みなさんこんにちは!今回はエンジニアリング部のメンバー紹介として、sakiこと山田にインタビューを行いました!sakiがなぜみらい翻訳を選んだのか、現在はどのようにモデル開発の業務を進めているのか等、お話しいただきました。
-みらい翻訳に入社したきっかけと、入社の決め手となった点を教えてください
saki:大学院を卒業したあと、1社目でフランスの会社に就職し、6年ほどフランスに住んでいました。
日本の会社で働いてみたいという気持ちがあり、帰国と同時に転職活動を始めました。職種は、自然言語処理のリサーチエンジニアのポジションを探していて、前職でもプロダクトは違えど似たような業務をしていたため、みらい翻訳に興味を持ちました。
何社か内定をいただいた中で、最終的にみらい翻訳に決めた理由は、まず出会った人たちの親しみやすさが印象に残ったことです。カジュアル面談や選考を通して、社員数人の方とお話しさせていただきましたが、みなさん親身に相談に乗ってくださり、それぞれの方が誠実に仕事に向き合っていることも感じられ、一緒に仕事ができたら嬉しいな、と思いました。社員の方同士のフラットな関係も魅力的だなと思いました。また、他の内定先には大企業もありましたが、みらい翻訳のスピード感や、業務の幅広さに魅力を感じたこと、技術力も高く、プロフェッショナルな集団だと感じことから、自分も学び成長できると思い入社を決めました。
-技術力が高いというのはどのような点で感じられたのでしょうか?
saki:みらい翻訳は、少人数かつ短期間で高精度な機械翻訳を作り上げたという話を聞いて、その技術力の高さを感じました。また、少数精鋭だからこそ、スピード感が大企業と比べて圧倒的に速いのだろうなとも思ったのです。実際入社後もすごいスピードで色々作っているなという感覚はあって、プロダクトに対してダイレクトに関わることができているという実感があります。
-いつから自然言語処理の分野に携わっていたのでしょうか?
saki:大学院生の時は、組み込みシステムと、信号処理という分野を専門で学んでいました。生体信号(心拍や脳波など)の処理を専門としていて、データ処理という点では自然言語処理と共通する部分も多少はあったかもしれないです。
自然言語処理の分野に本格的に携わり始めたのは前職からです。前職は業務内容ではなく、「とりあえずフランスで働ける機会があるから行ってみるか」という考えで就職を決めたので、本当に偶然、自然言語処理の世界に足を踏み入れた感じでした。入社当初は、分からないことだらけで、元々日本でやっていた生体信号の分野に戻りたいかも、と考えることもありましたが、気付いたら、日本語に限らず「言語」の奥深さに惹かれていた気がします。英語もフランス語も(なんなら日本語も)苦手意識があるのですが、だからこそ気になってしまうのかもしれないです(?笑)
-フランスと日本で働いてみてどのような違いを感じましたか?
saki:フランスの人はすぐ休暇に行っちゃうイメージがあると思うんですけど、本当にそうでした。
パリではなかったので、そのせいもあると思いますが、時間がゆっくりと流れていた気がします。お昼は2時間休憩をとる日もあって、同僚とバスケをしたりプールに行ったりしていました。ちなみに、カバー写真は、青の洞窟で有名なイタリアのカプリ島のものです。バカンスで滞在した時に撮影をしました。奇跡的に青の洞窟に入ることもできて、とても良い思い出です。
逆に似ていた点は、私が在籍していた企業がほぼフルリモートだったこともあり、その点はみらい翻訳と働き方が近いと思いました。ただ、今の方がチームのメンバーや他のチームの方々とも関わりがある、と感じています。私の業務内容ゆえかもしれませんが、フランスだと一人で仕事することが多かったんです。
みらい翻訳ではフルリモートであるにも関わらず、他の部署の方と社内のイベントで話して仲良くなれる機会もたくさんあるなぁ、と思います。
また、フランスでは基本的に社員全員がフラットな関係でした。みらい翻訳でも実際にフラットな関係が築かれていて、働きやすいと感じています。
-今のお仕事の内容と、面白さを感じている点を教えてください
saki:メインの業務の1つとしてモデル開発があります。課題発見から、課題解決のために、自分のアイディアを取り込みながらモデル開発をする、という一連の流れを全部できるという点が楽しいです。
他には個別の案件対応もあります。お客様のペインを解消できるように他部署とも密に連携しながら、モデルを作っています。
私は入社してまだ1年経っていないのですが、業務の幅がすごく広いです。飽きないし、まだまだ学ぶところしかないという状況なので楽しく取り組めています。自分で考えて業務を進められる、任せてもらっているという適度なプレッシャーがあり、どのプロジェクトを通しても自分に裁量があることが面白いところかなと思ってます。
-印象に残っている具体的なエピソードを何か一つ教えてください
saki:入社間もない頃、新しいプロダクトを開発するという案件を任せてもらえて、いきなりいいのかな?という気持ちもあったんですが、すごく楽しかったです。開発の中で、実際にエンドユーザーの生の声を聞くことができる機会があり、とても貴重な経験になりました。今後も業務を進めていく中で、常にエンドユーザーの目線を忘れずに開発していこう、と改めて思いました。
転職活動時にも、顧客からのフィードバックが届く距離で開発していたいという気持ちがあったのですが、みらい翻訳はその顧客の声が届きやすい環境だと感じています。
-チームでの動き方を教えてください
saki:業務上の困りごとはマネージャーやチームのメンバーに相談します。忙しくてもちょっとこれ教えてください、とすぐに聞いて答えてもらえる環境はありがたいです。「誰に何を聞いたらいいのか分からない」という状況は、新しく会社に入ったら誰しもに起こり得ることだと思うのですが、そういう時も「何も分からないです」と言える環境ですし、言えば、誰かがとっかかりの部分だけでも教えてくれます。基本的にリモートで働いていますが、コミュニケーションが取れないせいで仕事が遅れるということは今までなかったです。また、私のチームは週1回出社推奨日があるので、その日に出社すればチームメンバーと直接話すこともできます。
-今後挑戦したいことについて教えてください
saki:まだまだ学ばなきゃいけないことがたくさんあると感じている状態ではありますが、これから自分の引き出しを多く、広くしていき、専門性を磨いていきたいです。今、自然言語処理やAIの世界はものすごいスピードで変化していると思いますが、そのスピード感についていくことができる(というか渦中にいる)環境がみらい翻訳にはあると思います。この環境の中で、多くのことを吸収して専門性を高めていきたいです。個別の案件を対応していても思うのですが、想像してなかったところに実はお客様のペインがあったとか、必ずしも最新の技術がそれに応えるとも限らないし、もしかしたら昔からのやり方がその解決策としてフィットする可能性もあると思っています。だからこそ自分の引き出しを広くしていき、よりその最適解を見つけられるようになりたいと思っています。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。みらい翻訳では様々なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しており、現在、共に未来を創っていただける仲間を募集しています。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、まずは一度カジュアルにお話ししませんか?お気軽にお問い合わせください!