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「働くをポジティブに」。エンゲージメントに本気で向き合ってきた社長の熱き想い

NEWONEの代表取締役である上林 周平。「すべての人が自分らしく生きられる社会を作りたい」という気持ちから人材業界へ。エンゲージメント向上に本気で向き合い、組織開発・人材育成コンサルティング支援を展開してきました。社長として考えるNEWONEの強さ、会社としての今後の展望などをインタビューしました。

人が自分らしく生きられる社会

──そもそもなぜこの業界に興味を持ったのですか?

私はもともと、「すべての人が自分らしく生きられる社会を作りたい」という気持ちがありました。私の地元には「学校の偏差値がすべてだ」というような風潮があり、学校でうまくいかないと、すぐにドロップアウトしてしまうような環境で。そのような経験から「自分の価値基準を持つことでしか幸せになれないんだな」と思うようになったのではないかと。

人の価値基準に振り回されるのではなく、自分は何がしたいのか。何をしているときが自分らしく生きていられるのか。そのような視点から人をサポートしたいと思ったのが、人材業界に興味を持ったきっかけでもあります。

──これまでで一番やりがいを感じた瞬間はどんなときですか?

ある大企業のサポートに携わったときのことが印象に残っています。トップダウン方式の組織だったその企業に新しい風を取り入れるために、研修セッションを重ねて組織改革に取り組みました。たとえば、当時は比較的新しい概念だった1on1の採用を提案。忙しい管理職の方々はそのときなかなかやりたがらなかったのですが、それは1on1がなぜ必要なのか、どんな効果があるのか、理解が十分ではなかったからです。

そこで、こちらからの一方的な説明だけではなく、管理職の方々が実際に体感したり自分で考えたりした上でその大切さに気づく場を提供しました。その結果、1on1を続けていけば組織が変わっていきそうだと実感してもらうことができ、2年くらいかけて風土を大きく変えることに。すごくやりがいがありましたね。

NEWONEのすてきなところ

──NEWONEが、同業他社と比べて圧倒的にここが強みだという部分はどこですか?

やはり「エンゲージメント」という一見儲からなそうな視点を軸に置き、そこに本気で向き合っているところだと思います。私たちは、人事のコーチ、パートナーであるということをずっと意識してきました。「働くをポジティブに」というマインドを当初から持ち、エンゲージメントに本気で向き合っています。このことを、自信を持って言えるところが強みだと思いますね。

──NEWONEの一番のすてきなポイントはどんなところですか?

風土面で言うと、やはり「良い人が多い」ことですね。NEWONEの仲間は誠実で、相手を尊重してコミュニケーションを取っているし、誰とでも表裏なく接する仲間だと思っています。表面的な相互理解ではなく、お互いの背景を深く理解していくことで信頼関係ができるんだと思いますね。良い仲間と働くことが、組織に属して働く目的だと思っているので。すてきな人が多いところが一番良い部分だなと思っています。

──そのような良い雰囲気はなぜできあがっていると思いますか?

サービスとして外部に提供している内容を、しっかりと自分の中に落とし込んでいる人が多いからなのかなと思っています。「人の可能性を信じよう、自分らしく生きよう」「個人とチームの関係は誠実で相互貢献だ」といったことは会社として外部に発信していること。それを社員自ら体現していこう、またそうありたいと思っている表れなのかなと思います。

社長としての視点

──会社を経営していて、一番難しいことや 一番おもしろいことはどのような部分ですか?

難しいなと感じるのは、日々生まれる矛盾とどう向き合うか。たとえば、会社として業績を上げないといけない反面、たとえ業績が下がるとしても社員がやりたいと言う仕事を任せたいといった矛盾が発生します。「マイペースに仕事したら」と言いたいけれど、それで利益が出なかったら会社として成り立たないですよね。このように、常に二律背反しているものにどう対応するかが難しさだなと思いました。

でも、同時にそこがおもしろさでもあります。そのような大変なこともすべて含めて体感してみたいと思い、社長という役割を引き受けたので、自分にとっては醍醐味かなと思っています。

──社長になって初めて見えたことや気づいたことはありますか?

社長として仕事をするという体験は、良い意味で言い訳ができないなと気づきました。当たり前ですが、自分の思うようになんでもできるからこそ、全部自分に責任がきます。それを経験してみて、言い訳ができないというのはしんどいけれども、幸せなことでもあるなと感じるようになりました。

たとえばコロナ禍においては、苦しくてもコロナのせいにはできず、じゃあその中でどうするかということを必死に考えていて。言い訳ができないという状況は、意外と前向きになれるんだなと気づきました。ピンチはチャンスと思うことが大事で、しんどいときにこそもっと高められる可能性が隠れているという考え方になりました。

──これまでインタビューしてきた社員の中には、社長との面談や社長の言葉がきっかけで入社を決めたと話していた方が何人もいました。会話やコミュニケーションにおいて大切にしていることや大切だと思うことはありますか?

人の可能性を引き出すコミュニケーションという視点で言うと、相手の中に存在するブレーキを見つけて、そのブレーキがなかったらこの人はどこまでいけるのかなという観点を持っています。強みをうまく出せない原因がいろいろある中で何がブレーキになってしまっているのかがわかれば、可能性はもっと広がります。

本人も見えていないブレーキを見つけるために必要なのがコミュニケーション。それがうまくささったときに、響く言葉として受け取ってもらえるのではないかなと思います。

見据えている未来

──人材業界は今後どうなっていくと思いますか?

最近のホットトピックとして、企業に対して個人の立場が高くなってきているという傾向があります。それにともなって、会社はいかに立場が強くなった個人を惹きつけられる組織であるか、という点が大切なポイントに。「うちの会社がいいよ」とどのようにアピールするかが試されるというか。ある意味、企業が個人に対してサービス業のような姿勢になっていくと思います。

そして、企業の中で「人」の優先度が上がり、人材と言う観点がさらに大事になっていくのではないかと考えています。

──最後に、NEWONEに興味を持っている人へメッセージをお願いします。

私たちはまず、ビジョンを体現することを大事にしています。「人の可能性を信じる」「力を最大限発揮する」「なりたい自分になる」といった会社として掲げていることを体現するために、社員それぞれのキャリアアップを含め、チームメンバーがそれぞれ個人としてポジティブな状況を保つことをめざしています。

そして、それと同時に会社としてしっかり業績を出すことも大切です。NEWONEでは、この2つを高いレベルで両立している成功モデルを作りたいと思っています。「良い会社に入りたい」ではなく、「良い会社を一緒に作っていきたい」という高い志を持った方と一緒に会社を作り上げていけたら、とても嬉しいなと思っています。

※ 記載内容は2023年6月時点のものです。

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