こんにちは、有限会社THSの鈴木です。最近は休日もつい原稿を書きながら、仕事の土台にある「自利利他」をよく考えます。――自分を鍛えることも、人の役に立つことも、どちらか一方ではなく循環でつながっている、という考え方です。
正直なところ、経営を引き継いだ当初の僕は“数字ファースト”。効率も売上も伸びましたが、チームの空気はどこか硬い。そんな時、深夜のエアコン故障に駆けつけたお宅で「今夜は眠れます、ありがとう」と手を握られました。その一言で、視点がガラリと変わりました。何件こなしたかより、誰の不安を減らせたか。翌日からは“ありがとう件数”を可視化し、朝一番の環境整備と「今日はここを手伝えます」の声かけを習慣に。すると、ミスが減り、表情が柔らかくなり、結果的に数字も追いついてきました。
強さだけを求めても、他者の目ばかりを気にしても、続きません。
自分を整える(技術・段取り・健康)→余白が生まれる→目の前の誰かを助ける→感謝が返って自己効力感が上がる――この小さな循環が“働く喜び”を育てます。僕はこれをTHSの文化にしたい。学校みたいに学び合い、現場で磨き合い、昨日の自分を一歩だけ超える。そんな職場を一緒に育ててくれる仲間を探しています。
まずはカジュアルにお話ししませんか。あなたの「得意」と「誰かの安心」をつなぐ方法を、一緒に設計していきましょう。
もっと詳しいエピソードをnoteで紹介しています。