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こんにちは!株式会社シックスティーパーセント人事の渡辺です。
今回、60%の開発チームについてより深く知っていただくために、PdMの早坂にインタビューを行いました。
60%の開発チームが挑んでいるのは、ただのEC構築ではありません。
アジア各国のブランドを、世界中のユーザーとつなぐための新しい仕組みをつくること。
配送や通関、価格設定、サポート体制など、越境ECプラットフォームには数え切れない課題があります。
それでも60%は、ミッションに掲げている「アジアのファッションを世界のメインストリームへ」を、技術の力で実現しようとしています。
本記事では、「60%の開発チームならではの面白さ」や「チームが大切にしている開発のスタンス」についてお伝えします。
60%との出会い
ー60%との出会いを教えてください。
前職の先輩から「副業の面談を受けてみない?」と声をかけられたのがきっかけでした。軽い気持ちで「じゃあ受けてみます」と参加したのが、シックスティーパーセントとの最初の出会いです。
面談では代表の真部と30分ほど話したのですが、技術的な話はまったくせずに、「じゃあ明日からお願いします!」と言われて、副業で関わり始めました(笑)
副業とはいえ、当時はフルリモートで新潟に住んでいたこともあり、時間的に余裕があったので、月に100〜120時間ほど稼働していましたね。
最初の頃は、今のように自前のストアフロントではなく、Shopifyテーマの開発から入り、toB側や物流側を含め、フロントエンド・バックエンド問わず幅広く対応。
入社の決め手は「この人たちと働きたい」
ー正社員として参画した決め手は何だったのでしょうか?
副業として関わるなかで、当時のVPoEや人事の渡辺から、1年以上にわたって「正社員にならないか」と、声をかけ続けてもらっていたんです。
でも、その頃はまだ「前職のサービスを育てきりたい」と思っていて、お断りしていました。
ただ、時間が経つにつれて、自分の中で少しずつ変化がありました。
新しい挑戦をしたい気持ちや、PdMとしての動きをしてみたいという想いが出てきたんです。
最終的な決め手は、「この人たちと働いたら楽しそうだな」と感じたこと。
また、以前からなんとなく「グローバルなサービスに関わってみたい」という気持ちもあったので、ちょうど前職のプロジェクトが一区切りついたタイミングで、「今だな」と思い、正社員として参画する決断をしました。
正解のない“越境EC”をつくる。60%開発の面白さ
ー60%の開発に携わる面白さを教えてください。
|打ち手が無限にある
設計を考える時に、検討すべきことが本当に多いです。
その分、難しさもありますが、同時にすごく面白いと感じています。
たとえば、60%はtoBとtoCの両面を持つサービスです。toC向けに新しい機能を出したいと思っても、データはtoB側から提供してもらう必要がある。「それが難しいなら、社内で仕組みを作ろうか」といった議論になることもあります。
打ち手が無限にある中で、「どこに優先順位を置いて、何を実現するのか」を考えるのは難しくもあり、やりがいのある部分ですね。
|データを活かして、より良い購買体験をつくる
現在はCRMまわりの開発も担当しています。
ECサービスという性質上、ユーザーの行動データが豊富にあるので、それをどう活用するかを常に考えています。
データの設計や活用の仕方ひとつで成果が変わる。その試行錯誤もまた、この仕事の面白さだと思います。
|世界中のユーザーを支える技術の醍醐味
エッジサーバーやCloudflareといった仕組みは、キャッシュとして広く使われています。
ただ、日本国内向けのサービスの場合、実際に使うサーバーは東京や大阪など限られた拠点がほとんど。もちろん通信は早くなりますが、その恩恵を最大限に感じられるかというと、そうでもないです。
一方、60%のように世界中にユーザーがいるサービスでは、各国のユーザーの最寄りにあるエッジサーバーでキャッシュが行われます。
だからこそ「世界中でちゃんとこの仕組みが機能している」という実感を得ることができる。それが、開発者として面白さを感じる瞬間の一つになっています。
通貨の壁、ブラウザの壁──グローバル開発のリアル
ーグローバルなプロダクトだからこその難しさはあるのでしょうか?
