こんにちは、エンジニアリングメンター室の海老澤です。
「エンジニアリングメンター室」はエンジニアがエンジニアを応援するオフィシャルな部署です。
過去の活動内容はこちらをご覧ください!
https://www.ap-com.co.jp/blog/archives/tag/eng-mentor
エンジニアリングメンター室では、今年の目標の1つである「エンジニアの目線から新しい仲間を増やす」の一環として、座談会を開催しており、今回で2回目の開催となります。
NetDevOps座談会「進化するネットワーク運用の最前線」
エーピーコミュニケーションズでは、現在ネットワークエンジニアを絶賛募集中です。未経験・微経験の方のご応募も受け付けております!
「未・微経験で入社してやっていけるかな……」という不安をお持ちの方も少なくないと思います。
今回は、20代でエンジニア未・微経験からAPCに入社したエンジニア4名に、入社前に抱えていた不安についてや、その不安がAPCで解消されたのか否かなど、ざっくばらんに話してもらいました。
目次
<メンバー紹介>
未・微経験者が抱える不安
未・微経験者を後押しするAPCの文化
成長を実感!APCで得られるスキルと経験
成長のカギはマインドセット
APCで叶える未来のキャリア
座談会の所感(海老澤)
<メンバー紹介>
山本 雄斗(左上)
役割・担当:エンドユーザ様のNW運用支援・構築業務
過去の担当業務:ISP様のNW運用業務
ランニングを続けており、最近のランニングウォッチの計測によると私の運動年齢は18歳だとか。
アラサーですがまだまだ10代には負けません!
渡辺 大祐(右上)
役割・担当:顧客ネットワークの構築・運用・保守業務
過去の担当業務:ISPのNW運用・保守業務
Ciscoの資格は持っているが、Cisco機器に触れたことが無いのがネック。
最近購入した本は、「勝ち方がわかる馬券の教科書」です
武田 宗大(左下)
役割・担当:NW検証業務
過去の担当業務:NW保守・監視業務
休日はバイクで走り回って写真撮影に勤しんでいます。
キャンプではコーヒーを淹れるより、抹茶を点てる派です。
坂尻 菜々美(右下)
役割・担当:回線開通業務
エンジニア歴はまだまだ浅いですが、いろいろなことを経験させてもらい、充実した日々を過ごしています!
未・微経験者が抱える不安
海老澤:今回は「ジュニアエンジニア座談会」ということで、20代でエンジニア未経験または微経験からAPCに入社され、現在現場でご活躍されている皆さんに集まっていただきました。皆さんは、まだ未経験だったころの記憶も新しいと思うので、エンジニアになりたての頃にどんな不安を感じていたのかを聞かせてください。
山本:私の前職は経理で、異業種から転職してAPCに入社しました。私が不安に感じていたのはキャリア面でした。転職にあたってネットで未経験者のキャリアについて調べると、「未経験者はマニュアル化された業務から始めることが多く、そこからレイヤーを上げていくことが難しい」とか「一人でお客様先に常駐させられて、周りに頼れる人もおらず苦労した」とか、ネガティブな話が少なくなかったのでそこが不安でした。
武田:まさに、私の前職が「マニュアル化された業務」でした。夜勤と日勤を繰り返すシフト勤務だったので、体調的にも辛いし、集中して勉強する時間やプライベートの時間も取れないしで、このままではいつまでたっても”微経験者”のままだというキャリアに対する不安を抱えていました。
渡辺:私も異業種から転職してこの業界に入りました。APCに入社した時点ではまだ業界経験が浅く、”微経験者”というレベルでした。知識も経験も乏しいことを自覚していたので、担当する業務をやり切れるのかとか、失敗したらどうしようとか、そういった不安でいっぱいでしたね。
坂尻:私の場合はちょっと特殊なパターンだと思うのですが、IT業界に入って3ヶ月目で上流工程の案件に配属されました。しかも、ゼロトラストの案件と大手企業の社内ネットワーク構築案件の2つを掛け持ちで、ベンダーコントロールや試験項目の作成などを任されました。さすがに実力が足りなさ過ぎて、自分の実力に合わせて着実に経験を積んでいきたいと思い、APCへ転職することにしました。
未・微経験者を後押しするAPCの文化
海老澤:大きく分けると「実力や経験がない中で、実務についていけるのか」と「自分のキャリアは開けているのか」というのが、不安な点だったようですね。では、そのような不安を抱えた状態でAPCに入社してみて、どのように感じられましたか?
