思っています。アルムナイ・リレーションはまだ黎明期です。様々な経験や知識を持った多様性のあるチームで知恵を出し合うことで、最高のアルムナイ・リレーションを築くためのアイデアも、イノベーションも生まれると信じています。アルムナイ・リレーションに共感できる方、新しい環境でぜひチャレンジしたい方、成長したい方、ぜひお話を聞きにいらしてください!