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セブンデックスで働くデザイナーをパーソナルな視点から紹介するセブンデックス デザイナーズファイル
第6回は、UIデザイナーとして中途入社した山﨑 瑠依 (やまさき るい)さんを紹介します。
前職のスタートアップではCDOを務め、デザイナーでありながらも、そこで培ったマーケティングの視点や知見を持つ山﨑さん。彼女が日々業務の中でどのようにマーケティングの視点をデザインに活かしているのか、そしてデザインに対する思いについて聞いてみました。
名前:山﨑 瑠依 (やまさき るい)
出身:宮崎県
職歴:
- 1社目:通販会社でインハウスデザイナー
- 2社目:フリーランスでデザイナー
- 3社目:教育系スタートアップでCDO
──ㅤ前職ではCDOをされていた山﨑さんですが、デザインとの出会いは何ですか?
高校生の頃に進路を考えるタイミングがあって、当時は特に行きたい大学があったわけではないので漠然と「働きたいな」と思ってたんですよね。
幼い頃から絵を描くのが好きだったこともあって、デザイナーという職業に興味を持つようになりました。それから、福岡のデザイン専門学校に進学してビジュアルデザイン学科でDTPやポスター、ロゴなどのグラフィックデザインを学びました。
他にも、プランニングやコンセプトワークの授業もあって、デザインを作る前の上流の考え方も面白いな、と思いました。
── 山﨑さんはマーケティングについても関心が高い印象ですが、マーケティングについて興味を持ったのはいつ頃からですか?
前職でスタートアップのCDOに就いた頃から、特に意識して学ぶようになりました。
スタートアップに入る前は、フリーランスでデザイナーをしていて、自分の手に回ってくる時点で何をつくるか決まっていることが多かったんですよね。
スタートアップでは、毎日が戦いで、結果を出さないと事業が終わってしまうような環境だったので「どのようにして商品を売るか」を常に考えながら打席に立ち続けるというのを意識していました。
予算も時間も人員も限られているので、少しでもコストを下げて効率よく集客するにはどうしたらいいか、広告費をかけず認知を獲得するには何かいいPR施策はないかなど、とにかくいろんな施策を考えては試していました。
デザインもマーケティングの側面から考えることで、ビジネスにおける成果を最大化できるということに気づけたのは大きかったです。より戦略的なデザインを生み出すために、市場ニーズやオーディエンスの理解を基に、徐々に効果的なデザインを制作できるようになっていきました。誰にどのようなことを訴求するかがきちんと設計されていれば、ビジュアルの質が低くてもユーザーに刺さるクリエイティブもあるんですよね。
新卒で入った会社の上司に「1つのスキルを磨き上げていく足し算も大事だけど、、デザインと何かを掛け合わせた、掛け算で市場価値を上げていく方が効率よく希少性が高くなる」と教わったのですが、自分にとってはそれがマーケティングなんだと思います。