山本:そうですね、転職前にインプットしていたキャリアに関するネガティブな話と真逆で驚きました。APCには色々なプロジェクトがあって、運用の側面が強いプロジェクトもあれば、上流工程がメインのプロジェクトもあります。もちろん好き勝手に異動できるわけではありませんが、異動できるように自分でしっかりと準備をして意思表示をすれば希望のキャリアを積んでいける環境だと感じています。そういう意味で言うと、自分が感じていた”キャリアの不安”は解消されている環境だと思います。
海老澤:そうですね。新しい技術を触るとか、上流工程にチャレンジするとか、手を上げれば後押ししてくれる文化がAPCにはありますよね。
渡辺:あとは、失敗を受け入れるような雰囲気とか、チームとしての一体感をもって業務に取り組む雰囲気とかもありますよね。「失敗したらどうしよう」という不安を抱えていた身としては安心して仕事ができるし、APCの魅力の一つだと入社して改めて感じました。
坂尻:私の場合は、1から学べる研修体制がしっかり整っているというのも、入社して良かった点ですね。
成長を実感!APCで得られるスキルと経験
海老澤:APアカデミーをはじめとして充実した研修制度は、APCの強みの一つだと思います。では、未・微経験でAPCに入社されたあと、技術的な観点で自分自身の成長を感じた時というのは、どのような時ですか?
山本:私はAPCへ入社する前にCCNAを独学で取得したのですが、当時はとにかく知識を詰め込むだけでした。今は業務の中で「これはCCNAのあそこの分野だな」という感じで、点と点が結びついてくる感じがしています。知識を詰め込んでいた時よりも、今の方が「学習してる」という感じがして強く成長を実感しています。
海老澤:点と点がつながって線になる感じ、ありますよね。「スタティックルートを組みなさい」って言われて、スタティックルートが何で、どんなコマンドを書けばよいかを分かっていても、それを設定する前に何を確認しないといけないのかとか、どうやってそれを確認するのかとか、そういうことも含めて実務になるので、CCNAを持っているからと言って現場で即戦力になるかというと、ちょっと難しい。
武田:本当にそのとおりですよね。前職で実機を触ることはなかったのですが、APC入社前にCCNPの片方を取っていたので、ある程度の実務はできるんじゃないかと思っていたのです。ところが業務が始まってみると、設計書やコンフィグを見ても何が何やら……という感じで、全然わからないことばかり(苦笑)。とにかく調べまくったり、チームメンバーに教えてもらったりして、一連の業務ができるようになっていった、という感じでした。
渡辺:私も山本さんのように、点と点が線になる経験をしました。つい先日なのですが、急遽、踏み台サーバーを構築しなければならなくなりました。この時に改めて、踏み台サーバーはどういう役割で働いてるのか、SSHの設定ファイルにはどんなことが書かれているのか、などについて学習できました。もともとネットワークの道に進みたいと思っていたのですが、今の業務ではサーバーの知識も得られるので、とても良い経験ができていると思っています。
坂尻:実機に触れることで学べる事って、とても多いですよね。特にトラブルシューティング。例えば、PINGが飛ばないとか、このインタフェースがずっとダウンしているとか、そういったトラブルに直面したときに、「これが正常の値でこれが異常値だから、ここが問題じゃないか」と原因を特定できるようになったのは、成長できたと感じています。
海老澤:トラブルシューティングに燃えるエンジニアは多いですよね。では、技術以外のスキルについてはどうでしょうか?
渡辺:先日、お客様の検証環境でセキュリティリスクの高い構成を発見し、改善の提案を行いました。その際、提案の背景を丁寧に説明したり、検討に必要な情報としてコスト面や実行における選択肢を提示したりすることで、より具体的で納得感のある提案ができたと感じています。こうした経験を通じて、コミュニケーションスキルやロジカルシンキング力、さらにお客様の立場に立って物事を考える力が、以前の自分と比べて確実に成長していると実感しています。
成長のカギはマインドセット
海老澤:未・微経験者がIT業界で成長していくために、持っていた方が良いマインドってなんだと思いますか?
