株式会社日本教育クリエイトITソリューション事業部's job postings
―― 設計書や仕様書の「書かれていない前提」まで理解できるリーダーであってほしい。
仕様書や設計書は読んでいる。
指示もしているし、タスクも回っている。
でも、なぜかチーム内でズレが出る。
「想定と動きが違う」
「目的と実装が合っていない」
「修正や手戻りがやたら多い」
こうした状況の原因は、設計書や仕様書に“書いてあること”しか見えていないことかもしれません
設計書や仕様書は、あくまで「最低限の情報」
設計書や仕様書には必要な情報が書かれています。
でも、そこに書かれていないけれど重要な“前提”や“意図”が必ず存在します。
たとえば──
- バリデーションの順番があえて指定されている理由
- なぜ非同期ではなく同期処理を選んだのか
- エラー時の挙動が少し過剰に見える理由(実は運用現場の事情)
こうした背景をくみ取れず、ただ内容をそのまま実装・指示してしまうと、完成したものが現場に合わなくなることがあります
リーダーこそ「なぜそうなっているか」を問うべき存在
リーダーはただ“読む人”ではなく、
設計や仕様の意図を理解し、周囲に正しく伝える人です。
- この設計で守りたいのは何か?
- どの判断が最も重要視されているのか?
- 何を避けようとしてこうなっているのか?
その視点を持たずに進めると、見えないはずの問題が見落とされたままチームに流れ込んでいきます。
チームの精度を上げるのは、“背景まで把握した指示”
仕様や設計の意図をつかめないまま指示やレビューをしていると、
メンバー側の判断もぶれます。
- 「指示どおりにやったのにダメだった」
- 「レビュー通ったのに仕様に合っていなかった」
これが続くと、メンバーは混乱し、品質が下がり、信頼も損なわれます。
だからこそ「書かれている内容の理由」を汲み取り、わかりやすく伝えられるリーダーが、開発の品質を大きく左右するのです
「仕様を理解する力」はリーダーの土台
リーダーに求められるのは「設計書を読む力」だけではありません。
それをどこまで深く理解し、チームに意味ある形で伝えられるかです。
- なぜその判断がされたのか
- どんな事情を考慮しているのか
- チームの動きにどう影響するのか
そういった部分まで読み取り、支えるリーダーこそが、プロジェクトの要になります✨