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みなさんの会社は、どのようなコミュニケーションツールを導入していますか?会社で使えるコミュニケーションツールには、Slack、チャットワーク、Skype、Outlookなど、様々な種類のものがありますよね。
グッドパッチでは、Slackを導入しています。使い始めたのは2014年の1月で、これは日本国内でもかなり早い段階での導入だったそう。今ではコミュニケーション面・業務面ともに、メンバーにとって欠かせないツールの一つです。
チャンネルでの会話からアイデアが生まれたり、デベロッパーが外部連携の便利な機能を開発してくれたり、様々な使われ方で役立っています。
本日は、グッドパッチのメンバーがSlackをどのように使っているのかご紹介します。
すでに会社でSlackを導入されている方、これから導入を検討中の方に、参考になれば嬉しいです!
グッドパッチならでは!?ユニークなチャンネル
Slackでは「チャンネル」と呼ばれるチャットルームを作ることができ、チャンネルに参加するメンバー同士がコミュニケーションをとったり、様々な情報を共有し合います。
まずは、グッドパッチならではのユニークなチャンネルをいくつかご紹介します。
#designers
グッドパッチには、UIデザイナーやUXデザイナーの他に、プロジェクトマネージャーやデベロッパーが多く在籍していますが、どの職種のメンバーにも「デザインが好き」という共通項があります。そのため、 #designers チャンネルには、様々な職種のメンバーが参加しています。主に、デザインに関連する有益な情報がシェアされるチャンネルです。デザイン・アートのイベント情報、参考になるWebサイトや記事など、その内容は多岐に渡ります。シェアされる内容から、デザインのトレンドなども読み取れるため、参考にできる情報が多いチャンネルです。
先日はUIデザイナーのメンバーが、とあるWebサイトをシェアしてくれました。デザイナー発信の情報が入ってくることでインプットにも繋がるので、とても助かっています。
グッドパッチでは #designers チャンネルの他に、#engineers チャンネルも存在します。広いくくりでチャンネルを作ることで、社内のメンバーがより主体的にチャンネルに参加できるのかな、と思います。
#ui-dangi
iOSの純正アプリについて、「ここはどうしてこうなっているんだろう?」という様々な「UI談義」が交わされるチャンネルです。
最近では、iPhone Xを手に入れたメンバーによる考察や、FaceIDの使い心地などの話題がホットでした。
UI談義の活動はSlack上だけではなく、有志メンバーが参加する社内サークルにも展開されています。活動内容はアプリUIの考察が中心ですが、AppleのHuman Interface Guidelinesを元にした、クライアントワークにおけるクライアントへの提案のしかたなど、デザインに関わる仕事をする人なら必ず知っておきたいようなテーマが挙がることも。Slack上にとどまらないコミュニケーションに発展することで、より多くのメンバーにナレッジが還元されています。
#berlin-shared
グッドパッチはベルリンにもオフィスを構え、現地でクライアントワークを展開しています。ベルリンオフィスのメンバーは東京オフィスにも来日してくれていますが、日頃の東京オフィスとベルリンオフィス間のコミュニケーションを支えているのが #berlin-shared チャンネルです。
このチャンネルはベルリンオフィスのメンバーが立ち上げており、ベルリンオフィスの様子や、彼らが注目しているニュースがシェアされます。東京オフィスからも、彼らが参加できないイベント時には写真、動画をシェアするなど、コミュニケーションの内容は幅広いです。
先日は、ベルリンオフィスでVR体験をする様子が送られてきました!物理的な距離があっても、こうした細かい日常をシェアし合うことで、同じグッドパッチの一員として一体感を持つことができているように感じます。
#english-practice
こちらも海外メンバーとのコミュニケーションに活用されているチャンネルです。英語学習の記事でもご紹介しました。 #english-practice チャンネルはその名の通り、英語を上達させたい日本人メンバーと外国籍メンバーが、チャットで気軽にコミュニケーションを取ることで、英語の練習ができます。
話題になっている情報が、自分にとっては未知の映画や音楽だったりと、新しい情報に出会えることも嬉しいポイントです。また、「英語ではこんな風に絵文字を使うんだな」といった感覚的な部分も養えるので、とても有意義なチャンネルだと思います。
最近盛り上がっていた会話のテーマは、週末のプランについて。
友人と話しているようなフランクな会話が、英語を身近に感じさせてくれるので、これからも積極的に参加していきたいです!
#fintech-reseach
グッドパッチでは、4月より株式会社SBI証券との共同プロジェクトを開始し、FinTechに特化したUI/UXデザインチームを立ち上げるなど、FinTech × デザインの分野で可能性を探り続けています。そこで、 #fintech-researchチャンネルでは、メンバーによるFinTechに関連するニュースをシェアし合う動きが活発です。
FinTechのプロジェクトを担当するメンバーがセレクトしたニュースがいち早くシェアされるので、FinTechという言葉を正しく理解しておくために見逃せないチャンネルです。日本経済新聞さんの情報がシェアされることが多いです!
