こんにちは!コミューン編集部です。今回は、Commune技術戦略責任者の上野さんにお話を聞きました。
上野 大貴
Speeeにて、広告管理ツールやWebサイト管理者向けのマーケティングプラットフォームの開発に従事。2017年よりAimingにてUnityを使ったゲームクライアントの開発と、Rubyを使ったサーバサイドの開発を担当。2018年にBizteXへ転職し、デスクトップ操作RPAとiPaaS開発のリードに従事。2022年11月にコミューンに入社。日本国内向けのプロダクト開発を担当。
"善"に向かっている会社だから安心できた
──これまでのキャリアを教えてください。
2014年にSpeeeへ入社し、広告管理ツールやWebサイト管理者向けのマーケティングプラットフォームの開発を担当しました。当時はPHPの会社だったのですが、方針の大きな転換があってRubyを使う会社としてすごい勢いで組織が変化していったことが印象的でしたね。
その後、Aimingに入社し、Unityを使ったゲームクライアントの開発と、Rubyを使ったサーバサイドの開発を担当しました。ここで大量のリクエストを前提としたアプリケーションの開発と、めまぐるしく仕様変更が発生する開発体制を想定したクリーンアーキテクチャの実践を経験しました。
その後2018年にBizteXへ転職し、デスクトップ操作RPAとiPaaSの開発を担当しました。iPaaSはリードエンジニアとして、プロダクトの0→1を経験し、チームビルディングまで行いました。
──コミューンとの出会いを教えてください。
転職をしようと考え、Webでいろいろな会社を検索しているときにたまたま知りました。「そういえばだれか知り合いが働いていたような・・・」と思いTwitterのDMを確認してみたら、過去に紹介を受けていることに気がついて、話を伺うことになりました。
──コミューンを知ったときの印象はどうでした?
自分の興味・経歴にちょうどいい感じに合っているなと思いました。私はtoB事業をやっている会社の空気感のほうが働きやすいと感じていていたのと、オンラインコミュニティの運営に強い興味があったので、すごく面白そうだと思いました。
──コミューンへの入社の決め手はなんですか?
”善”にむかっているところがいいなと思って入社を決めました。
これまで事業活動をやっていると、倫理上納得がいかなかったり、社会貢献できているのか自信が持てない事がしばしばありました。そんな中で、CEOの高田さんが”善”であることに強い意思を示していて、お金儲けのためでなくしっかりと社会貢献になるかどうかを意思決定の軸としてもっている事が伝わり、安心して業務に挑めるなと感じたことが大きいです。
コミューンは、アグレッシブに変化を起こしていく会社
──現在担当されている仕事内容を教えてください。
サーバサイドエンジニアとして入社し、現在は技術戦略責任者という役割を担っています。技術的な意思決定を行う立場ですが、現状は「事業とメンバーをつなげる仕事」と「新しい仲間を増やす仕事」をしています。
──コミューンの仕事はどんなところが面白いですか
組織が発展途上であることですかね。目指したいところへの共感と、目指したいところと現在のギャップを埋めていくことが面白いです。カオスな環境で多種多様な課題をどうにかする、ということを楽しんでいます。
一方で、難しさもあります。プロダクトの抽象度が高く、ターゲットとなりうる市場が複数想定されていることで、可能性は高いがやれることが多すぎてどう進めていけばよいのか常に試行錯誤しています。複数の想定ターゲットに対してプロダクトを作るというのがなかなか難しいですね。この人にとってはとても重要な機能だけど、あの人にとっては不要という話がたくさんある。その中で限られたリソースをどう活用しながらプロダクトをどのように進化させていくか。その意思決定を円滑に行うためにどのようなコミュニケーション基盤を作るべきか、メタ思考の重要性がとても高いと思います。
──コミューンという会社を一言で表現すると?
アグレッシブに変化を起こしていく会社。ずっと同じ仕事をしているということがないです。変化に応じて私達の動きも最適化されるので、働いていて飽きないです。常に変化し続けていて、みんながそれぞれ仕事をしているので、一見個人商店の集まりのように思えるかもしれませんが、コミューンで働くひとは「人に対する興味」で繋がっているように思います。
──コミューンには「How Commune Works」という行動指針がありますが「How Commune Works」の中にある21の行動指針のなかで、日々仕事をする中で特に意識していることはありますか?
「どうしたらできるか?を主体として考える」です。
私たちのような新しい形の事業を作る仕事は不確実な事柄がとくに多く、どうしても不安や不満が生じやすくなります。そんな環境の中ではミーティングがただの批判合戦になることが経験上少なくないのですが、コミューンで働いていると会議がうまく前進していないときにしっかりとコントロール出来る人が結構な数いるので、かなりいい会議ができていると思います。
──個人のキャリアとして、これからやりたいこと・挑戦したいことがあれば教えて下さい
興味のある事業を作る上で、その組織で一番自分が役に立つ振る舞いをすることを大事にしています。社会に価値を届けられるプロダクト開発をしたいと思ったときに、今の組織や事業のフェーズで自分ができることはなにか?を追求し、それに全力で向き合う感じかな、と思います。
上野さん、ありがとうございました!
コミューンでは一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味のある方はお気軽にご連絡ください。
(この記事は2023年9月12日に、弊社noteにて公開したものです)