みなさん、こんにちは。 ピクシーダストテクノロジーズの佐藤です。
現在、取得中も含めて5名(男性2名、女性3名)の育児休業の実績があるピクシーダストテクノロジーズ。
今回、育児休業から復帰をされた知財部長の片山さんにインタビューしたいと思います。
ーいつからいつまで取得されたのでしょうか?
育休の直前に取得した有休も合わせると、2024年1月初め~2024年6月末までちょうど半年間、休業した形となります。
ー取得しようと思ったきっかけを教えてください。
以前からいつか子どもができたら育児休業を取得したいなぁと思っていました。特にこれといった明確なきっかけがあったわけではありませんが、子育てにしっかり全力で向き合う経験をしてみたいという気持ちがありました。
ー取得に迷いはなかったでしょうか?
抱えていた仕事に関していうと、頼りになる同僚たちがなんとかしてくれるという安心感があったので、正直あまり迷いはなかったです(笑)。その分仕事の引継ぎはしっかり丁寧にやりました。
また、一定期間抜けて帰ってきたとしても疎外感を感じることなく受け入れてもらえるような職場、カルチャーだと感じていたので、その点でも特に迷いはなかったです。
半年という期間については、新卒で入社した大企業にいた時なら、その期間分が出世競争のハンデになってしまうのを避けたくて、もっと短い期間の取得になっていたかもしれません。幸いピクシーダストテクノロジーズでは現在ほぼ全員が中途採用であり、同期で比べられるということもないので、長い社会人キャリアの中で半年くらいブランクがあってもハンデにならないと思えたのは大きかったと思います。
ー休業期間中はどのような生活をされていたのでしょうか?
最初の1カ月は初めてのことばかりで全く余裕がなく、育児と家事に追われ続ける毎日でした。夜泣きは比較的穏やかな方でしたがそれでも一晩で2~3回は目を覚ますので、それなりに規則正しい生活をしながらも寝不足の状態が続いていました。
2カ月目くらいからは少し落ち着いてきて、子どもを連れて外に散歩とかする余裕も出てきました。最初は抱っこに慣れていなかったので筋肉痛や腱鞘炎になったりして、コツがつかめるまで苦労しました。。。
ただ、その頃からは少しずつ妻との育児や家事の分担もうまく回せるようになり、自分自身の生活のリズムが作れるようになってきて、日中の少し空いた時間に本を読んだり、勉強したりもできるようになってきました。
ー休業期間中に会社からのサポートで助かったことと、こんなサポートがあれば助かったなということがあれば教えてください。
特にパソコンを開いて何かするというようなことはなかったので、特段必要なサポートは思いつきません。逆に何か提出すべきものとか必要な情報があれば、労務の担当者が都度丁寧に知らせてくれたのでそれは大変助かりました。
また、空いた時間に社内のポータルサイトやコミュニケーションツールをスマホで流し読みすることで、情報もタイムリーにキャッチアップできたのでその点も助かりました。
ー育児休業を取得してよかったことを教えてください。
まず何より子どもの成長にしっかり向き合うことができて良かったと思っています。本当に子どもの成長スピードには驚かされたとともに、自分自身も日々成長せねばという気持ちにもなりました。また、育児の全体を経験することができたことで、妻との間に育児のことで情報格差がなく、その後も対等に育児に関わることができている点が大きいです。
ー復帰後何か仕事の仕方に変化はありましたか?
任されている仕事の内容は育休前とほぼ変わりません。働き方については、保育園へお迎えに行くために、朝早めに出社し16時くらいに退社させてもらっています。職場には温かく受け入れて頂いており、打ち合わせの設定時間等にも配慮頂いて助かっています。
帰宅して家事の合間や子どもが寝た後にちょっとパソコンを開いて仕事をすることもありますが、すき間時間を有効に使う習慣ができてトータルの生産性は向上したように思います。
ー最後に一言メッセージをお願いします。
育休を取得する前は不安がゼロだったと言えば嘘になりますが、自分の気持ちに従って育休を取得し、仕事を忘れて生活に専念する時間を持てたことで人生の質が上がった感覚がありますし、いま振り返ってみても取得してよかったなと思います。
個々人のライフプランも尊重してくれるというか、ちゃんとやることをやってアウトプットを出していれば自由度は非常に高い会社なので、このタイミングでこの会社で働いていてとても良かったなと感謝しています。
いや~自分自身を振り返ると全く何もできておらずインタビュー途中から恥ずかしい気持ちになってきましたが・・・、同僚のサポートや受け入れのカルチャーがあったからこそ迷いなく取得することができたというお話を聞き、各人がライフイベントにあった働き方を実現していることを改めて実感することができました。
今回のストーリーをお読みいただき、少しでもピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)のカルチャーや、多様なバックグラウンドを持ったメンバーにご興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひエントリーをお待ちしております。