フジパスクの明日を創る大黒柱
「会社の経営も、モノづくりの現場も、両方知りたい」
「幅広いスキルを身につけ、ゼネラリストとして活躍したい」
そんな想いを抱くあなたに、ぜひ読んでほしい記事があります。
2025年、フジパスクは新たな未来へ向けて、新卒採用を本格的に再始動しました。その発起人こそ、会社の経営と、総務経理・建築という全く異なる分野を統括する田口専務。
今回は、2名のインターン生が、会社のキーマンである田口専務にインタビューを実施。大手ゼネコンでの経歴から、フジパスクが直面したリアルな課題、そして「若い力」と共に描く未来像まで。この記事を読めば、フジパスクという会社の奥深さと、ここでしか描けないキャリアの可能性が見えてくるはずです。
【インタビュー参加者】
- 田口 専務:代表取締役専務。大手ゼネコンで20年間、経理・現場・システム開発を経験後、フジパスクへ。現在は総務経理、建築部門を統括し、会社経営全般を担う。その広い視野と温厚な人柄で、社内の誰もが頼る大黒柱。
- インターン生A・B:フジパスク採用メンバーである大学2年と4年。就活生の代表として、専務のキャリアの秘密と会社の未来に迫ります!
「なぜ、そんなに広く見れるの?」キャリアの原点は、大手ゼネコンでのシステム開発
インターン生A: 専務、本日はありがとうございます!専務は会社の経営から総務経理・人事、建築部門まで統括されていますが、どうしてそんなに幅広い分野のお仕事ができるのでしょうか?
田口 専務(以下、専務): それは、私のちょっと変わった経歴のおかげかな(笑)。フジパスクに来る前は大手ゼネコンにいたのですが、ある時、恩師に「これからはコンピュータの世界だから、やってみろ」と背中を押され、社内のシステム開発担当に抜擢されたんです。
インターン生B: 経理や現場から、いきなりシステム開発へ…!すごいキャリアチェンジですね。
専務: ええ。でも、そのプロジェクトが私の原点になりました。経理、人事、労務、機材…会社の全部門の業務をシステム化するために、あらゆる部署からヒアリングを重ねました。その過程で痛感したのは、「会社の仕事は、すべて繋がっている」ということ。例えば、人事のデータは経理の給与計算に繋がり、現場の生産性データにもなる。その繋がりを、業務フローとして「一枚の絵に描く」ようにして、常に全体像を意識していました。
インターン生A: その経験が、今の広い視野に繋がっているんですね。
専務: そう思います。昔、うちの相談役に「田口はなんで物事を広く見れるんだ?」と聞かれたことがありますが、間違いなくこのシステム開発の経験のおかげです。一つの部門だけでなく、会社全体がどう動いているかを理解する。その視点が、今の私の仕事のすべての土台になっていますね。
サービスの会社、そして「技術の会社」へ。独自の強みが拓く未来
インターン生B: その広い視野で、今のフジパスクの強みをどう見ていますか?
専務: フジパスクの事業は、自動ドアや駐車場の点検・保守といった「サービス」が基本です。でも、もう一つの顔として、非常に専門的な「技術」の仕事も持っている。それが、35年以上続く医療設備事業です。
インターン生A: 具体的にはどんな技術なのでしょうか?
専務: 例えば、病院にあるMRIやCT。あれらから出る特殊な電磁波や放射線を、外に漏れないように遮蔽する特殊な工事です。もともとは、海外製のMRIを日本に導入する際に「この機械から出る電波を遮蔽できないか」と相談されたのが始まりで、そこから独自のノウハウを積み重ねてきました。最近では、大手メディカルシステム会社とも協業が始まり、我々の技術がさらに広く使われるチャンスが生まれています。
インターン生B: まさになくてはならない技術ですね。
専務: ええ。ただ現状維持で「守る」だけでなく、技術を応用して新しい分野に「伸ばしていく」ことがサービスの会社でありながら、高い技術力も持つ会社へ。それが私の描くフジパスクの未来像です。
変化への挑戦。乗り越えるべき『会社の体質』
インターン生A: 理想の未来像がある一方で、フジパスクに入社されてから、一番大変だったことは何ですか?
専務: うーん…やっぱり、入社当時に感じた「ちょっと古い体質と向き合うことだったかな。いい意味でも悪い意味でも、昔ながらのやり方や考え方が根強く残っていましたね。
インターン生B: 「古い体質」ですか。具体的にはどんなことでしょう。
専務: 会社をより良くするために新しいことをやろうとしても、すぐには受け入れられなかったり、変化を恐れる雰囲気を感じたりすることがありました。もちろん、守るべき伝統も大切です。でも、会社が成長していくためには、変わらなければならない時もある。私自身、過去にIT事業部を立ち上げたこともありますが、新しい挑戦を根付かせることの難しさは常に感じてきました。そのバランスを取り、会社全体を前に進めていくのが、一番苦労した点かもしれません。
インターン生A: その状況は、今どのように変わってきていますか?
専務: まさに今が、会社が大きく変わろうとしている過渡期なんだと思います。「これも追々、みんなで変えていけばいいじゃないか」と、前向きな空気が生まれつつある。だからこそ、この変革のエンジンとなる新しい力が必要なんです。
「会社の未来を創るのは君たちだ」若い力と共に、新しい挑戦を。
インターン生B: その「新しい力」こそが、私たち若い世代なんですね。
専務: まさにその通りです。日々の業務に追われていると、どうしても既存のやり方から抜け出し、新しい発想を生み出すのは難しい。今のフジパスクに新しい血、つまり君たちのような若い人の視点が入っていかないと、会社はなかなか変わっていけないんです。
インターン生A: 若い人には、どんな働き方を期待しますか?
専務: フジパスクは「やってみなよ」と、挑戦を面白がってくれる会社です。だから、与えられた仕事をこなすだけでなく、「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」という意見をどんどん発信してほしい。正直、今はまだ活発に意見が出てくる状況ではないかもしれない。でも、「聞くスタンス」はできています。むしろ「出てきてほしい」と強く願っている君たちの声が、会社を変える大きなきっかけになるんです。
インターン生B: 私たちも、インターンを通じてその社風を肌で感じています。
専務: それは嬉しいですね。会社の未来を創るのは、今いる私たちだけではありません。もっともっと若い人たちに入ってきてもらって、新しい力で会社を前に進めてほしい。これから入ってきてくれる新しいエネルギーをもった方達と働ける日を、心から楽しみにしていますよ。
インターン生A・B: 専務の熱い想いが伝わってきました。本日は貴重なお話をありがとうございました!
編集後記
今回のインタビューを通じて、田口専務の持つ「視野の広さ」の原点と、フジパスクが未来へ向けて新たな変革期を迎えようとしているリアルな姿を知ることができました。
成功談だけでなく、過去の苦労や課題も率直に語ってくださる誠実な姿勢に、会社の未来を本気で考える強い意志を感じました。
伝統を大切にしながらも、変化を恐れず、若手の意見に真摯に耳を傾ける。そんな熱い想いを持つ専務がいるフジパスクで、あなたも一緒に未来を創りませんか?
「話を聞きに行きたい」ボタンからのエントリーを、心からお待ちしております!