山本:異業種からの転職となると、自分より年の若い方が、既に自分よりも長いキャリアを積んでいる環境に飛び込むわけなので、「学習し続ける姿勢」は絶対に必要だと思います。差はすでに開いてしまっているので、それを少しでも埋める努力もしていかなけらばと日々感じています。
海老澤:学習し続ける姿勢は、未経験の方に限らず経験者にも必要なことですよね。
武田:似た感じになりますが、私は「向上心」が一番大事だと思います。学ぶこともそうですし、特にAPCには挑戦を後押ししてくれる社風があるので、経験の長さに関係なく向上心がある人ほど色々なチャンスを得て活躍されています。
渡辺:未経験者に限らずですが、業務において「目的意識」を持つことが重要だと最近感じています。仕事に対するスタンスとして、自分の仕事を「誰かから与えられたもの」としてとらえ、業務の内容や背景を考えずにこなしていくのも一つかもしれません。でも、その業務の意義やそこから生まれるお客様の利益を考えることができれば、どうすればより良い結果を出せるのかを考えそのためにすべきことがたくさん見えてくると思います。APCは、手を挙げれば誰でも機会を得ることができる会社ですので、そういった機会を逃さないためにも、まずは業務に対するマインド、自分の仕事に対する目的意識を持つことが重要だと感じます。
坂尻:私がお伝えしたいのは、「楽しむ」ということです。未経験だと当然わからないことだらけだと思いますが、難しく考えすぎて辛くなってしまうのはもったいないと感じます。自分自身が成長できることを楽しんで、それを目標に向上心を高めて進んでいけることをマインドセットにしていただければ良いのではないかと考えています。
海老澤:そうですね、楽しむことは大事ですよね。皆さんの話を聞いていると、皆さんが仕事を楽しんでいるのがすごく伝わります。楽しむことは成長していくための要因の一つになると改めて感じました。
APCで叶える未来のキャリア
海老澤:最後に、未経験でIT業界にチャレンジしようとしている方にメッセージをお願いします。
山本:不安なことがたくさんあると思うのですが、APCにはそういった不安を解消できる環境も整ってますし、本当にチャレンジすれば成長できる機会や楽しく仕事できる機会も溢れていると思うので、ぜひそこを思い切って挑戦していただきたいなと思います。
渡辺:エンジニアメンター室や上司との1on1といった、積極的に自分の意見や思いを取り入れてくる環境や雰囲気は非常に整っている環境のおかげで、私は今、本当にストレスフリーで業務ができています。APCは自分が思い描いているビジョンを本当に叶えることができる環境が整っていますので、ぜひチャレンジしていただきたいです。
武田:APCは先輩方やバックオフィスの方も、困ったことがあったら助けてくださる方ばかりで、挑戦しやすい空気感があると思います。向上心あふれる方にはぴったりの会社だと思います。
坂下:ネットワークだけでなく、自動化やゼロトラスト、クラウド系などもやっていて、いろんなビジョンが描けるのが、APCの特徴の一つだと感じています。また、一人一人に対するキャリアサポートもかなり充実していて、自分のビジョンに迷った時に相談できる上司の方や、同期の方もいるので、迷ったら相談できる環境も整っています。この部分については不安を感じずに入社していただける会社なので、キャリアを大切にしたい方にもおすすめできます。
座談会の所感(海老澤)
今回の座談会を通じて、未・微経験でAPCに入社した皆さんがどのような不安を抱え、それをどのように乗り越えてきたのかを改めて知ることができました。転職前の「自分にできるだろうか」という不安やキャリアへの迷いは、誰しもが抱えるものですが、APCの社風や制度が、そうした不安を多少なりとも払拭できていると知れて嬉しく感じました。
この記事が、エンジニアへの転職を考えている方の不安も払拭できれば嬉しいです。
* * * *
興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご連絡ください!
まずは「カジュアル面談」でお話しましょう。