目次
福祉の現場で感じたやりがい
現場で感じた課題
新たな挑戦への思い
福祉の現場で感じたやりがい
私はこれまで、児童発達支援の現場で支援として「通所している子ども達に楽しく学びを得てほしい」と思いを大切にしながら毎回のの療育に真剣に向き合ってきた。
また、現場支援員一同、保護者様の悩みや不安が少しでも軽くなるようにと、療育に入らない時間に子育ての相談に乗ったり、ペアレントトレーニングを開催するなど日々サポートに努めてきた。
子ども達の成長をそばで見守りながら、保護者様とすることで、福祉の仕事に一緒に支援をしていく中で、福祉の仕事に対するやりがいと充実感を感じた。
現場で感じた課題
その一方で、現場では人手不足や、職員の短期離職、キャリアアップの機会の乏しさといった、根本的な課題にも直面していた。
特に、熱意と能力を持った職員が、働き方や待遇面の問題により現場を離れていく姿を何度も立ち合い、そのたびに歯がゆさや悔しさを感じた。
人が辞めてしまうことは、職場にとっても痛手だが、なにより継続的な支援を必要とする利用者様にも深刻な影響を及ぼした。
さらに、人材不足によって支援を受けたくても施設の空きがなく待機せざるを得ない利用者様が存在するという現実にも、心を痛めた。
こうした現場の課題を根本から改善していくためには、現場で直接支援を行うだけでは限界があると感じた。
そこで私自身の経験や資格を活かして、「人材」という視点から福祉にかかわっていきたいと考えるようになった。
新たな挑戦への思い
そんな中出会ったのが、「日本厚生事業団」だ。
人を紹介することが目的ではなく、その人の人生やキャリアの先を見据え、福祉業界全体の未来を見つめている姿勢に深く共感した。
また、現場の実態を理解したうえで、福祉業界全体の未来を見据えて取り組む姿勢に、魅力を感じた。
私自身が現場で培ってきた経験を活かし、求職者に寄り添いながら、施設と人とがより良い形でつながれるようサポートしていきたい。
そして、福祉現場において「人が安心して働き、育ち、長く続けられる環境」を作っていくことに貢献したいと考える。
日本厚生事業団を通じて、福祉の仕事に誇りと希望を持てる人を1人でも多く増えるように。
その先にある、業界全体の未来を支える力になっていけたらと思う。