1
/
5

リクロマって何をしている会社なの?〜気候変動に挑むベンチャーの"今”を解説!

みなさん、はじめまして。リクロマの採用担当です。
採用活動をしているとよく「リクロマって、名前は聞いたけど実際には何をしている会社なの?」「気候変動という言葉は知っているけど、具体的にどんな課題があるの?」といったご質問をいただきます。

そんな疑問や不安を解消するため、今回は 「気候変動の現状と課題」、そして 「リクロマが目指す世界と事業内容」 について、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

1. はじめに

リクロマは2018年に設立され、東京・渋谷に拠点を置く 「気候変動コンサルティング」 を手がけるベンチャー企業です。
「気候変動に対する取り組みを通じて、持続可能な社会を実現する」ことを目指し、

  • 温室効果ガス算定
  • TCFD開示支援
  • 企業研修(Eラーニング)
  • サステナブルサプライチェーン構築支援
    など、幅広いサービスを提供しています

設立以来の歩みと現在

創業から数年しか経っていない若い会社ですが、「気候変動の産業化」という大きなビジョン を掲げて、エネルギーや製造業、IT業など多様な業界の企業を支援しています。

2.リクロマの事業内容 〜何をやっているの?〜

「気候変動コンサル」と聞いてもイメージがつきにくいかもしれませんが、大きく4つの柱があります。

1. TCFD開示支援

「企業が気候変動リスクや機会をどう考え、対策を行っているか」を投資家やステークホルダーに示すための国際的なフレームワーク、これがTCFDです。
リクロマは、このTCFDに沿って企業が情報開示できるようコンサルティングを行い、「どこにどんなリスクがあるか」「ビジネスチャンスはあるか」 をわかりやすくまとめるお手伝いをしています。
※TCFD…Task force on Climate-related Financial Disclosuresの略であり、各企業の気候変動への取り組みを具体的に開示することを推奨する、国際的な組織のことです

2. 温室効果ガス算定

CO₂をはじめとする温室効果ガスを「どれだけ排出しているのか」をまず把握しないと、対策を立てることもできません。
そこで、企業の活動をヒアリングし、エクセルや専用ツールを使って自社が排出するCO2やお取引先、お客さんなどのサプライチェーン全体が排出するCO2の排出量を算定。
「一体どこからどれだけ出ているのか」 を見える化して、削減につなげる計画をサポートしています。

3. 研修サービス(企業向け)

「気候変動に取り組む」といっても、社内全体の理解や協力がなければ進まないもの。
そこで、気候変動の基礎知識から先進的な取り組み事例まで をまとめた研修やEラーニングを提供し、担当部署だけでなく多くの社員がスムーズに連携できるようにしています。

4. サステナブルサプライチェーン構築支援

自社だけでなく、サプライチェーン全体で排出削減や環境負荷を低減する必要がある時代。
リクロマは、仕入先や協力会社も含めた「脱炭素ネットワーク」をどう作るか というアドバイスを行い、複数企業間のコラボをサポートしています。

支援実績

3.そもそも、なぜ気候変動の解決が必要なのか? 〜日本が直面している課題〜


リクロマの事業を説明するうえで欠かせない前提——「日本における気候変動対策の現状と課題」 についてお話しします。
「そもそもなんで気候変動がそんなに大事なの?」と思われる方もいるかもしれません。
実は、日本企業の多くが「CO₂排出量を減らせ」「国際基準に合わせて情報を開示せよ」と国際的なルールや投資家からの要請を受けており、本腰を入れないとビジネス機会の損失や信用リスクにもつながりかねない状況です。(あるお客さまはビジネスを行うための切符とおっしゃってました。)

● 日本の気候変動対策の現状

 2020年世界の二酸化炭素排出量

  • CO₂排出量の多さ
    日本は世界的に見ても温室効果ガス(GHG)排出量が高い水準にあります。特にエネルギーや製造業が主要セクターとなっており、多くの企業が排出削減に取り組み始めています。

2022年日本/部門別二酸化炭素排出量の割合

リクロマ会社説明資料/一部抜粋

  • 法規制と国際的な流れ
    政府は2030年・2050年の削減目標を掲げ、企業に対して有価証券報告書やコーポレートガバナンス・コードへTCFDの枠組みにそった気候変動情報の開示などを求めています。それによりTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)をはじめとした国際的な枠組みへの対応が急務となっています。

● 日本企業が抱える課題

リクロマ会社説明資料/一部抜粋

企業の具体的な悩み

  • 情報開示の複雑さ
    TCFD やCDP、各種国際基準に沿った開示が必要ですが、専門性が高く、社内だけでは対応が難しいケースが多いです。
    ※CDP…気候変動をはじめとした環境問題について、企業が取り組んでいる情報を開示するための国際的な組織です。
  • 温室効果ガスの算定・削減
    自社とサプライチェーン全体(スコープ1・2・3)を通じて、どれくらい排出しているのか把握する必要がありますが、算定が難航している企業が少なくありません。
  • 社内理解・推進力の不足
    企業の環境部門やサスティナブル推進部だけでの取り組みでは限界があり、企業全体で気候変動に取り組む重要性を共有する必要があります。

こうした背景のもと、気候変動に本気で取り組む企業をサポートするのがリクロマの役割です。

4.採用視点で見るリクロマの“強み”

  1. 気候変動分野に集中: 立ち上げ当初からずっと気候変動一本でやってきたため、蓄積したノウハウが多い。
  2. 顧客満足度94%: 一社一社に合わせて提案できる“カスタマイズ力”が評価され、リピートの依頼も多い。
  3. 新規事業のスピード感: 年1件のペースで新サービスを立ち上げるなど、ニーズに合わせた柔軟な対応が可能。

5.これからのリクロマ 〜将来の展望〜

●新規事業の創出

気候変動はエネルギーだけでなく、農業、水資源、製造業など多方面に広がる大きなテーマ。
リクロマは「年1件の新規事業」を目安に、新しい切り口のコンサルティングやサービス開発を模索しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

●TCFD対応・情報開示サービスの強化

国内外での開示基準がどんどん厳格化していく中、大手企業のニーズは今後さらに増える見込み。
リクロマは、ここを強みとして海外市場にも視野を広げたいと考えています。

●仲間の拡大とスペシャリストの育成

将来的には、技術面や分析、マーケティングなど各領域でスペシャリストを増やし、チーム全体の知識と経験をアップデートしていく方針です。

最後に

気候変動って難しそう…だけど、面白い!

気候変動と聞くと「専門的でハードルが高い」「文系・理系どっちの知識が必要?」など戸惑うことが多いかもしれません。
でも、リクロマは 「わからないところから一緒に考えて、一緒に学ぶ」 というスタンスを大切にしています。

  • 「自分たちの活動が、未来の地球を守る一歩になる」
  • 「企業のビジネスを支えながら、社会の課題解決にも貢献できる」

そんなやりがいを感じられる環境で、私たちは日々チャレンジを続けています。

もし興味を持っていただけたら、ぜひカジュアル面談などでお話しさせてください🙇‍♀️🙇
「気候変動」 がわからなくても大丈夫です。最初は疑問がいっぱいでも、リクロマなら一緒に答えを見つけることができると思っています。

私たちと一緒に、日本企業の気候変動対策を加速させ、未来を創る という大きなミッションに取り組んでみませんか?
皆様のご応募/ご連絡をお待ちしています🙌


If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
サステナ領域1人目マーケターとして戦略から実行までをお任せできる方を募集!
リクロマ株式会社's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like 加藤 貴大's Story
Let 加藤 貴大's company know you're interested in their content