こんにちは、NOVEL米田です。
先日私たちは「学生さんからの投票を元に、新卒採用の採用手法を決めちゃおう!」という思い切ったプロジェクトをスタートさせました。そして結果は・・・いっしょにキャンプ面接に決定!新しいカタチの新卒採用に、本格的に踏み切りました。
あれから、はや2ヶ月。おかげさまで最終選考も無事終了しました。今回は、キャンプ面接当日の様子をお届けします!
そもそも、なんで投票で決めたの?
まずは少しおさらい。
前提として、使い古された「就活」のスタイルや型にはまった選考方法では学生さんの個性を発掘しきれていないのでは?と考えていたNOVEL。学生さんと同じ目線に立ったうえで「本領を発揮でき、悔いのない就活に臨めるようにしてほしい」という思いから、会社として初となる新卒採用ながら、投票という思い切った手法をとりました。はじめから成功を見込んでいたわけではなく、大きな挑戦だったんですよ。
そして公正なる投票の結果、キャンプ面接に決まったってワケですね。
過去の記事はこちら。
キャンプ面接、スタートです
全員が集合し、軽く挨拶をしてから今回のプログラムを説明します。
【 プログラム内容 】
■食事:カレー&BBQ
■代表と2on1面接
■最後に自己紹介
腹が減っては、戦(面接)はできぬ
まずは、腹ごしらえからはじめましょう。
面接とはいえ、ここはキャンプ場。まずはみんなで協力して食事の準備から!
「玉ねぎ切り終わりました!」「次はお肉を炒めたらいいですか?」と各自コミュニケーションを取りながら、準備は着々と進みます。はじめは緊張気味な学生さんでしたが、積極的に準備に参加してくれました。
準備中の雑談では「就職活動のこと」「仕事への考え方」「他愛もない話」など…色々なことを聞かせてもらいました。そして、私たちが想像している以上に学生さんはいろんなことを経験しながら働くことや人生に真剣に向き合い、試行錯誤しているんだなと改めて実感。
様々なテーマがあちこちで飛び交う様子は、まさにNOVELのCI(コーポレート・アイデンティティ)「交ぜる、はじまる」そのもの。美味しい食事に交ぜ合う会話。いい意味でリラックスした雰囲気は面接と呼ぶにはあまりにラフな光景ですが、これも全て、お互いを本当の意味で「知る」ため。キャンプ面接としては最高のスタートを切りました。
次は、アタマを交ぜましょう
代表との2on1面接です。
お腹も満たされたところで、1人1人とじっくり向き合う2on1面接が始まりました。
(※入社前、プライバシー保護の観点から学生さんの顔は隠してあります)
写真はかなりラフに見えますが…話題はNOVELのMVである「働きたい会社をつくる」「働きたい社会をつくる」について。
「働きたい会社ってどんな会社だろう?」という問いに対して、学生さんたちはさまざまな意見をぶつけてくれました。福利厚生が整っている会社、どのフェーズにいても自己成長できる会社、結果だけでなくプロセスも正当に評価してくれる会社…など。同じ問いでも、回答は千差万別。
「NOVELはどうなの?」という問いに対しては、働くことについて常に考え続けるNOVELだからこそ、「個人ごとの幸福の指標を尊重し合い、働くことで豊かさに近づく会社」を目指しています。
会社と社員が常に前を向き、双方の足並みが揃って、初めて前に進みます。
とはいえ発展途上=現状に甘んじているわけではなく、今後どのように変化すれば良いのかを常に全員で模索しているのです。特に代表2人は「一緒に前を向いて会社づくりに併走してくれそうか」という視点を持って今回の選考に臨みました。
「働きたい会社をつくる」というミッションは、NOVELが永遠に考え続けるべきテーマ。
社会人として第一歩を踏み出そうとしている学生さんの率直な見解を伺いながら、真剣に交ぜ合うことができた有意義な時間でした。
しっかり交ぜあったところで。
あえて、最後に自己紹介をします。
今回、あえて最後に自己紹介をすることにしたのは、ちゃんとしたワケがあります。
自己紹介って、緊張も相まって「自分をうまく見せること」に意識が行きがちですが、同じ時間を過ごし、ある程度緊張がほぐれた状態で自己紹介をすることで、その人の想いを本音で聞くことができるのではと考えたからです。
そして思惑通り、学生さんそれぞれの“芯”となっている考え方やNOVELにエントリーしてくれた経緯、想いなどをそれぞれの言葉で伝えていただきました。学生さん、熱意はしっかりと受け取りましたよ!
総評:キャンプ面接、やって良かった!!
あっという間に時間は経ち、緊張の面持ちからスタートしたキャンプ面接は笑顔で終了することができました。
そして今回のキャンプ面接は、双方満場一致で「やって良かった!」という結果となりました。
【 NOVELが「やって良かった!」と思った理由 】
- 選考手法のユニークさのみで終わらせず、NOVELの本質を伝えられた
- 面接では知り尽くせなかった学生さんの人間性や想いを知ることができた
- 社員の普段の雰囲気を知ってもらうことができた
【 学生さんからの感想 】
Aさん:はじめはかなり緊張していましたが…社員さんから気さくに話しかけていただきリラックスして選考に参加することができました。真面目な話から他愛もない話まで、幅広く会話を交わせたのが嬉しかったです。
Bさん:選考段階では真面目な方達なのかな?という印象がありましたが、キャンプ面接を通してカジュアルな面も持ち合わせた方達が集まった会社だと知り、いい意味でのギャップを感じることができました。
Cさん:2on1で代表と1時間ほどお話させていただきました。考え方やマインドの部分までしっかりすり合わせする姿を見て「ドーピングしない」ことを大切にされていると感じました。
「働きたい会社をつくる」ため、採用手法からこだわった結果。
社員のふとした発言から形となった今回の新卒採用。キャンプ面接を終えて分かったことは「面接官と就活生という鎧を着たままでは、人や会社の本質は分からない」ということ。食事の準備をする姿、会話の内容からその人の性格や大切にしていることなどが自然と見えてくる。そんなことを学生さんから教えてもらいました。
面接は、企業だって選考される側です。なるべく素顔の状態で「どんな人たちなのか」ということから知ってもらい、双方納得した上で「この人たちと仕事がしたい!」と思ってもらえていたなら、それほどに嬉しいことはありません。
奇抜な企画ではありましたが学生さんと対等な立場で、本質的な会話ができた良い時間だったと、心から感じています。
2023新卒採用、本当にありがとうございました。
NOVEL初の新卒採用、無事に終了しました。たくさんのご応募、本当にありがとうございました!
再三お伝えしていますが、「働きたい会社をつくる」というミッションを掲げているNOVELだからこそ、学生さんに誠実に向き合う必要があると感じ、今回の企画に踏み切りました。
数ある会社の中からNOVELを見つけてくれたみなさん、本当にありがとうございます。そして、それぞれの思いを交ぜあえたことに感謝します。
2024新卒採用についても、現在計画中です。詳細は後日お伝えします。続報をお待ちください!