【シコメル完全ガイド】はじめまして!シコメルフードテックです! | Company
こんにちは!私たちは、『「おいしい!」をうみだす仕組みをつくる』をミッションに掲げ、飲食店やフード提供事業者向けに"仕込み"作業を外部化できるプラットフォーム「シコメル」を開発・運営している「シ...
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そう語るのは、大手監査法人、税理士法人、そしてFASへと専門性を追求したキャリアを歩んできた木下さん。プロフェッショナルファームで培った知見を武器に、事業会社の経理として経営を支える道を志した彼が、なぜ飲食業界に変革をもたらすスタートアップ、シコメルフードテック(以下、シコメル)へ参画することを決めたのでしょうか。
外から「審査・管理」する立場から、内側から事業の成長を「創り出す」立場への大きな転換を迎え、直面した事業のリアルとその中に見出した使命。シコメルで働くことの価値、そして醍醐味に迫ります。
公認会計士試験合格後、大手監査法人にて上場企業監査を経験。その後、税理士法人にて法人税・消費税・所得税・相続税など幅広い税務業務に携わる。さらにFASファームにて、M&A関連の業務を経験し、キャリアを通じて、会計・財務における専門性と事業理解の両面を深めてきた。2025年8月に現職であるシコメルフードテックへ経理として入社。休日はランニングで健康維持に努めている。最近はカラオケで米津玄師の楽曲を猛練習中。
公認会計士試験に合格後、国際部門を持つ大手監査法人に入社し、上場企業や米国に上場する企業の監査を担当しました。その後、自身の業務の幅を広げたいという思いから税理士法人へ転職し、法人税、消費税、所得税、相続税などの税務業務に携わりました。そこからは、FAS*ファームに籍を置き、バリュエーションや無形固定資産の価値評価といったM&A関連の業務を経験しました。
プロフェッショナルファームで専門性を追求してきましたが、ゆくゆくは経営に近い立場で事業を動かしたいという思いが強くなっていきました。事業を成長させるための財務戦略や、経営層と密に連携する経験は、専門家として外から関わるだけでは得られないと考えたためです。
*FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス):企業の合併・買収(M&A)、企業再生、企業価値評価、不正調査(フォレンジック調査)など、企業の財務や戦略に関する専門的な助言・支援を行うサービス。
入社を志望した理由は大きく2点あります。一つは、「食」の社会インフラを担うという事業の社会的意義に強く惹かれたことです。人材不足や原材料の高騰などで疲弊している飲食業界において、テクノロジーを活用して効率化をサポートするというシコメルのビジネスは、世の中に必要不可欠なサービスだと感じました。
もう一つは、優秀な経営陣の存在です。そのような方の近くで働くことは、キャリア構築のためにも非常に価値があると考えています。単にスキルを学ぶだけでなく、ビジネスパーソンとしての「視座」そのものを引き上げるチャンスだと感じました。面接や面談を通して、「この経営陣のもとでキャリアを築きたい」と強く感じたんです。
スタートアップならではの迅速な意思決定や問題解決策を養うとともに、事業全体を俯瞰し、利益や成長を考える「経営視点」をもって、シコメルへ貢献するとともにキャリアを築きたいと思いました。
最も大きな違いは、仕事の進め方における「他部署との連携」です。監査法人や税理士法人は、個々のプロジェクトごとに少人数のチームで動くことが多く、比較的個人プレーで業務を完結できます。一方で、事業会社では、経理の仕事は他部署からの情報がなければ一切進みません。営業やIT部門など、これまでは全く関わりのなかった職種の人たちと密にコミュニケーションを取り、ダイナミックに関わりながら物事を進めていく必要があると実感しています。
まさにその通りです。これまでのキャリアでは、成果物を提出して終わり、という側面が強く、一つの事象を徹底的に分析・精査する仕事が中心でした。しかし、事業会社では、会社全体が常に成長し続けるために動いているので、終わりがありません。
