「ひとの願いの、半歩先。」というコーポレートスローガンを掲げるシャープ。そこには、「ちょうどいい距離感で“ひとの願い”にそっと寄り添い、ほんの少し先回りをすることで驚きと喜びをもたらす新たな体験を届けたい」という想いが込められています。それを叶えていくのは、言うまでもなく社員一人ひとりです。シャープはどんな人材を求めているのか、ここでどんなキャリアを描けるのかなど、採用や育成、人材に対する思いなどを人事総務統轄部長の宮川さんに聞きました。
やりたい!と熱意ある人が、思う存分活躍できる場所にするために。
――シャープ人事部のミッションとは?
最初に、シャープが今、特に力を入れて取り組んでいる2つのテーマについてお話しします。1つ目は、「AI・DXの拡充」です。シャープのDNAである独創性、いわば『目の付けどころ』をさらに強化し、シャープらしい商品やサービスを生み出し続けるためには、AIとDXを活用して、開発や事業の力をさらに高めていくことが重要です。もう1つは、「海外市場の拡大」です。世界各国に約100社の拠点を持ち、海外の売上高が国内を上回ってはいるものの、まだまだ成長の余地があります。特に、人口が増えて所得水準も上がっているASEAN地域は、市場をさらに伸ばしていけると考えています。
言うまでもなく、この2つのテーマを実現するカギは、「AI・DX人材」「グローバル人材」の採用&育成です。まさに、私たち人事部門の重要な役割であり、クリアすべきミッションですね。もちろん、簡単なことではありません。採用や育成を“単なる管理業務”と捉えていたら、決して壁は超えられないので、もっと本質的な部分を考え直さないといけません。そこで私たちはまず、「管理する人事」から「人を活かす人事」へと考え方自体を変えました。
私たち人事が取り組むべきは、「やりたい!」と熱意をもつ人を見いだして、後押ししていくこと。一人ひとりが思う存分、力を発揮できる環境を整えることが最大の役割だと考え、今あらゆる人事施策を打ち出しているところです。
挑戦をとことん楽しむ。失敗をも力に変える。それができる会社。
――どんな人が活躍できる会社ですか?
「他社がまねしてくれる商品をつくれ」という創業者の言葉を、シャープの社員は今もずっと大切にしています。世の中のニーズをちゃんと見て、これまでにない新しい価値観を生み出していこうという精神が、DNAとしてしっかりと根付いているんです。これは、定期的に行うエンゲージメントサーベイ(社内アンケート)の集計結果からも読みとれます。シャープには熱意ある人材が多いことを、大変心強く感じています。
その中でも重視されるマインドは、「失敗を恐れず挑戦できる」ことです。バッターボックスに立たずしてヒットは打てませんからね。もう1つ、シャープで活躍する上では「主体的に動ける」ことも、非常に大切です。特にモノづくりの現場では、いろんなチームがタッグを組んで新たな商品を生み出していくため、周りとの関係性を自ら構築しながら動いていくことが欠かせません。主体性のある方は大いに活躍できると思います。
――新卒採用とキャリア採用、それぞれのポイントは?
新卒採用ではまず、シャープの事業やものづくりへの考え方に関心を持ち、共感してもらえるとうれしいですね。その上で、自分がシャープを盛り上げていくんだという“当事者意識”をお持ちの方を求めたい。何事も「自分ごと」として積極的に関わろうとする方は、成長が早いと思っています。これは、職種や事業分野に関係なく言えることです。
キャリア採用では、これまで培ってきた専門性や経験を生かし、将来の事業や組織をリードしていただける方を積極的に求めています。シャープには幅広い事業領域があり、これまでの経験を生かしながら、新しい分野にも挑戦していただけるフィールドがあります。
一人ひとりが、いかに成長を実感できるか。働きがいを得られるか。
――エンゲージメント向上のための取り組みについて教えてください。
安心して働いていただくためには、安全で健康に働ける職場環境を整えることが大前提です。メンタルヘルス対策やハラスメントの防止、長時間労働の抑制などについては、これまでも継続的に取り組んできました。今後もコンプライアンスを重視し、健康経営の面からも取り組みをさらに強化していきます。
また、人材育成面においても新たな取り組みが始まっています。1つは「階層別研修の充実」。入社3年目・5年目・マネージャー候補などの各段階で、必要なスキルを学べる研修を増やしていきます。自身のスキルアップやキャリアについて、見つめ直せる機会にもなればと思いますね。加えて、社員同士の横のつながりを広げる取り組みも始めており、仕組みづくりを進めています。
社員のエンゲージメント向上は、企業の持続的な成長にもつながると考えています。さまざまな施策を試しながら、社員一人ひとりが働きがいを実感できる環境づくりを進めていきたいと思います。
活躍のフィールドが幅広い&成長フェーズでチャンスが次々巡ってくる。
――シャープで描けるキャリア。自分をどう磨いていけますか?