このチャンネルに集まった情報は、ドキュメントで改めて社内にシェアされたり、勉強会に発展したりと、Slack上にとどまらない情報共有にも繋がっています。
#good-reads
グッドパッチブログ編集部のメンバーによって立ち上げられた、面白かった記事をシェアし合うチャンネルです。ライターそれぞれの視点でピックアップされるので、様々なジャンルの記事が集まります。ソースも日本国内だけではなく、英語圏のものがあったりと、インプットの幅が広がるので、こんなチャンネルもおすすめですよ。
#今日のいいこと
メンバーそれぞれの「今日あったいいこと」をシェアする、シンプルなチャンネルです。
様々なプロジェクトで頑張るメンバーの活躍を祝ったり、小さな気づきをメンバーで共有することができる場となっています。
違う部署のメンバーや、普段あまり話す機会がないメンバーのカジュアルなつぶやきは、会話のきっかけにもなり、コミュニケーションを加速させてくれています。
#goodpatch-on-twitter
「Goodpatch」「グッドパッチ」「ぐっどぱっち」というワードが含まれるツイートを拾って、自動で共有されるチャンネルです。
先日グッドパッチブログで公開された、「お金を払った感」はどのようにデザインすればよいのかという記事は、読者の皆様からたくさんの反響をいただき、このチャンネルの通知が鳴り止まないという嬉しい事態も起こりました!
ブログの他にも、主催イベントの感想など、会社が発信している情報についての反応がリアルタイムで分かるので、とても便利です。Twitterなど外部サービスと連携できるのは、Slackならではの機能なので、ぜひ活用してみてください!
#visitor-hq
グッドパッチのオフィスでは、受付にiPadを設置しています。面接や打ち合わせでお越しいただいたお客様には、このiPadから担当者を呼び出していただきます。
実は、このiPadとSlackが連携しており、お客様が担当者を呼び出すと、Slackを通じて本人へメンションが飛ぶように設定されているんです!受付で電話を使うよりも、お客様の負担を減らすことができるため、とてもおすすめですよ。
コミュニケーションで一役買う絵文字たち
Slackでのコミュニケーションで活躍するのが、絵文字でのリアクションです。
おめでたいニュースがあった時には、「🎉」などを投稿につけて、お祝いの気持ちを気軽に表現することができます。
例えば先日、検証機としてiPhone Xがオフィスにやってきたお知らせには、たくさんの絵文字がつけられました。
新しいもの好きなメンバーたちの、喜びが伝わってくるようですね!
このように、iOSの絵文字がリアクションで使われることも多いですが、メンバーが作成したオリジナルの絵文字もたくさんあります。
賞賛・リスペクトの表現
- 「いい」
メンバーが提案したアイデアや発言に対して、「すごくいい!」と思ったらこの絵文字を使います。面白かった記事やためになるニュースをシェアしてくれたメンバーにもこの絵文字を使うことが多いです。ピンク色の文字が目立つので、この絵文字をもらうとすぐに気づくことができ、ちょっぴり嬉しい気持ちにもなります。
2.「さすが」
メンバーに対してリスペクトの気持ちを表現したい時に、カジュアルに使うことができる絵文字です。既存のハートやキラキラの絵文字と組み合わせることで、リアクションをもらった側は少し嬉しくなるという効果があります。
3.「圧倒的」
当事者意識を持つことは、組織として前進していくために大切なことですよね。時には言いにくいことでも、メンバーが主体性を持って発言した投稿には、この絵文字がつくことが多いです。
感謝の気持ちの表現
「ありがとう」と伝えるための絵文字にも、これだけのバリエーションがあります。感謝の表現に多様性があることで、Slack上でのコミュニケーションでも感謝を忘れず伝えることができます。
1.「ありがと」
2.「感謝」
3.「圧倒的感謝」
4.「THX!」
5.「DANKE!」
そのほかのオリジナル絵文字
「Goodpatch」
会社として表彰されたニュースがシェアされた時には、やはり会社のロゴマークが活躍します。先日発表された日本テクノロジー Fast50での7位発表の投稿にも、ロゴマークが輝いていました!
「Prott」
グッドパッチの自社プロダクトProttのアイコンも絵文字になっています。実はProttだけでも3種類の絵文字があり、現在リニューアル中のPrott 2の絵文字も既に出来ています。チームメンバーの愛が伝わるようです。
「FiNC」
グッドパッチがアプリ、サービスデザインでお手伝いしているヘルスケアベンチャーFiNCのキャラクターも、許可をいただき、絵文字になっています。この絵文字は全部で14種類!メンバーの、クライアントワークへの思い入れの強さを感じます。
Slackでコミュニケーションを楽しもう
グッドパッチのSlackの使い方として、ユニークなチャンネル、絵文字をご紹介しました。
対面でのコミュニケーションももちろん大切ですが、Slackを活用することで、物理的な距離が離れているメンバーや、プロジェクトでなかなか関わることができないメンバーとも、気軽にコミュニケーションをとることができていると感じます。
オンライン上でのちょっとした工夫が、メンバーの気分を明るくしたり、モチベーションに繋がっているかもしれません。今後もSlackを使う時には、コミュニケーションをデザインするような気持ちでメンバーと関わっていきたいと思います!