特にシコメルはIPOを目指すスタートアップなので、やるべきことは山積みです。例えば、経理体制を作り直したり、内部統制を構築したりと、あるべき姿に向けて仕組みを整えていく作業には難しさも感じますが、同時に大きなやりがいを感じます。ベンチャーならではのスピード感で、上場という前例のない道を作り上げていく楽しさは、何物にも代えがたい経験だと感じています。
現在、IPO業務と並行して、仕訳から丁寧に起こしていくといった経理業務の基礎となる作業も行っています。監査、税務、バリュエーション業務とは異なる難しさを感じておりますが、先輩社員のとても丁寧な指導のおかげで、楽しさを感じながら、シコメルの経理状況の把握や経理決算業務の早期化に努めております。
仕事の緻密さや他部署との丁寧なコミュニケーションを取る姿を見て、今まで会計士等の専門家集団のなかで過ごしてきた私にとっては、改めて学ぶことが多く、事業会社での業務をスムーズにスタートすることができています。
今は、上流工程だけではなく、基礎からしっかりと会社を支えられるのは大きなやりがいだと感じているので、この業務を土台に、今後は徐々に経営層と連携するような戦略的な業務にも携わっていきたいと感じていますね。
事業の成長性は非常に大きいと感じています。シコメルが目指しているのは、単なるフードテック企業ではありません。水道やガス、電気といった人々の生活に必要不可欠な社会インフラと同じくらい、日々の暮らしを支える「食のインフラ」を担う存在です。人手不足、原材料の高騰など、飲食業界は今、疲弊している側面もあります。そうした業界の課題を、テクノロジーの力で根本から解決し、持続可能なビジネスへと変革していくこと。当社の事業は、まさにその最前線にあると感じています。
社会全体が抱える課題を解決するものであり、そのため、その必要性は今後さらに高まる。だからこそ、社会全体に大きなインパクトを与えられる可能性を秘めていると感じています。
売上と利益の最適なバランスを追求することです。需要があるからといって、売上を伸ばすだけでなく、同時にコスト管理を徹底し、利益を出せる体制を構築していくことが、今後の大きな課題だと感じていますね。専門家として培ってきた経験やスキルを活かし、会社を盤石な財務基盤に導いていきたいと考えています。
まずは、IPO準備そのものに大きな期待を寄せています。内部統制の構築や決算の早期化など、これまでの監査法人での経験を存分に活かせる場面だと感じています。
また、監査法人や証券会社といった外部のプロフェッショナルと事業会社側の立場で向き合い、上場審査に向けた書類作成などに関われることにも、とてもワクワクしています。入社してまだ日は浅いですが、現状の業務に注力しつつ、会社が次のステージへ進むためのIPO準備に本格的に参画できることが非常に楽しみです。
ーーシコメルならではの、人やカルチャーの魅力について教えてください。
社員一人ひとりの主体性が高く、チームプレーを大事にする文化があるところです。会社のビジョンである「食の社会インフラを担う」という理念に共感しているメンバーが多く、部門の垣根を越えて同じ方向を向いて働けるのが大きな強みだと感じています。
また、業務以外に毎月懇親会があるなど、仕事には真剣に向き合いながらも、オフでは落ち着いた雰囲気の中にも和気あいあいとした一面があり、メリハリがあることも大きな魅力です。
当社の経理部門は、一人ひとりの裁量が大きく、経理業務全般を幅広く経験できる環境です。会社の成長フェーズを楽しみながら、自ら業務プロセスを構築していきたい意欲のある方と一緒に働きたいですね。また、上場会社の経理財務にてリーダーポジションでご活躍されている方、あるいは一通りの財務経理業務のご経験があり、経営に貢献できるポジションを希望する方には最適な環境だと思います。
そして、「社会インフラに貢献したい」「社会にインパクトを与えたい」という高い志を持つ方々にとって、理想的なフィールドです。ベンチャー特有のスピード感と大きな裁量を楽しみ、チームで成し遂げる協調性を重んじる方であれば、当社の文化にマッチすると思います。
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