▽是非インターンのご応募お待ちしています(現在2期も進行中!)
IT業界など豊富なインターンプログラムが溢れる業界がある一方、インバウンドが盛り上がり強い追い風の吹く旅行業界、兆円規模の大企業がひしめく不動産業界には、まだ学生から活躍できるプログラムが少ないのが現状です。
Unitoは、そんな学生を旅行業界、不動産業界に迎えるべく、ホテルの立ち上げや新規事業企画など、様々なプロジェクトでこの現状を変えていきたい。そんな想いで、 3ヶ月の期間で各事業部のプロジェクトに社員レベルで参加し、リアルビジネスを体感するプロジェクト実践型インターンシップ「Unito Bootcamp」を開催しています。
今回は2月に実施した「Unito Bootcamp」第1期、最終成果報告会をレポート!3ヶ月間、週次1on1を行なってきたメンター7名、そして代表取締役近藤と多くの審査員の中、緊張と感動の成果報告会でした!
ー 東京と大阪から、1期生全員集結!
3カ月のBootcampプロジェクトの集大成である、今回の成果報告会。キックオフで立てた成果目標と成長目標に対しての実績を発表しました。
▽2024年11月キックオフの様子
1月に行われた中間報告会の時点で、すでに課題抽出から改善に向けて行動していた1期生。そこから更に、メンターとの週次1on1を積み重ねて、3ヶ月どんな成果を上げたのか。成果報告会では、全員のプレゼン後に審査員からの投票があり、最優秀賞も決まります。
▽今年1月に行われた中間報告会の様子(執行役員大田が審査員)
ホテル事業部、大阪公立大学2年大西さん!
1人目は、大阪在住、大阪公立大学2年の大西さん。Unitoではホテル事業部に所属。大阪の難波に昨年10月にオープンした施設のホテルオペレーション改善や、ホテルマネージャー(支配人)のサポート業務をしています。
▽大西さんのnote|発表以外にたくさんの業務改善をしてくれました!
【大西さんの設定した成果目標・成長目標】
<成果目標>
・Airbnbのメッセージ対応工数の削減
・清掃クオリティ・宿泊体験の向上
・備品・アメニティの発注管理の最適化
<成長目標>
・2月中に施設リーダーに就任すること
・チームが主体性を持ち、オペレーションを改善し続ける状態を作ること
難波は観光地に近く、特に週末は満室になることが多く、1日40件以上のチェックイン対応が必要になることもありました。また、ゲストの多くはアジアからの個人旅行客であり、彼らのニーズに対応した運営の工夫が求められました。
そうした状況のなかで、私は 「ホテルの運営改善」 をテーマに、成果目標にあげた3つの課題に取り組みました。
【成果】※一部抜粋
フロント業務は、少人数での対応が求められます。そのなかで、「宿泊予約時の問い合わせ対応」が想像以上に時間を取られる ことが課題として浮かび上がりました。
問い合わせの内容としては「洗濯機は有料ですか?」といった基本的なものがほとんど。毎回同じような質問に個別に対応することで、チェックイン業務に支障が出る場面も少なくありませんでした。
そこで、施設情報を充実させ、ゲストが事前に必要な情報を得られるようにリスティングを更新。 その結果、問い合わせ件数が大幅に減少し、フロント業務に集中できる環境が整いました。 実際にスタッフからも「最近、問い合わせが減った」との声があり、改善の手応えを実感しました。
![]()
【学び】
単に問題に対応するのではなく、根本的な仕組みを見直し、継続的に改善していくことの重要性を学びました。
最初はわからないことが多く、何か問題が起きるたびに周りに助けを求めることが多かったのですが、次第に自分で解決策を模索し、調べた上で確認するというスタンスに変わっていきました。その結果、以前は他のスタッフに頼りがちだった業務も、今では自分で考え、適切に判断できるようになったと感じています。
【今後の目標】
運営を進める中で各メンバーの得意分野を把握し、それぞれの適性に合わせた業務の割り振りを行うことで、チーム全体が主体的に動ける環境をつくっていきたいと思います。
そして、宿泊者に『この施設に泊まってよかった』と思ってもらえるようなホテル運営を目指し、これからも成長を続けていきたいです。以上です。ありがとうございました!
ー 会場からのフィードバック
ここからは審査員である代表取締役近藤や、各事業部の部長やマネージャーからの質問やフィードバックタイム。
〜執行役員大田より質問〜
施設リーダーとしての原動力は?
