※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
こんにちは! カンリーでエンジニア採用を担当している宮本です。今回はイベントレポートをお届けしたいと思います。
2、3ヶ月に一度、開催している「クラフトビールを楽しむLT会」は、おかげさまで毎回、大盛況! 今後もずっと続けていこうと思っているのですが、一方で、常に挑戦もしていきたい! というわけで、新しい取り組みをしてみることにしました。
イベントに冠した名は、CANLY TECH HUB。LTを通じて世の中に広くナレッジを提供することで、エンジニアの成長や業界全体のレベルアップに少しでも貢献できたらいいな、という思いを込めています。
…と、背景はこのくらいにして、さっそく8月7日(木)に実施したイベントの様子をお伝えいたします!
▼第3回クラフトビールを楽しむLT会の様子はこちら
▼イベントページ
やっぱり...最初は乾杯!
カンリーのLT会では、登壇の前に乾杯をするのが恒例になっています(お酒を飲んだり、おつまみを食べながら、リラックスしてほしいという思いがあるとかないとか笑)。まぁ、理屈はどうでも良くて、とりあえず楽しみましょう!というわけで、今回もCTOの小出による乾杯からLT会が始まりました。
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LT会の案内は初司会となる小泉、その後、角谷にバトンタッチをして会社説明が続きます。いつもならこのあとすぐ登壇が始まるのですが、今回は趣向を変えて、参加者同士で自己紹介をしてもらいました。
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最初に自己紹介をしてもらうのは、お互いを知ることで、興味を持ってもらいやすくなるかな、という意図があります(何事もトライアンドエラーが大事、ということで、次回はまた違う取り組みをしているかもしれませんが…)。
主催LT 【MCPツールを活用したAWSコスト管理】
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Canly Tech Hubでの最初の登壇者は、SREチームの有村です。入社してまだ3ヶ月ほどですが、イベント運営にも積極的に参加してくれていて、満を持しての初登壇になります。
発表したテーマは、AWSのコスト分析。Cost Explorerだと詳細な分析ができない、クエリを使った分析だと環境構築や実行にコストがかかる…といった課題をMCPで見事、解決した方法を説明してくれました。
コストに関してはみなさん意識が高いようで、「ビジネスモデルに即した改善案をAIが出してくれるのか気になる」「実際にコスト削減できたのか?」など、たくさんのコメントや質問がありました。まだ始めて1ヶ月とのことなので、続報を(私も)期待してます!
LT① 【tripo-mcp × Cursorで始める、手軽な3Dモデル生成の世界】
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ゲスト登壇の1人目は、Qiitaでデザイナー/マネージャー/PdMを務めている出口さん。「3Dモデル、3DCG作ったことありますか?」という問いには、会場の約半数が手を挙げていて、興味関心の高さが窺えます。
そんな中、出口さんが話してくださったのが、Tripo MCP(Tripo AIをAIエージェントが使えるようにしたもの)で3Dモデルを作る方法です。
実際に試したプロンプトやアウトプットを見せながら、出力に時間がかかるとか、テキストに引きづられがちなど、実体験をもとにした注意点やアドバイスを紹介してくれました。詳細はぜひ、スライドをご覧いただければと思います。
LT② 【プロダクトで利用するMCPのガードレール】
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続いては、AWS community buildersにも選出されるなど、積極的な発信や登壇をされているaki.tsさん。テーマは「MCPとガードレール」とのことで、プロダクトでMCPを利用されている実例の発表でした。
導入のきっかけは、自社サービスの課題をDeep Resarchを実装することで解決しようとしたところ、機密情報がMCPサーバーに渡る可能性があるという法務審査でひっかかってしまったとのこと。そこで取り入れたのが、ガードレールの仕組みだったそうです。
ガードレールとはどんなものなのか、また、どのように動くのかについては、ぜひ、登壇資料をご覧いただければと思います。
LT③ 【新卒エンジニアが挑んだ、Cursor × FigmaMCPでの高速UI実装】
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トリを飾ってくださったのは、総合職で新卒入社して、まさかのエンジニア配属になったというmegumi_iさんです。自分ではエンジニアになるとは思っていなかったものの、1年間、前向きに取り組んだ結果や学びを発表してくださいました。
取り組んだのはCursor × FigmaMCPでのUI実装で、なんと7.5人日から約2人日へと大幅に工数削減!
さらに、
・PJT観点:PJT全体の意思決定速度が向上
・個人観点:学びのスピードが向上
というメリットも実感できたそうです。
* * * * * * *
なお、技術を打ち出したイベントということもあり、1人あたりの発表時間は「クラフトビールを楽しむ会」の2倍の10分に設定しました。持ち時間が長い=詳しく話せることから突っ込んだコメントや質問が多くなり、登壇者と参加者の満足度はかなり高く、大いに盛り上がりました。
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1時間たっぷり、技術について語り合う
「クラフトビールを楽しむLT会」では自己紹介を兼ねたゲームが名物になりつつあります(前回は、自己紹介BLACK JACK)が、Canly Tech Hubでは、あえてゲームはせずに参加者同士で話せる時間をたくさん作りました。
その結果、そこかしこで、お互いの仕事についてだったり、AIをどのように使っているのか、また、AIそのものに対する考え方などを熱く語り合う光景が見られました。Canly Tech Hubでは、今後もAIを中心にしたテーマでLT会を実施していきたいと考えていますので、「こんなテーマでやってほしい!」などご希望がありましたら、ぜひ、お伝えください。
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(ここまでCanly Tech Hubの話をしてきて、いきなり感はありますが...)最後に、次回イベントのお知らせです!
10月9日(木)18:30〜第4回クラフトビールを楽しむLT会を開催します!
お酒を片手にLTを聞いたり、ゲームをしたり。初めての方でも楽しめるような雰囲気づくりをしていますので、気軽にご参加いただけると嬉しいです!
▼申し込みページはこちら
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LT会以外でもお話ししたい方、大募集中です!
カンリーでは、一緒に働く仲間を募集しています!
LT会で出会ったメンバーともっと話したい、カンリーのことをもっと知りたい、という方は、ぜひ、以下の連絡先よりご連絡いただければと思います。
(次回LT会へのご参加もお待ちしています!)
角谷: @web_motsu
小泉: @__wknkizm__
カジュアル面談をご希望の方: