大阪の求人広告代理店・採用支援|株式会社NOVEL(ノーベル)
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こんにちは!NOVELの滝口です!
10月よりNOVELは第6期目に突入しました。事務所の拡大、新卒採用のスタート、中途採用での新しいメンバーの募集…。まさに過渡期を迎えているNOVELでは、どの事業部も目まぐるしい忙しさに追われていますが、会社の成長をビシビシと感じられて、正直なところ大変さよりも楽しさが勝っているかもしれません。
僕たちCreative Unitも、新しい仲間を迎え入れるため、ストーリーの更新にも力を入れています。前回は11月度のMVPSalesも獲得した志田さんのインタビューでしたが、今回は青戸代表取締役の若かりし頃から現在までのヒストリーを、赤裸々に語っていただきました!
■青戸 勇貴(あおと ゆうき)
・バンドマン→フリーター→トップSales→代表取締役
・偏差値38の高卒でありながら、IQ150以上のMENSA会員
・ボーリングはUNDER20、スマブラ全国大会出場経験ありと無意味な経歴も魅力
―まずはご自身について、学生時代からお聞きしたいと思います。
小・中学校はバスケに明け暮れる忙しい日々を送っていました。ただ、その部活を引退してから、自堕落な生活にまっしぐら。とにかく何に対しても無気力になってしまったんですよね。高校に入学してからも学校が終わったら家でダラダラと過ごす日々。一応、高校は卒業したんですが、途中で通信制の高校に転入して卒業したので、実は退学も一度経験しています。高校のメンバーとバンドも組んでいましたが、結局は鳴かず飛ばずで終わりました。
―そんな生活が変わったキッカケはなんだったのでしょうか?
実はアルバイトだけは長く続いてたんですが、特別熱意を持っていたわけじゃありませんでした。「別に自分の未来を左右することじゃない」なんて言い訳を前提にダラダラと続けてたんです。ただ、このバイト先の店長がすごくカリスマ性のある人だったんですよね。
その店長にある日、「バイトとか社員とか関係ない。金貰って働くんやったらダサい働き方すんなよ」と言われたんですが、これがズドンと響いて…まさにここが人生の分岐点だったかもしれません。
―なるほど。そこから仕事に対する向き合い方が変わったわけですね。
要求はどんどんエスカレートして「どうすればお客様に本当に喜んでもらえるか常に考えろ」なんて当たり前のことから「どうすれば日本一の店舗になるか考えろ」「どうすれば目指される人間になるか考えろ」なんてことも言われるように(笑)
でも、とにかくこの人に認めて欲しくて、必死になって仕事と向き合ってました。結果として最終的には店長代行的なポジションで、売上全国2位に。この成功体験をキッカケに、もっと自分の可能性を広げるため、営業の世界に飛び込むことになります。
―フリーターから社会人デビューしてみて、どうでしたか?
決して営業の仕事をなめていたわけではないんですが、もうコテンパンにやられました(笑)。入社してすぐ「大声山登り3連泊合宿」をするような前時代的な考え方の会社だったのですが、むしろ過酷な環境を求めていたので、辞めたいと思うことは一度もありませんでした。店長の言葉を胸に「ここで人生逆転してやる!」をモチベーションに必死で取り組み、気づけばトップSalesになっていました。
―サクセスストーリーに聞こえますが、そこから退職に至るまで何があったんでしょうか。
営業として働く中で、「会社の成長とは一体なにを指すのか?」を考えることが多くなっていたんですが、本質は一向にわからないまま。だからその答えを当時の会社の代表に聞いてみたいとずっと思ってました。
そして上位役職に就いた4年目。ついに代表とサシで呑めるチャンスが訪れたんです。本音を聞けるのはここしかないと思い、初めて役職が就いた2年目くらいからずっと考えていた「この会社は誰のために、なんのために、働いているのか」という疑問を思い切ってぶつけてみました。
でも、返ってきた答えは僕の望んでいたようなものとは全く違うもので…。自分の中にあった微かな希望も打ち砕かれ、落胆したことを今でも覚えています。その翌日に退職を告げて会社を去りました。
―そこから、NOVEL立ち上げに至るまでのストーリーを教えてください。
「組織ではなく、自分自身でやっていこう」と考えて、転職ではなくフリーランスとして活動することを選択したんです。家賃3万円、天井は頭の少し上で小窓一つしか付いていない、小さな事務所を借りてSalesをスタートしました。
ほんの1年で年収は前職のMAX超えたんですが、ここで気づいてしまったのが「毎日が全然おもんない!」ということ。今できることをだけを繰り返すだけで、大きな成長もワクワクできる体験がない日々は、そりゃ面白くないですよね。
そんな壁にぶち当たって分かったのが「やったことがないことをやる、できるか分からないことに挑戦する。そんな日々が人を成長させ、人と出会わせる」と言うこと。成長も感動も、誰かと共有したかったんだと分かったとき、会社を立ち上げることを決めました。
―創業してからは、どんな考えで経営を行っていましたか?