![]()
「Bootcamp生として、現場をまとめる責任を強く感じながら仕事をしています。
リーダーとしての原動力は、お客様へのホスピタリティにあります。例えば、フランスから来たご年配の方が体調を崩された際には、何度も病院を手配し、お手伝いさせていただきました。
こうした対応を通じて、『お客様が安心して滞在できる環境を作ること』が自分の役割だと改めて感じましたし、その姿勢がスタッフにも伝わることで、少しずつ『自分も頑張ろう』と思ってくれる人が増えてきたように感じます。
学生でありインターンの私が率先して動くことで、チーム全体の士気を高め、より良い施設運営につなげていけたらと思っています。」
ビジネス開発本部、慶應義塾大学2年森さん!
2人目は、慶應義塾大学2年の森さん。ビジネス開発本部に所属。
(後日インターンレポートも掲載予定!)
![]()
【業務内容】
「営業業務と開業業務の両方に携わりながら、目標達成を目指しました。営業では、架電リストの作成や企業への問い合わせ対応、打ち合わせへの参加を通じて、法人向け提案資料の作成やシミュレーションの制作。
開業業務では、物件の搬入作業を担当し、荷物の受け取りや組み立て、配置といった実務を経験しました。また、ガントチャートを活用しながら、業務の進捗管理や改善にも取り組みました。」
【森さんが設定した成果目標・成長目標】
<成果目標>
営業業務:1契約獲得
開業業務:3物件の開業
<成長目標>
①トークスクリプトを見ずにお客様との対話を意識し、アポイント獲得数を増やすこと
②毎日の振り返りや上長からのフィードバックを活かし、コミュニケーション力を向上させること
【成果】
~営業活動~アポイントの獲得に向けた電話営業や、企業ごとのニーズに合わせた提案資料の作成を繰り返すことで、実際に案件の獲得に繋げることを意識しました。特に、提案資料については、誰が見ても分かりやすく、スムーズに活用できるような構成を心がけました。
~開業業務~現場での作業を円滑に進めるために、配送の手配や各部屋への設置作業を行い、より効率的な進め方を模索しました。さらに複数の関係者が関わるプロジェクトの進行管理を経験し、ガントチャートを活用して業務の流れを可視化することで、作業の効率化を図る重要性を学びました。
【今後の目標】
相手の懸念点を的確に把握し、より納得感のある提案ができるよう、トークスクリプトに頼らず自然な対話を意識した営業力を身につけていきたいと考えています。
業務スピードの面では、上長との差を実感することが多く、今後は時間の使い方をより意識し、目標達成のためのスケジュール管理を徹底したいと思っています。
〜最後に一言〜
このインターンを通じて、社会で求められるスキルを具体的に理解することができました。営業活動では相手の立場を意識したコミュニケーションが重要であることを学び、開業業務では組織の中でいかに業務を円滑に進めるかを考えながら行動する力を養いました。これらの経験を活かし、今後も成長を続けていきたいと思います。ありがとうございました!
ー 会場からのフィードバック
〜メンター橋本からのコメント〜
「開業は、これまで3物件を担当してもらいました。最初の頃は当然ながら、やるべきことの全体像も見えないし、何をどう進めればいいのかもわからない状態。開業業務はとにかくやることが多いので、最初は僕がすべて教えながら進める形でした。
![]()
でも、最後の開業作業のときに、荷物が5段ぐらい山積みになるくらい、大量の荷物の設置を頼んだんですよ。正直、半分ぐらいしか終わらないだろうと思っていました。
でも、森くんに連絡すると「もう終わってますよ」と。ほぼ何の指示もなく、自分で考えて動いていたことに驚き、まさに成長を感じた瞬間でした。」
プロジェクト開発部、早稲田大学1年早川さん!
早稲田大学国際教養学部1年、早川さん。Unitoでは、プロジェクト開発部に所属し、物件開業プロジェクトのPM(プロジェクトマネージャー)アシスタントを担当しました。
▽早川さんのnote|発表以外にたくさんの業務改善をしてくれました!