かなり幅広い領域で、様々な経験ができると思います。というのもシャープは、『暮らす』と『働く』の両方で事業を展開する会社。家電をもっと便利にしていく事業もあれば、独創的な商品やサービスで働き方や業務そのものを変えていく事業もあり、活躍のフィールドが非常に広いのです。さらに全く新しい分野にも参入するなど、チャレンジできる場は広がるばかりです。グローバル戦略が加速する中で、海外を舞台に活躍するチャンスも大いにありますよ。
いずれにしても、すべての事業のベースに「世の中をもっと良くしたい」という想いがあるので、社会に貢献できることを実感しながら成長していける会社だと思います。
――今このタイミングで入社する魅力は?
まさに今、シャープは「構造改革」から「再成長」へとフェーズを移行しているところです。事業や人材への成長投資を本格化させる中で、今後は新しいことに挑戦する機会も増えていきます。既存の事業を伸ばしていく面白さや、新しい事業に挑む醍醐味を感じながら、自分自身をどんどん更新していってほしいですね。
社員一人ひとりのモチベーションUPが、シャープの飛躍につながる。
――今後、シャープはどんな挑戦をしていくのですか?
先ほどもお話ししたように、シャープは今「構造改革」を経て、「再成長」に向けた重要な段階にあります。その先の大きな飛躍に向け、何をすべきかを真剣に議論しているところです。重要なキーワードは『新規事業』。とにかく、新しいことにチャレンジし、次の成長の柱を生み出していくことが、今のシャープにとって重要なテーマです。
再成長フェーズの現在地は、“ホップ・ステップ・ジャンプ”で言うと「ステップ」の段階です。より高く飛ぶために一番パワーを必要とするのが、この「ステップ」段階。そこを支えるのはやはり人材ですから、人事部門としても様々なことに挑んでいかなければいけません。シャープで働く社員一人ひとりのモチベーションをいかに高めていけるのかが大きな課題ですね。そのことは経営陣も深く理解しており、会議においても「どうすればエンゲージメントを高めていけるのか」が真剣に話し合われています。経営陣が人材やエンゲージメントを重要な経営課題として捉えていることは、非常に心強いことです。人事部門としても、具体的な施策につなげ、着実により良い方向へ進めていきたいと考えています。
“ワクワク”が成長の原動力。ここは、情熱を持ち続けられる場所。
――最後にメッセージをお願いします。
シャープは、「人が朝起きて夜寝るまで」ほぼすべての時間に寄り添った事業を手掛ける会社です。実はこれこそが、シャープで働く面白さだと私は思います。私たちが生み出す製品やサービスの多くが身近な暮らしや仕事の中で使われ、多くの方から反応やフィードバックを得ることができます。
しかもその中で、「まだ世の中にないもの」を創り出そうと挑戦し続けている。本当に面白い会社だと思いますね。実際にエンゲージメントサーベイを見ても、なにか新しいものをつくってみたいという情熱をもった人がとても多い印象です。
「新しい価値を生み出したい」「社会に貢献できるような何かをしたい」「もっと自分自身を成長させたい」という思いをお持ちでしたら、ぜひシャープで存分に力を試していただきたい。私たちと一緒に未来を創っていきましょう!
宮川 直之/人事総務統轄部長
1993年に新卒採用で入社して以来、30年以上にわたりシャープの労務・人事業務に従事。労働環境の改善から、人事評価制度の運用、海外拠点の人事制度改革にいたるまで幅広く携わる。事業本部の人事総務部長を経て、2019年に本社人事部部長に就任。海外を含むシャープ全社の人事を統括するリーダー。
※記事内の部門名、役職名、内容はインタビュー当時ならびに掲載当時のものです。