こんにちは、タイムリープ人事・広報の中薗です!
私たちタイムリープは、2019年の創業以来RURAという遠隔接客サービスを提供している会社です。
そんな当社の魅力として社内でよく挙がるのが、「人」!
ということで、人の魅力を感じていただくためにタイムリープのメンバーを紹介していく本企画。
第3弾は、キーエンスからスタートアップの執行役員を経て、2025年3月にタイムリープにジョインしたセールスマネージャーの藤原さんに、タイムリープを選んだ理由や営業から見たRURAの魅力など、様々なお話を聞いてきました。
少しでも興味を持っていただけますと幸いです!
まずは、藤原さんについて教えてください
これまでのご経歴を簡単に教えてください。
新卒でキーエンスに入社して、バーコードリーダーやハンディターミナルを扱う営業として約7年間在籍していました。製造業から物流、小売まで幅広い業界を担当として、営業活動をしていました。
キーエンスへの入社のきっかけは「自分を鍛えて成長できるような環境に身を置きたい」という気持ちからでした。
実際に働いてみて、営業としてのスタンスをはじめ、仮説構築力・ヒアリング力・目的思考といった多くのスキルを身につけることができたと感じています。
そうした日々の中で、「ここでの成長は一巡したかもしれない」と思うようになり、次のチャレンジを意識し始めました。
その後、複数のスタートアップを経験されているんですよね。
はい。最初の転職先では、いわゆるフィールドセールスとしてだけでなく、インサイドセールス組織の立ち上げもやらせていただきました。
チームを一から作るような経験ができたのは大きかったですね。
さらに、その後入社した前職では、営業として数字をつくるだけじゃなくて、事業責任者としてプロダクトの企画というPM的な部分まで含めてチャレンジしていました。
頭の中で描いたアイデアを実際のプロダクトに落とし込んでいくのは思った以上に難しくて、苦労する場面も多かったです。
でもその分、サービスがどうやって形になっていくのかを肌で感じられたし、自分の視野もかなり広がったと思います。
そのなかで気づいたのが、「やっぱり自分は、お客様の近くで、現場のリアルな声を聞きながら価値を届けることが一番エネルギーを注げる」ということでした。
現場での手触り感ある価値提供こそ、自分が最も情熱を持てるフィールドなのだと改めて思うようになったんです。
なぜ、タイムリープを選んだのか?
そんな中で、タイムリープへの転職を選んだ決め手はなんだったのでしょうか?
決め手は、「人」と「事業」の二軸であります。
まず、人というところで言うと、面談で会った皆さんに共通して、プロダクトやチームのことが好きで、お互いを尊敬している空気を感じました。
そして、裏表がないというか、本当のことを言ってくれているとも感じました。本音で今の課題や今後目指すことを話してもらえたからこそ、「自分がタイムリープに入って提供できることはあるのか?」ということをしっかりと考えることができた。
こういった選考でのコミュニケーションを通して「この人たちと一緒に仕事がしたい」と思えたことが大きなポイントでした。
そして事業面の魅力。
RURAは、人手不足という、まさに今の社会が抱える課題のど真ん中に向き合っています。前職の医療領域でも人手不足は大きな課題でしたし、生産年齢人口が減少していく日本において、「いかに社会インフラを維持するか」は避けて通れない大きな課題だと感じていました。
人手不足という課題に対して、一般的なSaaSは「人を減らす」「人を介さずに効率化する」という方向が多いですが、RURAは人を“活かす”SaaSです。
「リモートであっても人が介在することで提供価値が高まる」というのが新しくて、とても興味を持ちました。
また、「地図に残る仕事」というか、百貨店や小売の現場など、自分の生活圏にある場所にプロダクトが物として入っていくというのも特徴的だと感じました。
自分の営業活動が、実際に店舗や現場で価値として現れていくのを「目で見て実感できる」って、すごく面白いし、やりがいがあるなと思ったんです。
「自分の子どもにも誇れる仕事をしたい」という感覚にもつながって、そういう意味でもRURAという事業にすごく惹かれました。
現在入社して3ヶ月ほどですが、入社前後でギャップはありましたか?
そうですね、いい意味での驚きが大きかったです。
特に「この人数とこの体制で、よくここまでやってるな」と思うくらい、一人ひとりが強い責任感とプロ意識を持って働いていたことには驚きました。
ここまでビジネス・プロダクト両面で“お客様目線”を貫いているチームは珍しいのではないでしょうか。
また、「泥臭いことを厭わずにできるチームだな」というのも感じたことの一つです。
スタートアップって、お客様と直接向き合って、何が求められているかを地道に拾い上げていく作業が大事だと思うんです。タイムリープのメンバーは、実際に手を動かす力や行動力がすごくあって、そこが本当に素晴らしいなと思っています。
あと、tl;tv(社内動画ナレッジ)など、情報共有のインフラが整っているのも印象的でした。
入社前から過去の議論をキャッチアップできたことで、「早くチームに馴染めた」と感じています。
「営業」という仕事について
藤原さんが、営業として大事にしていることってなんでしょう?
