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2025年3月、コドモンは田町から五反田へオフィスを移転しました!
従業員数はこの3年で約2倍となり、現在は300名を超える規模になり、組織と事業の拡大に合わせて、オフィスの広さも1.5倍へと増床しました。
この記事では、今回の移転プロジェクト推進メンバーの、環境推進チーム平沼さんと大江さん、お二人へのインタビューを通して、オフィス移転の背景や設計のこだわり、実際に移転後のオフィスで働いてみた感想をお届けします。
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平沼さん(写真左):2022年2月にコドモンに入社。環境推進チームにて快適で効率的な職場環境の整備を推進。現在は兼務で広報業務も担当。
大江さん(写真右):2023年新卒にてコドモンに入社。環境推進チームにてオフィス環境の整備を推進。現在はリモート環境の整備も含めたワークプレイスの最適化を推進しながら、社内のコミュニケーション活性化につながる施策の検討も進めている。
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※ こちらは2025年6月13日にnoteに掲載した記事を一部再掲載しております。
目次
- オフィス移転を考えたきっかけ 
- 新オフィスのコンセプト~自然と人が集まり、思わず話したくなる空間~ 
- オフィス移転から3か月経った今 
- さいごに 
オフィス移転を考えたきっかけ
2020年に田町オフィスへ移転してから約3年。組織拡大とともに、「収納スペースや会議室の不足」「社員同士の偶発的なコミュニケーションが減っている」といった課題が顕在化していました。
オフィス環境の改善など検討を続けていた折に、前オフィスで入居していたビルの取り壊しが決定し、「オフィスアップデートのチャンス」と捉え移転を決断。そしてオフィス移転プロジェクトが発足され平沼さん・大江さんを中心に移転に向けたプロジェクトが始動されました。
社員数の推移
大江:移転前のオフィスでは、会議室やフォンブースが不足していたり、オープンスペースのランチの利用など十分なスペースが確保できていない課題もあり、メンバーが困らないように改善しようと検討しました。
平沼:働き方が多様化していく中で、“集まる意味があるオフィス”をどう作っていくかも考える必要がありました。
新オフィスのコンセプト~自然と人が集まり、思わず話したくなる空間~
ー今回のオフィス移転はどのようなコンセプトで設計したのですか?
平沼:今回のオフィス移転で掲げたテーマは、『人が自然と集まり、思わず話したくなる空間』です。コンセプトは代表小池とも議論を重ねましたが、出社してコミュニケーションをとってほしい想いもありつつも、子育て中のメンバーや遠方在中メンバー、リモートメインで業務をしているメンバーも多く、、多様な働き方が選択できる状態も残したく、「出社はあくまで自発的なもの」という前提で、「でも、集まるといいことあるよね」と感じてもらえる環境にしたかったんです。分野の違うチームの会話で新しい発想が生まれたり、メンバーの横で業務することで学習速度が上がったり。そういう偶発的なつながりが出社の価値だと思っています。
大江:対面だからこそすぐに解決できるなど、生産性の向上に寄与するケースもあると思っています。しかし、そのような機会を強制的に設けるのではなく、「オフィスが魅力的であるから自発的に出社したい」、そして結果として自然なコミュニケーションが生まれ、生産性の向上につながるという状態に持っていけるといいなと考えてました。
ー設計の中で大事にしたことなどはありますか?
平沼:以前のオフィスでは均一に縦にデスクが並んでいる状態でした。そのため電話の際周りの声が気になる、開発ではペアプロする際にペアで業務しやすい環境が少ないなどの声があり、社員にアンケートや個別にヒアリングをしながら「業務に併せて場所を選べる」を意識して設計しました。そうしたことで、新オフィスでは無意識に顔を合わせる場所や導線ができ、偶発的コミュニケーションを増やせるようになったと感じています。 
また前のオフィスのコンセプトの「積み木」も引き継ぎつつも、Visionや行動指針を視覚的に表現したりメンバーが愛着を持てるような温かみある空間にアップデートをかけていきました。
社員からのアイディアはslackチャンネルで回収
Vision/Mission/行動指針 はいつ誰もが見れる状態に
横並びで業務ができるスペースも
ー移転を振り返って、大変だった点・今後に活かしたい点はありましたか?
大江:オフィス移転経験者がいない中でのプロジェクト推進だったため、ノウハウがなく今思うと「もっと効率的にできたな!」と振り返ることも多くありました!他社のオフィス見学などもさせていただいたりして情報は収集していましたが、パース(完成予想図)をもう少し詳細に詰め、認識合わせなどできたらよりスムーズだったかな!などと改善できる点はあったと思っています!
平沼:移転前に全社アンケートを実施していて、「こうしてほしい」という声をたくさんもらえたのは良かったです。ただ、それをどこまで反映するか、予算とのバランスも含めて悩みました。あと、地味に大変だったのは会議室の名前を決めることですね(笑)。コドモンらしさと、覚えやすさのバランスに苦戦しました。また、社内報を12月から3号分だしたのですが、メンバーから「楽しみにしてるよ~」とよい反応も沢山もらいました。次回移転をする際は、もっとメンバー向けの発信を工夫し、より楽しみに待ってもらえるようにしたいです!
会議室には「lounge」「gallery」などの名前が付いています
「gallery」には、東京・宮崎の過去含めたオフィスの写真を展示
オフィス移転から3か月経った今
ーオフィス移転をして3か月。活用事例・社員の声はどうですか?
平沼:カフェスペース、芝生エリアのランチ時の活用が前オフィスよりかなり増えました!カフェスペースの収容人数が増え、音響などの設備も以前よりも良くなっているので、今後はイベントなども増えるといいなと思っていますし、より活用しやすくなるような検討も重ねたいです!
カフェスペース
新メンバーの初日のウェルカムランチを実施している様子 (ウェルカムランチ制度:新メンバーの入社初日に一緒にランチをする制度。一人1000円まで補助が出ます!)
開発メンバーのMTGの風景
大江:ゼネラルマネージャー席を廃止した結果、執行役員やゼネラルマネージャーの隣にメンバーがいるといった状況が見られるようになりました。これにより、物理的な距離が縮まったことで、両者間のコミュニケーションが以前と比較してとりやすくなり、活発になったという印象を受けています。
さいごに
ーオフィス移転を振り返り最後にお二人からメッセージをお願いします!
平沼:無事オフィス移転はできましたが、まだまだ改善の余地もあると思っています。使ってみて初めて気づくことも多いので、日々の業務の中で気づいた点はフィードバックしてもらえると嬉しいです。移転して終わりではなく、これからも、メンバーが働きやすく、そして企業としても成長できるオフィス環境を目指して、改善を続けていきたいです!
大江:こういう場所があるから働きやすいって思ってもらえるように、今後も整えていきたいです。既存のメンバーだけでなく、これから仲間になってくれる方やオフィスに遊びに来た方にも、この場所を好きになってもらえたら嬉しいです!
新しいオフィスで、これからどのような会話やアイデアが広がっていくかとても楽しみです!平沼さん、大江さん ありがとうございました!!
 
 