【業務内容】
具体的な業務内容は、開業に必要なインテリア・備品の発注、搬入、設置などの定常業務を担当。それに加えて、インターン生の立場だからこそ見えた課題をもとに 業務改善にも取り組みました。 特に「マニュアル作成」と「業務フローの見直し」に力を入れ、より効率的な運営ができるように工夫しました。
マニュアルの作成に関しては、既存のマニュアルで抜けていた説明 ー社員には当たり前になっていたために記載していなかったがインターン生には必要な説明など、今までなかった新しい観点から項目を、誰が見てもすぐスムーズに業務を遂行できるよう追記しました。
【早川さんの設定した成果目標・成長目標】
<成果目標>
・様々なFFEリスト*の改善業務
・Notionでのマニュアル作成
・他部署の社員にインタビューし、課題点を見つけて改善提案すること。
<成長目標>
・課題発見、 想像力 / 言語化力 / 抽象化力の向上
・主体性を持つこと
*Furniture,Fixture and Equipment の略。家具・什器・備品のこと。
【成果】
改善業務の中で 最も力を入れたのが「FFEリスト」の改良 です。 FFEリストとは、プロジェクト開発部が物件の発注や設置を行う際の基盤となるリストです。これまでの管理方法にはいくつかの課題がありました。
そこで以下のような改善を行いました。
![]()
改善後は、ブランディングチームがFFEリストに入力するだけで、必要な発注数が一目でわかる資料シートを作成しました。
設置・搬入時も、部屋番号を記入し、部屋タイプを選択するだけで、その部屋に必要な家具・備品の数を自動で表示できるようになりました。これにより、FFEリストを管理していた社員だけでなく、外部の作業員や新しく入るインターン生でも 1回の指示で設置業務をスムーズに進められるような成果を出せたのではと感じています。
【学び】
「課題発見力・改善案の提案力・実行力 を身につけることができました。インタビューを重ねる中で、相手の意見を引き出す質問力 も向上したと感じています。
また、何より大きな成長だったのは、社会人の方々と接する機会が圧倒的に増えたことです。これまでは大人の方と話すのに少し構えてしまう部分もありましたが、今では躊躇せずに自分から積極的にコミュニケーションを取れるようになりました。
![]()
【今後の目標】
今の自分に足りないと感じたのは 『明確なスキル習得の目標設定』 です。
これまでは 『とにかく色々なことを経験する』というスタンスで動いていましたが、これからは 『半年後にどんなスキルを身につけていたいか』 を明確にし、そのためのアクションを計画的に進めていきたいと考えています。
9月からの留学も控えているため、限られた時間の中で最大限成長できるよう、『4月からの半年間をどう過ごすか』をしっかりと考えていきたいです。
~最後に一言~
Unitoでのインターンは、初めてのインターン経験でしたが、本当に温かい環境で、素晴らしい学びの機会になりました。初めてのインターンがUnitoでよかったなと心から感じています。3ヶ月間お世話になった皆さま本当にありがとうございました!今後ともよろしくお願いします!
ー 会場からの質問、フィードバック
〜近藤からのコメント〜
「3ヶ月間、お疲れ様でした。初めてのインターンで色々な経験に飛び込むことが素晴らしく、Bootcampの期間が、早川さんにとって充実した日々となっていればよかったと思っています。
結局のところ、何を成し遂げたいかが最初にあり、その上でスキルが必要になってくる という順番だと考えています。例えば、「FPの資格を取る」といった目標があったとしても、それ自体はただの手段で、結局「その資格を取って何をしたいのか?」が明確じゃないと意味がない。だからこそ、ゴール設定がすごく大事 になってくる。
![]()
早川さんの場合、例えば「留学に行くまでに、どんなことを成し遂げたいのか?」ーそれをまず決めて、それに付随するスキルが何かを考える。この順番で整理すると、やるべきことが見えてくると思います。その後のキャリアや進むべき道につながるようなものを目標に設定すると、一番いいのではと思います。
まだ1年生なら、今の段階で明確な答えがなくても全く問題ないと思っています。むしろ、今は経験の幅を広げることが一番大事な時期では。1つの分野に絞りすぎるのではなく、1から10まで色々なことを経験してみる。ただ、どんな場合でも、「アクション数」を増やしていくことが大切です。
まだ迷っている段階なら、どんどん動いて試してみる。行動を積み重ねる中で、自然と道が見えてくるはずです。頑張ってください!」
残り2名の最終プレゼン、最優秀賞の発表は後編へ!
▽是非インターンのご応募お待ちしています(現在2期も進行中!)