一言で言うと、「お客様に本気で興味を持つこと」です。
相手の課題や状況に寄り添わず、テクニックやスクリプトで進めてしまうと、それってお客様にも伝わってしまうんですよね。
そうではなくて、「この人、自分のために考えてくれてるんだな」と思ってもらえるかどうかを左右するのは、営業側の“本気度”だと思います。
自分が「このお客さんはきっとこういうことを考えている」と本気で思えることができれば、自然と信頼が生まれて、深い情報を引き出すこともできます。
極端かもしれませんが、私は「相手が自分の親や妻だったら?」と考えるようにしています。
それくらい相手の立場に立って、自分の提案を誠実に考えて伝えています。
仮説構築やヒアリング力、提案力といったスキルはもちろん必要ですが、それらを支えるのは、こういった姿勢だと思っています。
では、タイムリープで営業を経験することで得られるものって、なんでしょう?
RURAは、ただプロダクトを売るのではなく、お客様の経営やオペレーションに深く入り込む商材です。
最初は「人手不足をどうにかしたい」という漠然とした課題から始まることが多いですが、本質は「人手不足に依存せず、持続的にビジネスを成長させられる組織をつくること」だったりします。
だからこそ営業には、製品説明だけでなく、お客様の背景を読み解き、ありたい姿を共に描く力が求められます。
提案では、現場視点のオペレーション理解や導入後の運用設計まで踏み込む場面も必要があり、導入支援チーム(お客様がRURAを導入するためのコンサルティングをするチーム)と連携しながら、お客様ごとに最適なプランを共に考えるような、コンサルティング的な営業スタイルが求められるんです。
当然、そこには「オペレーションに対する解像度」や「周囲を巻き込みながら動く力」も必要になりますし、CSや開発といった他部門と連携する視点も不可欠です。
いわゆる“型のある営業”ではなく、顧客ごとにゼロベースで設計していく力が問われる分、営業としての腕の見せどころも多い。自分の工夫や仮説がそのまま成果に返ってくる面白さがあります。
タイムリープで目指すチーム像は?
セールスグループを、今後どんなチームにしていきたいですか?
まずは、数字にコミットできるチームにしたいです。
「いい事業だよね」で終わらせず、ちゃんと成果で示していく。それが、結果としてより多くのお客様に価値を届けることにつながると信じています。
その上で、信頼と自立が根底にあるチームを作りたいと思っています。営業という職種は社外での動きも多く、社内のメンバーと顔を合わせる機会が少なくなるタイミングもあります。
だからこそ、最低限の情報共有や数字の透明性、仕組みとしてのインフラが整っていることが重要で、そのうえで「背中を預け合える関係性」を築けるかが鍵だと考えています。
たとえば、物理的に離れていても「あの人がいるから大丈夫」と思える、戦場に共に立てる関係というか。 そんなカルチャーと仕組みの両方を作っていきたいですね。
お客様に向き合う時間を最大化しつつ、お互いを信頼して進めるチーム。
そういう集団でありたいし、そういう環境であれば、営業としても一番力を発揮できると信じています。
どんな人に仲間になって欲しいと思いますか?
「人を尊敬できる人」と働きたいですね。
相手の仕事や姿勢に敬意を持って接する。そういう人がチームにいると、自然といい空気が生まれるし、困難も乗り越えやすくなると思うんです。
そして、自分の機嫌を自分でとれる人。「大変な時こそ笑える」「いい空気を周りに伝播させられる」ような方とぜひお会いしたいなと思います。
お互いに尊敬しあって、そしてポジティブな空気を伝え合うことができる人たちが集まる組織にすることで、仕事に対して楽しんで向き合える。報告や相談がしやすい、失敗を責め合わず、そこからどう改善するかに向かうことができる。
そういうチームであることが、結局は「数字にコミットできるチーム」にもつながっていくと考えています。
将来、一緒に働く仲間へ
最後に、応募を考えている方へのメッセージをお願いします!
シンプルに、「営業が好き」「営業として顧客に価値を届けることに夢中になりたい」と思っている人がいれば、タイムリープの事業と今のフェーズはマッチすると思うので是非お話したいです。
私自身、営業が大好きでタイムリープの営業は難しくもやりがいがあり天職だなと思っているので、ざっくばらんにそのようなお話ができたらなと思ってます。(夢中になって話し過ぎたらすみません笑)
藤原さん、ありがとうございました!
今回改めてお話を聞くことで、お客様に対しても社内のメンバーに対しても一貫して相手へ興味と敬意をもつという、藤原さんの人への在り方を知ることができました。
いつも笑顔で周りの空気を明るくしてくれる藤原さんの根っこがそこにあるんだなぁ、と納得です。
タイムリープでは、一緒に働く仲間を募集中です。
興味を持ってくださった方、私たちと一緒に働いてみませんか?