どんな組織でも、どんなチームでも、人が何人か集まれば、リーダーという存在が出てくる。
社長も部長も課長も室長もチームリーダーなど、会社であれば(会社でなくとも)いろんな名前のリーダーがいるが、
どの立場であれ大事なことは皆一緒。
チームを統率するうえで最も大切な心得
それは、チームメンバーの心にポジティブなパワーをみなぎらせることに他ならない。
人からパワーを奪う人
では、ポジティブなパワーとはどのように出てくるのか。
メンバー指導という観点で考えてみる。
メンバーを指導するときに、
いかにその人がイケてないか、いかにその人が絶望的かを
一生懸命に説く人がいる。
「それでもはいあがってこい!」というメッセージだと思うが、
この説得方法が成功した暁に、相手が得られるものは「絶望感」と指導者への「不信感」だ。
なぜ、その後輩は期待されたことができないのだろうか?
答えは簡単だ。
できないものは、できない。
そこに理由はない。それだけのことだ。
できない上に、絶望感と不信感を植え付けられたメンバーが、チームに貢献できるだろうか?
おそらくその後輩は、本来できるはずのパフォーマンスすら発揮できなくなってしまうだろう。
これでは後輩のパワーを奪うだけである。
人にパワーを与える人
では、反対に絶望させることをやめてみたらどうか。
人間誰にでも得意な分野、人より秀でている分野があるはずだ。
できない部分を指摘し続けるのではなく、
その得意分野を過度にまで勘違いするまで褒め続けてみよう。
相手が過度な自己肯定感を持つにまで、
むしろ、イリュージョンでいい、そんな環境を創り出してみよう。
どうなるか?
その人は、劇的な成長を遂げるだろう。
それが、人にパワーを与えるということだ。
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