ここまでずっと近い道を歩んできた相方(共同代表のペ・ドンジュン)と一緒にNOVELを立ち上げました。2016年11月のことです。ただ、今でこそ働きたい会社をつくり、働きたい社会をつくるというミッション&ビジョンを掲げていますが、創業時は自分たちの考えていることを言語化できていませんでした。それこそ、僕も相方のペドンジュンも、「明日変化する」ことを恐れたくないタイプだったこともあると思います。しかし、クライアントと深い仲になるにつれて求人広告で人を入れるだけでは採用難が解決しないケースが増え、"母数確保"や"内定数確保"では、本当の課題は解決できないということが明確になりました。
―つまり、今までの自転車操業のやり方は、今後は通用しないということでしょうか。
その通りです。断言はできませんが、SNSやインターネットが普及したことにより、現代社会では情報を遮断する壁がなくなりました。それに伴って、「経営者の考えを実現する」ことから「会社と社員の意思を繋ぎ、みんなで発信する」ことが会社の在り方の時代になったのだと思います。
つまり、企業に求められているのは「本当に働きたい会社」になること。これからは選ばれる会社にならなければ企業は衰退していきます。
―では、青戸さんの考える働きたい会社とは?
結論から言うと、「働きたい会社」の姿は一つではないと思っています。人によって求めるものは違いますし、働きたい会社とは、(その人にとって)働きたい会社だからです。とある企業が求める労働と、とある人材が求める勤労の間に、埋められない溝がある以上、共通の答えを出すことは難しいでしょう。
大切なのは「なぜ働くのか」「どう生きるのか」といった考え方や思想のマッチングと向き合うこと。つまり、人や企業の考え方がブランドになり、経営・施策全てで一貫したメッセージを発信していく「企業ブランディング」が、近い将来重要視されるはずです。
―だからこそ、NOVELでは「働きたい会社をつくる」を掲げているんですね。
NOVELが掲げる「働きたい会社をつくる」も、ブラック企業を淘汰しホワイト企業を増やすことが目的ではありません。まずは自社のファンが集う会社づくりを体現することが目的です。世の中を「働きたい会社」で溢れさせられれば、きっと「働きたい社会」が形成されるはずです。NOVELが行っている人材の提案も働きたい会社をNOVELがつくり、働きたい人間をNOVELが連れてくる。この流れを作っていくための戦略です。
―最後に、これからNOVELをどうしていきたいですか?
「やったことがないことをやる」。これが僕の座右の銘です。無気力だった自分がここまで成長できたのも、間違いなく新しいことにチャレンジしたからでした。幸いにも、NOVELには年齢も性格も経歴も考え方も、全く違う個性的なメンバーが集まっているので、きっと今まで思いつかなかったような新しいことや面白いことにチャレンジできると信じています。
第6期を迎えたNOVELが、新卒採用・中途採用・組織改革に力を入れ始めているのも、自分たちが「働きたい会社」を体現できる絶好のチャンスだと感じているから。
これからも青戸とNOVELは、「やったことがないこと」をやり続けていきます。