こんにちは、envisionコーポレートの炭山です。
組織をポジティブに盛り上げていくため、
メンバーの「チカラ」を最大化できる環境をつくりたい!
と日々格闘しております。
突然ですが、採用の現場でよく目にする「求める人物像:素直な人」という言葉。これを見て、みなさんはどう感じますか?
- 「それって、会社や上司の言うことに『はい』と従うイエスマンが欲しいってこと?」
- 「自分の意見を押し殺して、従順にならなきゃいけないの?」
就職活動や転職活動をされている方から、そんな不安や疑問を少なからず感じることがあります。
実は、コーポレートとして日々求職者のみなさんと向き合っている私自身、ずっと胸の奥で引っかかっている疑問がありました。
だって、私たちがビジネスの現場で求められるのは、言われた通りに動くスキルだけではないからです。時には「このやり方は本当に最適なのか?」「もっと本質的なリスクはないか?」と、前提を疑う「クリティカルな視点(批判的思考)」こそが、成果を生むためには欠かせないからです。
「素直に、そのままを受け取る姿勢」と「クリティカルな視点」。
一見すると真逆に思えるこの二つは、本当に一人の人間の中で両立できるのだろうか?
今回は、私が本気で悩み、自社のスタンスを見つめ直す中でたどり着いた「ひとつの答え」をお話しさせてください。
目次
1. 「素直さ」とは、相手の言葉をありのままに受け止める力
2. そのまま受け止めるからこそ、質の高い「クリティカル」が生まれる
3. 答えはenvisionのValueにあった。「無邪気」と「着実」の思考プロセス
おわりに:イエスマンでなくていい
1. 「素直さ」とは、相手の言葉をありのままに受け止める力
情報の受け取りにおける「素直さ」とは、相手の意見を自分の先入観やフィルターを通さず、まずはそのまま、ありのままに受け止めることです。
相手が何を伝えたいのか、その背景や意図を理解しようとする姿勢。相手へのリスペクトが土台となり、そこには「それは違う」「自分のやり方のほうがいい」といった反論や批判は含まれません。
envisionの行動指針(Mission Statement)の最初には、こう書かれています。
「現状を素直に受け止め、考えは前向きに、自分の好奇心やワクワクに素直でいよう」
新しい知識に出会ったとき、あるいは誰かからアドバイスをもらったとき。
まずは「なるほど、そういうことなんですね」とまっすぐに受け止める。この「批判せずにそのまま受け取る」という素直さがあるからこそ、私たちは自分の世界を広げ、拡張性をもって成長していくことができます。
つまり「素直さ」とは、自分の器を大きく広げるための、「インプットの姿勢」なのです。
2. そのまま受け止めるからこそ、質の高い「クリティカル」が生まれる
では、なぜ同時に「クリティカルな視点(批判的思考)」が必要なのでしょうか。
それは、ただ受け止める(インプットする)だけでは、現状の延長線上の仕事しかできないからです。
ビジネスにおいて「批判的」であることは、相手を否定したり攻撃したりすることではありません。預かった情報やクライアントの課題に対して、データや客観的なファクト(事実や事例)をもとに検証し、より良い解決策を導き出す力「アウトプットの姿勢」です。
そして、「素直に、そのままを100%正しく理解する」というステップを踏まない限り、質の高いクリティカルな検証はできません。
この視点は単なるスタンスではなく、私たちが大切にする『Critical Creative』という仕事の核心そのものです。あなたの持つ『前提を疑う力』こそが、入社後、日々の業務における最大の武器になります。
例えば、クライアントの要望をまず無邪気に受け止めて、そのうえで「本当に解くべき課題はそこか?」と着実に問い直す。envisionの仕事はいつも、この繰り返しです。
私たちの行動指針の二つ目には、こうあります。
「自分と違う価値観や人を拒んだり否定したりせずに受け入れよう。『当たり前』や『普通』という考えを押しつけず、他者の話に耳を傾けよう」
相手の主張をまっすぐに受け止め、自分とは違う価値観の全体像を正しく理解することで、初めて「この前提条件には見落としがあるかもしれない」と、本質的な問い直しができるようになります。
「そのまま受け取る(素直)」という土台があるからこそ、「より良くするために検証する(クリティカル)」が正しく機能する。この二つは矛盾するものではなく、グラデーションのようにつながっている思考のステップなのだと気づきました。
3. 答えはenvisionのValueにあった。「無邪気」と「着実」の思考プロセス
「なるほど、思考のステップとして両立するんだ」
そこまで考えが進んだとき、私はenvisionの4colorValuesの一つである言葉を思い出しました。
envisionには、こんな大切なValueがあります。
「無邪気かつ着実に仕事をする」
私たちがずっと大切にしてきたこの言葉こそ、まさに「素直さ」と「クリティカルな視点」の両立そのものを表していると気づいたのです。
- 「無邪気」に仕事をする(=素直さ)
過去の成功体験や固定観念にとらわれず、他者のアイデアや社会の多様な価値観を「素直に、批判せず、面白がって」そのまま受け入れる。相手へのリスペクトを土台としたピュアな未来志向の姿勢。 - 「着実」に仕事をする(=クリティカルな視点)
描いた未来をただの理想で終わらせないために、ロジックとデータを用いて「前提を疑いながら」プロとして形にする。
世間で言われる「素直」と「クリティカル」という少し硬い言葉は、envisionにおいては「無邪気に受け入れ、着実に形にする」という、地続きの思考プロセスとして存在しています。
後から気づいてハッとなったのですが、この両輪のバランスこそが、envisionが創業時から大切にしてきた想いそのものでもありました。
おわりに:イエスマンでなくていい
もし、あなたが「選考では企業の言うことに合わせなきゃいけないのかな」と心配しているなら、安心してください。
エンビジョンが求めているのは、イエスマンではありません。また、ただ現状を斜に構えて見るだけでもありません。
・新しいことを面白がる「無邪気な柔軟さ(素直さ)」
・物事の本質を見ようとする「着実な検証(クリティカルな視点)」
私たちは、そのどちらの側面も歓迎します。
選考の場では、ぜひあなたの「無邪気さ」と「着実さ」の両面を、私たちに聞かせてください。面接でみなさんと本音でお話しできるのを、楽しみに待っています!