ユーザーは世界中にいますし、toB側もアジアを中心とした海外ブランドが多いので、開発時に考えることは本当に多いです。1つのデータを作るだけでも、複数のカラムを持たせる必要があったり、通貨計算を考慮したりと、設計段階から工夫が求められます。
たとえば、現在、ポイントプログラムは日本国内のユーザーのみに提供していますが、その理由も通貨の違いです。
日本円を基準にしているため、海外通貨に換算すると「1ポイント=0.00ドル」となってしまう。こうした仕様を各国の通貨体系に合わせて再設計する必要があるなど、グローバルならではの難しさがあります。
また、toB側では日本で一般的に使われていないブラウザを利用している企業も多く、想定外のトラブル対応が必要になることも。
そうした点も含めて、海外ブランドと向き合う開発には独特の難しさと学びがあると感じています。
「自分のプロダクト」をつくる感覚を味わえるフェーズ
ー今のフェーズで参画する魅力についても教えてください。
今のフェーズの一番の魅力は、チーム規模がまだ小さいからこそ、自由にポジションを取れることだと思います。新規事業もどんどん拡大しているので、「自分のプロダクト」をつくる感覚を持ちやすい環境です。
私自身、前職で、カタログチケットの開発を任せてもらっていました。それは会社のプロダクトではありましたが、長く関わるうちに「自分が作り上げたもの」という実感が生まれて、強い愛着を持っていました。
60%でも同じように、今はほとんどすべてのプロダクトに関わっていて、日々「つくっている実感」を味わっています。
エンジニアとして、自分の手でプロダクトを成長させている感覚を得られるのは、まさに今のフェーズならではの魅力です。
意見を歓迎し、変化を楽しむチーム
ー実際に働く中で、どんな組織だと感じますか?
意見を受け止めてくれる組織だということを日々実感します。
代表の真部をはじめ、誰に意見を出しても、理由もなく却下されることはありません。
ちゃんと背景を踏まえて議論ができるので、納得感を持って働けますし、自分の意見が反映された時にはしっかり手触り感を得られます。
また、会社全体としてすごく前向きなチームだと思います。
開発チームだけでなく、ビジネスサイドもアジャイルでプロジェクトを進めていて、変化のスピードがとにかく早いです。
もちろん、それに合わせて開発を進める大変さもありますが、常にアップデートされ続ける組織なので、飽きることはありません。新しい技術の提案も柔軟に受け入れてもらえる文化もあるので、すごく良い組織だと感じますね。
今後の展望:CPOを目指して
ー今後の展望を教えてください。
現在はPdMとしてプロダクトの全体設計や推進を担当していますが、将来的にはCPO(Chief Product Officer)を目指したいと考えています。
なので、CTOのように技術面から組織をリードしたい方がいれば、ぜひ参画していただいて一緒にチームを組んでいきたいですね。
自分としては、技術に特化していくよりも、「事業側の技術担当」としての視点を磨いていきたいと考えています。
サービスをどういう形で提供していくのか、その戦略を描き、実際に形にしていく。そして、プロダクトを通じて事業全体をグロースさせていく。その一連の流れを自分の手で推進できるようになりたいです。
「What」から考えられるエンジニア
ーどんな方に参画してもらいたいですか?
「何を実現するか」から考えられるエンジニアに来てほしいと思っています。いわゆる、プロダクト志向の方、あるいはプロダクトエンジニアやフルサイクルエンジニアと呼ばれるようなタイプの方ですね。
「どんな技術を使うか(How)」よりも、「どんな価値を実現するか(What)」といった視点を持っている人が、この環境には合っていると思います。
もちろん、技術志向の方も歓迎です。ただ、「この技術を使いたいからやる」というよりは、課題をどう解決するかや、何を生み出すかに関心がある方の方が、より楽しめる環境だと思います。
技術領域に関しては、今どのポジションも人手が足りていない状況なので、バックエンド・フロントエンドなどの専門性に限らず、幅広く挑戦できる余地があります。
やることも本当に多くて、自分で課題を見つけて動ける方なら、無限にチャンスを掴める環境です。もちろん、会社としての方向性とすり合わせながらにはなりますが、「やりたい」を実現できる柔軟さとスピード感があるのが60%の魅力だと思っています。
エンジニアが「手触り感」を得られる環境
ー最後に
よく面談でも話題に出るのが、エンジニアとしての「手触り感」です。「意思決定に関われないことから転職を考えた」と話す方も多いのですが、60%ではその心配はありません。
エンジニアと代表との距離が非常に近く、「何をつくるか」「どう実現するか」を一緒に決めていくことができる環境です。
議論を重ねて方向性を固めたうえで開発に進むので、プロダクトの根幹に関わりながら仕事ができます。
自分の意見やアイデアを形にできる環境で、プロダクトを一緒に育てていける人に来てもらえたら嬉しいです!
ー早坂さん、ありがとうございました!