2023年4月5日〜7日に開催された「第32回Japan IT Week 春」内の「第20回 情報セキュリティEXPO 春」にて、当社の強みであるネットワークテスト自動化、ITインフラ自動化に関するプロダクトとサービスを出展しました。
今回は、実際に参加した当社プロフェッショナル職エンジニア中山より、イベント当日の一部の様子をお届けします。
展示会全体の様子
当日は、雨や強風などあいにくの天気ではありましたが、多くの方にお立ち寄りいただきました。
コロナの影響も薄れつつあるのか、初日から多くの方が来場し会場内の通路も人で溢れ、各社ブースが盛り上がっていた印象です。
実際に会場にいると、来場者数はコロナ以前のように戻ってきているように感じました。
デモの内容
今回は、以下のようなデモを行いました。
・機器のインターフェースの状態を確認するデモ
・インターフェースの有効化・無効化をするデモ
・ping を実行するデモ
また、上記のほか、今回から新しいデモを追加しました。
【ワークフロージョブテンプレートを使用したデモ】
いままでは、インターフェースの状態を確認するデモやインターフェースの有効化・無効化するデモなどは、単独のジョブテンプレートでデモをしていましたが、今回からはジョブテンプレート同士を接続したワークフロージョブテンプレートを使用するデモに変更しました。
ワークフロージョブテンプレートの利点としては、事前確認、設定、事後確認を一気に行えることと、「成功した場合はこのジョブを実行」「失敗したらこのジョブ」といったように、ジョブテンプレートの結果で条件分岐させることができます。
また、ジョブテンプレートの間に「承認ノード」というものを追加して、「続行することを承認するか、否認するか」の選択を行えるようにしました。
【Cisco 機器のほか、マルチベンダーに対応したデモ】
ジョブのSurveyという機能を利用して、ジョブテンプレート起動時にどの機器で実行するか選択することができるようにしました。また、Ansible からマルチベンダーに実行できるようにしました。
【ジョブの実行結果を Slack に通知するデモ】
ジョブテンプレートの実行結果をSlackなど、Webhookを通じて通知を送信することができます。
Slack以外にも、メール送信することやGrafanaに送信することも可能です。
お客様からの言葉
ご来場いただいたお客様からは、以下のような意見がありました。
「運用で使うにはとてもいいですね」
「自動で実行できるのは運用が楽になる」
「ワークフロー(事前、作業、事後)が組めるのでとても自動化しやすいですね」
「切り戻しにも自動化できそう」
また、自動化のニーズとしては、以下のような意見がありました。
「自動化を促進したいけどやりかたがわからない」
「人材不足でなかなか難しい」
「自動化を進めてはいるけど、難しくて手動でやってしまっている」
次回は Interop Tokyo 2023 にも出展しますので是非当社ブースにお立ち寄りください!
デモの内容を増やす予定なのでお楽しみに!